大図研京都ワンディセミナー 「立命館大学探訪~今話題の「ぴあら」と日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点研究の一端に触れる」に参加してきました。 母校にお客さん気分で行くのは珍しいのでドキドキしました(笑) まずは、金子先生講演「立命館大学アート・リサーチセンターのデジタルアーカイブ活動:特に、板木デジタルアーカイブについて」 板木とは、印刷するために文字・図画などを彫刻した木版のことです(広辞苑第6版より)。 金子先生は板木研究の第一人者で、本として完成した資料に比べると忘れられがちな板木という素材を、デジタルアーカイブに残し、その価値を見直す活動をされています。 なぜ、板木をデジタルアーカイブにするのか?それは、板木が物理的に扱いが難しい資料であり(木版のため、かさ張り、墨を塗って使用するため汚れがひどく、虫食い等保存も難しい)、部分が散逸されて保管されている現状から、資料をより利用