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  • 活字中毒R。

    『ゼロリスク社会の罠』(佐藤健太郎著・光文社新書)より。 【怪しい話かどうか見分けるポイントとして、「分母が示されているかどうか」ということがあります。 多くのケースでは、「××によって20件の事故が起きた」というだけの報道がなされますが、これが50件中20件の事故であるのか、1000万件中20件であるのかで話は全く変わってきます。 数百メートルの上空から落ちてきた一滴の水が、ある人の頭に当たるリスクは限りなくゼロに近いといえます。 しかしひとたび雨が降ってくれば、我々はあっという間にびしょ濡れになります。ひとつの雨粒が当たる確率はほぼゼロでも、雨粒の数はとてつもなく多いからです。分母(雨粒の数)がとてつもなく大きくなれば、分子(頭に当たる数)もそれにつれて大きくなるのが当然でしょう。 昔、超能力ブームのころに、こんな番組がありました。超能力者を名乗る人物が、テレビカメラの前で、「今からあ

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    oooooooo 2012/09/30
    クロノスタシスもあるだろうし
  • NHK_PR 1号さんの「もっとも印象に残っている失敗」 - 活字中毒R。

    『中の人〜ネット界のトップスター26人の素顔』(古田雄介著・アスキー)より。 (「ネット界のトップスター」たちへのインタビューをまとめた書籍から。NHK広報局の「中の人」NHK_PR 1号さんの回の一部です。企業アカウントでありながら、「ツイッターでは、あえて尖ったトーンを落とさないように意識している」という話に続いて。インタビュアーは古田雄介さん) 【――波風を抑えるのと逆向きの対策ですね。その部分をNHK公式アカウントで通すには、ご自身の覚悟や対応力もさることながら、局内の理解が必要ではないですか? NHK_PR 1号(以下「1号」):そこは問題ないですね。職業柄、みんな賛否の意見が出ることに慣れていると言いますか、職場では「誰もが『いい』という番組を作っちゃいかん」と教えられていますから。 NHKでは多様な放送を出すのが使命だと考えていて、実際『おかあさんといっしょ』も『NHKスペシ

  • Macの「壊れやすいパーツ」に対する、アップル社の「発想の転換」

    『予防接種は「効く」のか?』(岩田健太郎著・光文社新書)より。 【ゼロリスクを考える時、僕が思い出すのはアップル社のコンピューター、Macです。Macのノートブック型のコンピューターを僕は愛用しています(こんなにスティーブ・ジョブズに貢いで〔投資して〕宣伝もしているのに、アップル社からは何もいただいていませんが……)。 Macは使いやすいコンピューターですが、一つ大きな欠点がありました。電源コードとコンピューターとの接続部です。ここを頑強なプラグで接続していたのですが、足を引っかけたりするとプラグがひんまがって使えなくなってしまうのです。僕も昔、これでコンピューターを壊したことがあります(涙)。 これについて、世界最高レベルのコンピューターの作り手が対応しましたが、どうもうまくいかない。 彼らの普通の思考だと、「壊れるものは、もっと強くして壊れないようにしよう」と考えます。 「もっと強靭で

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    oooooooo 2011/01/26
  • 活字中毒R。

    『未来への周遊券』 (最相葉月/瀬名秀明 共著・ミシマ社) より。 (1年半にわたって産経新聞で連載された、最相さんと瀬名さんの往復書簡を1冊にまとめたの一部です。最相さんから瀬名さんへの「生命の未来に迫る滅亡の危険」という回より) 【瀬名さんの手紙の最後にあった、「ただひとつだけ光速を超えられるものがある」という一節を読んで思い出した親子の会話がある。その息子は科学雑誌が大好きで、ある日、身につけたばかりの天文学の知識を父親に披露しようと得意気に解説した。今見えている星は現在そこにはなく、距離によっては十年前、百年前の姿なんだよと。すると、それを聞いた父親はやさしくこう返した。「なるほど、見る場合はそうかもしれないな。しかし、考える場合はどうだ。今地球のことを考えている。つぎに遠い星のことを考える。これにはなんら時間を要しない。人間の思考は光より速いということになるぞ」 息子は一瞬きょ

