タイの憲法裁判所が14日、現職の首相の解職を命じ失職したことを受け、議会で新たな首相を決める投票が行われ、最大与党「タイ貢献党」の党首でタクシン元首相の次女、ペートンタン氏が選出されました。 現在37歳のペートンタン氏は、タイの首相としては歴代最年少となります。 タイでは14日、憲法裁判所が閣僚の人事をめぐり、首相のセター氏の解職を命じる判断を示し、現職の首相が失職する事態となりました。 これを受け、16日議会下院で首相指名の投票が行われ、タクシン元首相派の最大与党「タイ貢献党」のペートンタン氏が必要な過半数の支持を得て、新たな首相に選出されました。 一方、先週解党に追い込まれた民主派の最大政党を引き継いだ「民衆党」は反対に回りました。 ペートンタン氏は1986年生まれの37歳で、去年から「タイ貢献党」の党首を務めてきました。 タイの首相としては歴代最年少となります。 ペートンタン氏は会見