女性のインターネットユーザーは、オンライン空間を安全な場所と感じる人の割合が男性に比べて低く、さらに嫌がらせの悪影響を受ける可能性も高いことが、英国の政府機関、Ofcom(放送通信庁)による調査で明らかになった。Ofcomでは6600人を超える13歳~85歳の英国人を対象に調査を行い、ソーシャルメディア、ゲーム、ニュース、ショッピングプラットフォームをはじめとするオンライン体験の良い点と悪い点を追跡した。 Ofcomの最新の年次レポート「Online Nation」によれば、女性は男性と比べて、ボディイメージ、体重、自傷行為、女性嫌悪に関する有害なコンテンツに遭遇するケースが多いことが分かった。男性はオンライン詐欺、フィッシング、偽情報、暴力に関するコンテンツを目にする機会が多いのに対して、有害コンテンツに不安や苦痛を感じる割合が高いのは女性だった。「女性の5人に2人以上(43%)が、オン