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    oooooooo 2010/06/12
    「なるほど、見る場合はそうかもしれないな。しかし、考える場合はどうだ。今地球のことを考えている。つぎに遠い星のことを考える。これにはなんら時間を要しない。人間の思考は光より速いということになるぞ」
  • 活字中毒R。「おねだり機能」で、驚異的な成果を出しているネット通販ブランド

    『使ってもらえる広告』(須田和博著・アスキー新書)より。 【もうひとついい例がある。女性の下着を扱うトリンプが、ウェブ限定通販ブランド「desir」のサイトに「おねだり機能」というサービスを加え、驚異的な成果を出しているという。 どういうものかというと、このサービスでは、女性が自分の欲しい下着をオンラインショップで申しこむと、彼氏に”おねだりメール”が送られる。そして彼女に”おねだり”された男性は、メールのリンクからそのまま購入画面へと進み、決済するという仕組みだ。 もちろん、男性側は購入画面で決済に応じなくてもいいのだが、その選択にはそれなりの覚悟が必要とされそうだ(笑)。 で、驚いたのは、そのコンバージョーン率(決済率)だ。なんと、80パーセントに迫る勢いだという。実に恐ろしい、いや、素晴らしいサービスだ。その概要を聞いただけで、効果が目に見えるというか……。 私の考える”今日的な広告

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    oooooooo 2010/03/10
    「おねだり機能」で、驚異的な成果を出しているネット通販ブランド / コンバージョーン率(決済率)だ。なんと、80パーセントに迫る勢いだという。
  • 活字中毒R。

    『下流志向』(内田樹著・講談社文庫)より。 【答えることのできない問いには答えなくてよいのです。 以前テレビ番組の中で、「どうして人を殺してはいけないのですか?」という問いかけをした中学生がいて、その場にいた評論家たちが絶句したという事件がありました(あまりに流布した話なので、もしかすると「都市伝説」かもしれませんが)。でも、これは「絶句する」というのが正しい対応だったと僕は思います。「そのような問いがありうるとは思ってもいませんでした」と答えるのが「正解」という問いだって世の中にはあるんです。もし、絶句するだけでは当の中学生が納得しないようでしたら、その場でその中学生の首を絞め上げて、「はい、この状況でもう一度今の問いを私と唱和してください」とお願いするという手もあります。 世界には戦争や災害で学ぶ機会そのものを奪われている子どもたちが無数にいます。他のどんなことよりも教育を受ける機会を

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    oooooooo 2009/10/31
    正直、僕はこういう「他人の命なんて、どうでもいい」「自分はつねに『殺す側』だという想像しかできない」人間を「言葉だけで理解させること」が可能なのだろうか?と思うんですよ。
  • 活字中毒R。: 2009年09月08日(火) ■ しかし、本がある。どんなときにも読書というものがある。

    『<狐>が選んだ入門書』(山村修著・ちくま新書)より。 【一個の作品として光るを読むことの幸福。そのことを考えるとき、私がいつも思い出す一篇の詩があります。フランスの作家ヴァレリー・ラルボーの書いた『罰せられざる悪徳・読書』(岩崎力訳、みすず書房)に引かれた「慰め」という散文詩です。作者はローガン・ピーアソール・スミスというアメリカ生まれの詩人、文法学者です。 詩の主人公「私」はある日、打ちひしがれた気持ちで地下鉄に乗りこみました。かれがどうして打ちひしがれているのか、それは分かりません。かれは、私たち人間の生活にどんなよろこびがひそんでいるか、しきりに考えます。しかし、ほんのすこしでも関心を払うに価するよろこびが、生活のなかにあろうとは思えませんでした。酒もだめです。べものもだめです。友情もだめです。愛もだめです。 駅に到着しました。エレヴェーターで、地上にのぼっていかなくてはなりま

