朝日新聞社のニュースサイト、朝日新聞デジタルの2016参院選、朝日・東大谷口研究室共同調査のページです。
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私が闘病記に注目した12年前は、「闘病記」というと病気になった人が読む本というイメージが色濃かった。映画やテレビでは病気と闘う強い意志を持った患者が描かれ、家族と強い絆で結ばれる話や美人薄命をことさら強調した「感動もの」も、まず闘病記を思い浮かべるイメージだ。患者側からすると、闘病記を読むと気持ちが重くなる、生き残った運のいい患者だけが書いている、などあまり良いイメージはない。書店や図書館では、エッセーや文学のコーナーに並べられていた。そんな闘病記を患者とその家族のため「医療資源」に位置づけようと「闘病記プロジェクト」が始まった。その闘病記プロジェクトに大きな貢献を果たした一人が星野史雄さんだ。闘病記を探しやすく、だれでも簡単に手に取れるようにしようと、星野さんと私(石井保志)が意気投合した活動を振り返ってみたい。 交流の始まり 闘病記の古書店があることを知ったのは、2001年ごろだった。
島根大学付属図書館(松江市西川津町)で、戦争と平和を考える企画展が開かれている。大学の前身・旧制松江高等学校に戦争の影響が及んだことを示す文献や遺品など約60点。当時の若者の歴史から、今の学生が考える機会になればと、被爆3世の図書館職員らが企画した。11月末まで。 職員の小林奈緒子さん(37)は長崎市出身で、祖母が被爆者。小林さんは島根大で戦災者組織の研究に取り組んだ。戦争体験者が近年、相次いで亡くなる現実に、「経験を聞く機会の少ない今の学生に見てほしい」と展示を考えた。 「戦時中の子どもたちに視点を置きたい」と、父親が出征先の中国で戦死した松江市の渡部節雄さん(83)から、軍人勅諭が記された手帳や家族写真などを借りて展示。「軍国少年だった」渡部さんが、戦時下で抱いていく疑問や悲しみをエピソードで紹介した。 また、天皇機関説事件で貸し出… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きを
川崎市上下水道局は20日、浄水場勤務の職員と非常勤職員計8人が昨年6月から今年2月にかけ、たびたび終業時間前に無断で早退していたとして、上司2人を含む10人を文書戒告にしたと発表した。8人は44〜61歳。早退時間は約30回計100分〜約80回計430分。それぞれが早退した分の給与約5千円〜約19万円と年5%の利息を、自主的に返還したという。 市民からの指摘で市が調査し、発覚した。市は「職員の半数以上が交代勤務で(事務所外の)現場勤務もあるので、気づかなかった」と説明している。 背景には昨年4月から昼休みが45分間から1時間になったことがあるとみられる。終業時刻が午後5時から5時15分になったが、「電車で座りたい」「早く子どもを迎えに行きたい」など、以前と同じ電車に乗ろうとしたケースが多かったという。 最新トップニュース
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