日本東洋医学系物理療法学会の理事会が終わった。 3月に開かれる学術大会は筑波大学、筑波技術大学の力を借りて 盛大な会となるだろう。 昨日は理事の先生方と諸々の会場配置、人員などの打ち合わせ。 そして、私からは以下のような議案を。 「36年の歴史誇る学会として これまでの学会雑誌のデジタルアーカイブをサイト上に公開したい」 満場一致で採択された。 学術活動はそれぞれ研究報告したことを発表しただけで 終わるものではない。 他の研究者が過去の報文の閲覧をし、 自らの研究報告の引用に用いたり、その手法に対して 異議を突きつけたり、もろもろ、学術活動には 報文の閲覧ができる環境が必要。 我が国の鍼灸領域の学術も元々は 海外文献の閲覧として、PubMEDやMEDLINEの閲覧、 中国の学会誌の閲覧、翻訳を元に行われてきたといっても 過言ではない。 むしろ、過去の報文の閲覧もせずに報文を書いたとしても