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    oooooooo 2009/09/15
    読書がもたらしてくれるあの微妙・繊細な幸福のことを。それで充分だった、歳月を経ても鈍ることのない喜び、あの洗練された、罰せられざる悪徳、エゴイストで清澄な、しかも永続するあの陶酔があれば、それで充分だ
  • 活字中毒R。:「ゆとり教育世代」への質問、「あなたは30年後、どういう夢を抱いてますか?」

    『新・資論』(堀江貴文著・宝島新書)より。 【堀江貴文:僕、最近、もうひとつ大きな視点で見ていて、ゆとり教育っていうものの弊害が当に出始めてるっていうのがあるんです。知り合いの新卒を採用してる会社では結構な問題になっているんですけど、今年から大学の新卒はゆとり教育世代が10年間続く、と。 で、実際に採用活動をやってみると、一人も採れてない。なんで採れないかって質問したんですよ。そうしたら、最終面接みたいなところで、「あなたは30年後、どういう夢を抱いてますか?」みたいなことを訊ねると、「笑顔」って答えてくるらしいんですよ。 インタビュアー:気で笑顔って言ってるんですかね? 答えに窮してとかじゃなくて? 堀江:だから、「笑顔って何?」って聞くと、「いや、なんか、家族とか周りの人たちがみんな笑顔でいられるようになりたい」って言う。 インタビュアー:ああ、気なんですね。ただ、まあ、いま風

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    oooooooo 2009/08/31
    あなたは30年後、どういう夢を抱いてますか?
  • 活字中毒R。:河合隼雄・文化庁長官の「本当の祝辞」

    『「空気」と「世間」』(鴻上尚史著・講談社現代新書)より。 【入学式、卒業式、終業式、入社式、いろんな儀式で、その中身、つまりは、校長先生や社長のスピーチに感動し、今もずっと覚えている人は日中に何人いるでしょうか。たいてい、そのスピーチは、当たり障りのないことを言います。もしくは、お葬式のお経や御祓いの言葉のように、一般人には意味不明の言葉が続きます。 そういう儀式のスピーチや御祓いの言葉に感動した、なんていう人にはめったに会いません。中身は問題ではないからです。その儀式を行い、みんなが参加することが目的だからです。 何年も前ですが、「日劇団協議会10周年記念総会」というのがありました。日の主だった劇団が参加している組織なのですが、そこに、当時、文化庁長官だった心理学者の河合隼雄さんが政府を代表して祝辞の挨拶に立ちました。僕は、参加している劇団の代表者の一人として、そのスピーチを聞く

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    oooooooo 2009/08/27
    と、いうような文章を文化庁の事務方が書いてくれたんですけど、僕は、本当に演劇が大好きなんですよ
  • 活字中毒R。:「日本の新聞は首相の読み間違いばかりあげつらって、本当にレベルが低い」

    『2011年新聞・テレビ消滅』(佐々木俊尚著・文春新書)より。 (「第1章 マスの時代は終わった」の一部です。著者の佐々木さんは、毎日新聞社勤務の経験もあるフリージャーナリストです) 【私は少し前、ある大学で開講されていたジャーナリズム講座に講師として参加したことがある。ある全国紙が資金を出していたその講座で、私はメディアのパワーがネット時代に入ってどんどん縮小し、新たなパワーシフトが起きていることを90分にわたって話した。このでいま書いているような話を、思い切り圧縮して紹介したわけだ。聞いていた学生からは最後の質疑応答で「まったくそうだと思う」「このような時代にマスメディアはどう対処できるのでしょうか」などという声が上がり、おおむね理解は得られたようだった。 だが講義の最後になって、それまで黙って聞いていた新聞社の幹部が突然立ち上がり、マイクをとって話し始めた。海外特派員経験が長いその

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    oooooooo 2009/08/24
    。結果として本当はベタ扱いの「読み間違い」報道ばかりがやたらと目につき、「レベルの低い報道だ」と批判されてしまうことになってしまっている。
  • 活字中毒R。

