周辺の住民は不安を口にしています。国土交通省が静岡県島田市の大井川でおこなった護岸工事の影響で、周辺の井戸が枯れるなどの影響が出ていることがわかりました。 菱川拓斗 記者: 大井川で続けられていた護岸工事の影響により、島田市の神座地区では井戸の水が減ったり干上がってしまうなどの報告が相次いでいます 国土交通省静岡河川事務所は3年前から島田市神座地区で、大井川の川底をコンクリートで補強する工事を行ってきました。 この工事によって神座地区の井戸30カ所のうち13カ所で、水量が減ったり水が出なくなったりするなどの影響が出ています。 農園カフェを営む渡瀬豊さんは工事が始まってから二度にわたり井戸の水が出なくなり、イチゴの苗が枯れる被害を受けました。 ありすふぁーむ・渡瀬豊さん: 現状 水が出ない状態を直してほしい、井戸を直してほしい。枯れたものに関しては被害が出ているので補償してほしいというのが正