豪クイーンズランド州に生息するシルバーヘッドアンテキヌス。同州博物館提供(撮影日不明、2018年5月15日公開)。(c)AFP PHOTO / QUEENSLAND MUSEUM / GARY CRANITCH 【8月16日 AFP】「壮絶な」交尾期を終えるとストレスで雄が一斉に死んでしまうことで知られるオーストラリアの希少な有袋類アンテキヌスの一種が、壊滅的な山火事で数少ない生息地の一つを失いながらも生き延びていたことが分かった。研究者らが16日、明らかにした。 【研究結果】有袋類の雄が交尾で死ぬ理由、豪チームが解明 2019年に豪東部クイーンズランド(Queensland)州の国立公園が山火事に見舞われた際、科学者らはアンテキヌスの一種で、8年前に公式認定されたばかりのシルバーヘッドアンテキヌスの将来を案じた。国内で判明しているシルバーヘッドアンテキヌスの生息地はわずか3か所しかなく、
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