    『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(村上春樹・柴田元幸共著:文春新書)より。 (J.D.サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を翻訳した村上春樹さんと翻訳家の柴田元幸さんとの同作品についての対談の一部です) 【村上春樹:僕は『海辺のカフカ」という小説の中で、を残酷に殺す男の話を書いたんです。そうしたら抗議のメールがけっこう来ました。そんな残酷なシーンを書くべきじゃないって。でもね、僕はこれまで小説の中で人を殺すシーンをいくつか書いてきたんです。しかしそれに対する抗議はそんなには来なかった。少なくともを殺したときほどは来なかった。それは考えてみたら変なことですよね。要するにというのは我々人間より弱い者であって、イノセントであって、だからそういうものをいじめているやつがいると、感情的にアプセット(動揺)するし、かわいそうだと。それに比べると、人間というのは自分に脅威を与えかねないも

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    oooooooo 2009/07/10
    でもね、僕はこれまで小説の中で人を殺すシーンをいくつか書いてきたんです。しかしそれに対する抗議はそんなには来なかった。少なくとも猫を殺したときほどは来なかった。
  • 活字中毒R。

    『任天堂 “驚き”を生む方程式』(井上理著・日経済新聞出版社)より。 【プラモデルなど工作や玩具も好きだった宮は、絵心と造形への興味を同時に満たすことができる工業デザインを学ぼうと、金沢市立美術工芸大学に入学する。 音楽を覚えたのはこの頃だ。ギターを独学で学び、友人とバンドを組んだ。下手ながらも友人たちと音を合わせる喜びを知った経験は、素人でもコントローラーを振るだけでセッションできる音楽ゲーム《Wiiミュージック》に生かされている。 奔放に育ち、あらゆる遊びを経験した宮は卒業を控え、地元・京都の玩具メーカーが何やら楽しそうに思えて、就職の面接に出向いた。当時の任天堂は、脱・カードメーカー路線の最中。ビデオゲーム市場へと乗り込もうとしている時で、任天堂としても美術や工業デザインを学んだ人間と必要としていた。 かくして、1977年、24歳の時、宮は任天堂に入社する。デザイナーとしての

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    oooooooo 2009/06/22
    宮本は、ポパイの代わりに「マリオ」を、オリーブの代わりに「ピーチ姫」を、ブルートの代わりに「ドンキーコング」 / 単に「おっさん」と呼んでいた / マリオという同僚に似ていると話題になり、命名 / 肩越しの視線
  • 声優・大塚明夫さんの驚くべき「声の演技」 - 活字中毒R。

    『桜井政博のゲームについて思うことX』(桜井政博著・エンターブレイン)より。 (『大乱闘スマッシュブラザーズX』の制作時の声優・大塚明夫さんのエピソード) 【スネークの声を演じるのは、大塚明夫氏。大物です。代表作は『ブラック・ジャック』、日曜洋画劇場のナレーションなど。シブくて太い声で、ゲーム関連にも多数出演されています。スネークは、氏の声あってのものですよね!! 夏のころ、渋谷のスタジオにて。『スマブラX』は対戦型のアクションゲームなので、各キャラクターのセリフは短く少なめです。だから、声優さんを全員集めて何日もかけて収録するということはありません。ひとりずつ時間単位でスケジュールを割り当て、短いセリフを数十テイク収録し、はい、おつかれさま、という淡白なもの。でも、後日再収録、なんてことはできないから、よーく聴いておかしなところがないか判断しなければなりません。わたしも、ここぞとばかりに

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    oooooooo 2009/06/22
    色を探しているように聞こえるか、つかえたように聞こえるか、それも問題だ
  • 活字中毒R。:『とどろけ!一番』の「長期連載を実現するための驚愕の裏技」

    『定コロコロ爆伝!! 1977-2009』(渋谷直角編・飛鳥新社)より。 (関係者へのインタビューや当時の資料から、『コロコロコミック』(小学館)の創刊32年の歴史をまとめたから。第3代編集長の平山隆さんとマンガ家・すがやみつる(『ゲームセンターあらし』)、のむらしんぼ(『とどろけ!一番』『つるぴかはげ丸』)両氏による鼎談「『コロコロ』らしさは『あらし』『とどろけ!一番』から生まれた」の一部です) 【平山隆:まず最初に僕が言いたいのは、「ゲームセンターあらし」っていうのは、児童マンガの歴史の中で非常にエポックメイキングな作品だったと思うんです。なぜかというと、それまでのマンガは実際に存在するアクションを描いてるわけ。野球マンガならボールを投げて打つ。ボクシングマンガなら殴って殴られる。でも「ゲームセンターあらし」は、子供たちがゲームをやっているところを描く。実際はコントローラーに向かっ

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    oooooooo 2009/06/17
    すがや:「もっとブサイクなキャラクターにしろ」って言われて(笑)。それで「釘師サブやん」と「包丁人味平」を参考に作ったのがあらし / 子供たちの頭の中にある、想像の世界を具現化 / 平山隆氏が偉大
  • 活字中毒R。

    『桜井政博のゲームについて思うことX』(桜井政博著・エンターブレイン)より。 (『大乱闘スマッシュブラザーズ』や『星のカービィ』シリーズの生みの親、桜井政博さんが『週刊ファミ通』に連載されているコラムを単行にしたから。巻頭の作曲家・植松伸夫さん(『ファイナルファンタジー』シリーズの作曲など)との対談の一部です) 【桜井政博:最近は映像の表現がどんどん進化しているので、音楽の主張とかみ合わなくなってきているのかなと思います。メロディーを重視して音楽が前面に出すぎると、映像とい合ってしまいますよね。 植松伸夫:環境音のような音のほうが、いまのゲームと合ったりするんですよ。でもそれって、音楽家にとってはあまりおもしろいものではなかったりするけど。 桜井:ホントそれ、『スマブラX』を作っているときはわたしもすごく悩みました。いろいろな方に曲を作っていただいて、できた曲を映像にあてがおうとする

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    oooooooo 2009/06/04
    悲しいシーンで悲しい音楽が流れると冷めてしまうようになった / 菅野よう子やダニー・エルフマンのわきまえている感くらいがちょうどいいのかも
  • 活字中毒R。

    オタク成金』(あかほりさとる、天野由貴共著・アフタヌーン新書)より。 (1986年、あかほりさとるさんが大学2年のとき、アニメの脚家を目指して<アニメシナリオハウス>第二期生となったときのエピソード。「」内は、あかほりさとるさんの発言です) 【「俺の場合は師匠について。で、<アニメシナリオハウス>に自信満々で行ったらさ……見事に鼻、バシンバシン折られて。脚の成績、なんと50人中、48番だったんだよ!ビックリするだろ? 俺ね、同期のヤツらがものすごくて。『仮面ライダー クウガ』とかの戦隊モノをやってる荒川稔久とか、『機動新世紀ガンダムX』全話の脚を一人で書いた川崎ヒロユキとか、『幽☆遊☆白書』とかジャンプ系アニメの脚をやってる隅沢克之とか。あいつら天才だからさ。やんなっちゃうよね。 ほんと、あいつらって脚うまいんだよ。同じストーリーのものを書いても、うまいって思ってね。これは師匠

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    oooooooo 2009/05/22
    「I love you. を100個訳せ」で1986年に荒川稔久は「アンタなんか大嫌い」と訳す
  • 「なぜだ? おまえは自分の評価をしすぎるよ」 活字中毒R。

    NHK「トップランナー」仕事がもっと面白くなる「プロ論」30』 (NHKトップランナー制作班著・知的生きかた文庫(三笠書房)) より。 (NHKのインタビュー番組『トップランナー』のダイジェストを文庫化したものです。映画監督・行定勲さんの回から。「」内は行定さんの発言です) 【行定勲は1968年8月3日、熊県生まれ。郷里の高校を出て上京し、テレビ映像の専門学校に入った。初めて現場を見たのは、堤幸彦が撮っていた田美奈子のプロモーションビデオの撮影だった。そのとき、堤に手伝わせてもらえないかと頼んだところ、運転免許証を持っているかどうか聞かれ、「ある」と答えると、次の日から制作部の車両部になり、機材を運ぶ車の運転手になった。そして、ある制作会社に寝泊まりしながら仕事を覚えていく。 「最初に現場を見たときはわけがわからなくて、何もできませんでした。車だけ運転していればいいと思って、しばらく

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    oooooooo 2009/05/19
    おまえは自分の評価をしすぎるよ / 評価が他人がするものだ。俺はお前をやめさせるような評価はしていない / 世界に一つの花かもしれないけど、そんなに立派な花じゃないよ / でもそれでいいじゃない
  • 活字中毒R。

    『GetNavi(ゲットナビ)』2009年5月号(学習研究社)の「ゲットナビ探検シリーズ〜わが社のロングセラー伝説・第15回」(マリオ隊長著)より。ショウワノートの「ジャポニカ学習帳」が採り上げられています。 【ジャポニカ学習帳は、見たこともないような珍しい動植物の写真が表紙を飾り、裏表紙にはその解説を掲載。「読み物としても楽しめるノート」として、アラサー世代の心にも強く刻みこまれているはずである。しかし今回、広報担当氏から「マリオ隊長が小学校に上がられる少し前の78年頃から、表紙の内容と品質をさらに高めるため、世界各地に取材班を派遣するようになりました」と聞かされ仰天した! なんと、ギニア高地の頂上付近にしか咲かない花や、アマゾンのジャングル奥地にしか生息しない昆虫の姿を求め、何か月もかけて取材をしているのだという。ジャポニカ取材班は、我々探検隊さながらの労力を費やしてきたのだ! 職な

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    oooooooo 2009/05/11
    独自撮影だったのか / 裏表紙の「解説文」を文房具屋で立ち読みしていた
  • 「特撮ヒーローの常識」を超えた『宇宙刑事ギャバン』 - 活字中毒R。

    『超合金の男〜村上克司伝』(小野塚謙太著・アスキー新書)より。 (名作玩具「超合金」を開発し、「スーパー戦隊」を作り出し、「ライディーン」「ゴットマーズ」「ゴールドライタン」などの変形・合体ロボのデザイン設計にも従事された、伝説のプロダクト・デザイナー・村上克司さんの伝記の一部です。『宇宙刑事ギャバン』の誕生秘話。「」内が村上克司さんの発言です) 【実はこの新番組企画には、危機的局面を突破すべく、過去最高の制作費が捻出されていた。それは「凶と出たら、二度と特撮の新ヒーローは生み出せないほど」(東映・鈴木武幸プロデューサー)の額だったという。 女児向けアニメが放映されていた金曜夜7時半からのゴールデン枠を「己の進退をかけてとってきた」という吉川プロデューサーに、主演の大葉健二が「それなら自分は現場で命をかけます」と答えた話はファンの間で有名だ。 他にも脚の上原正三、演出の小林義明、特撮の矢

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    oooooooo 2009/05/11
    従来の特撮シリーズではリテイク必至の、強烈なハレーション / ギャバンをイメージソースとしたハリウッド映画『ロボコップ』 / 赤く鋭い目というのは、善悪でいえば“悪”
  • 活字中毒R。 野村監督の「ID野球」の真実

    『あぁ、監督』(野村克也著・角川oneテーマ21)より。 【もうひとつ私がヤクルトに持ち込んだのが、のちに「ID(インポート・データ)野球」と呼ばれるようになったように、データをはじめとする”無形の力”を最大限に活用することだった。そして、これこそがいまも変わらぬ野村野球の最大の特長だといっていい。 というのは、技術力のような目に見える力には限界があるからである。この考えは、前にも述べた選手時代の私自身の経験に基づいている。プロ5年目に突然スランプに陥った私は、おのれのバッティング技術の限界を知り、テータを活用することで壁を破ることができたという、あの経験である。 そのために力を注いだのが、スコアラーの教育だった。 みなさんは、スコアラーの仕事をどのように考えておられるだろうか。 「相手チームのバッテリーの配球をチェックして記録する」「バッターの得意・不得意コースや球種を調べて分析する」…

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    oooooooo 2009/04/08
    僕が当時イメージしていたものよりも「野村野球」はずっと緻密で実戦的だったのだなあ、と思い知らされました。