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ブックマーク / mikiki.tokyo.jp (18)

  • 柴田聡子が語る、歌に対する意識の変化――憧れや情熱に身を任せた『Your Favorite Things』 | Mikiki by TOWER RECORDS

    リリース毎に異なる表情を見せてきたシンガー・ソングライターが今回めざした場所は? 手繰り寄せられた新しいグルーヴ、新しい声――この歌はきっと君のお気に入りになる! ギターの弾き語りを出発点にして、作品ごとに新境地を切り拓いてきた柴田聡子。特にバンドと一緒にやるようになってからは進化が加速しているが、今回のニュー・アルバム『Your Favorite Things』はもっとも驚異的な跳躍を見せたアルバムだ。前作『ぼちぼち銀河』(2022年)で垣間見せたブラック・ミュージックへのアプローチを追求しつつ、またしても新しい世界を生み出している。 「『ぼちぼち銀河』を作っている頃から、自分は10代の頃からR&Bやブラック・ミュージックに接して育ってきたんだなって改めて感じていたんです。デスティニーズ・チャイルドとかデビューした頃から聴いてたんですよね。ただ、自分には合わないスタイルだな、と思っていて

    柴田聡子が語る、歌に対する意識の変化――憧れや情熱に身を任せた『Your Favorite Things』 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2024/03/10
  • 柴田聡子が明かす〈みんな人間やりすぎ〉の辛さ、そこから生まれた『ぼちぼち銀河』の希望 | Mikiki by TOWER RECORDS

    柴田聡子は〈不思議〉な人だ。その人となりがそうであるというより、〈不思議〉をキャッチする感度の高さがすさまじいという意味で、〈不思議〉だと思う。 アコースティックギターを携え、あらゆる場所で鮮烈な歌声と言葉を発射していた初期から彼女の才能におののいてきた私は、以後の音楽家としての急成熟ぶりにもずっと驚き続けてきた。メロディー、ハーモニー、歌声、言葉、その全部が類まれな才気の標となって、キラキラと光を放っている。彼女は、この世界に漂う驚きや不思議を巧みにすくい取りながらも、彼女自身もまた驚くべき存在として聴くものの生活に刺激を与えてきた。いや、刺激だけではなく、ときには(あえてこの使い古された言葉を持ち出させてもらうなら)〈癒やし〉をも運んでくれた。 2022年5月25日、前作『がんばれ!メロディー』(2019年)以来3年ぶりとなるアルバム『ぼちぼち銀河』を発表するにあたり、これまでの10年

    柴田聡子が明かす〈みんな人間やりすぎ〉の辛さ、そこから生まれた『ぼちぼち銀河』の希望 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2022/05/27
  • RYUTist『ファルセット』特集① 柴田聡子と語る、歌うのがすごく楽しい曲“ナイスポーズ” | Mikiki by TOWER RECORDS

    7月14日(火)にリリースされるRYUTistの4作目のアルバム『ファルセット』は、宇野友恵、佐藤乃々子、五十嵐夢羽、横山実郁、ちょっと大人になった4人の〈刹那的な青春〉をテーマにした作品でありながら、蓮沼執太や弓木英梨乃、シンリズム、清浦夏実(TWEEDEES)、沖井礼二(TWEEDEES)、Kan Sano、パソコン音楽クラブなど、現在のインディー・ポップ・シーンを支える若き作家が集結した渾身の作品だ。2回にわたる『ファルセット』特集の1回目は、そんな中から先行配信曲“ナイスポーズ”の作詞・作曲・編曲を担当した柴田聡子と、RYUTistの4人がリモートで対談。PENGUIN DISCの主宰でもある南波一海が5人に話を訊く。 *Mikiki編集部 一発で柴田さんだってわかりました ――今年1月に友恵さんが新潟から東京に遊びに来ていて、僕と友恵さんで柴田さんが出演する〈さるハゲロックフェス

    RYUTist『ファルセット』特集① 柴田聡子と語る、歌うのがすごく楽しい曲“ナイスポーズ” | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2020/07/03
  • 【1983の〈第三者面談〉】第1回 イトケン × 柴田聡子のinFIRE面談 | Mikiki by TOWER RECORDS

    Mikikiをご覧のみなさま、はじめまして。1983(イチキュウハチサン)リーダーの新間功人です。 我々1983のメンバーはそれぞれいろんな場所で演奏しています。リーダーにとってメンバーは家族も一緒、できればみんなの1983以外の顔も見てみたい――。 そんな想いで始まりました1983の〈第三者面談〉。メンバーと縁の深いミュージシャンをゲストに迎え創作とその周辺についてインタヴューしていきます。 記念すべき第1回はドラマー・イトケン × 柴田聡子の〈inFIRE〉面談。イトケンもフル参加したアルバム『がんばれ!メロディー』を軸に柴田さんに歌詞世界やイトケンメンバーの超人ぶりについて勝どきのファミレスでたっぷり語ってもらいました。それではどうぞ。 いちばんに欲しいものは〈ワールドワイドラブ〉 新間功人(1983)「柴田聡子inFIREってアレンジどうやって進めるんですか?」 イトケン(1983

    【1983の〈第三者面談〉】第1回 イトケン × 柴田聡子のinFIRE面談 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2019/09/08
  • ラッキーオールドサンはロックンロールの夢を見る | Mikiki by TOWER RECORDS

    今度のラッキーオールドサンはロックだ。新作『旅するギター』は、長年のライヴ・メンバーである田中ヤコブ(ギター)と渡辺健太(ベース)に、日休演の岩出拓十郎(ギター)&渚のベートーベンズの西村中毒(ドラムス)という京都の鬼才を加えた6人編成で録音。すばらしかの林祐輔(キーボード)やroppen/bjonsの渡瀬賢吾(スティール・ギター)も曲によっては貢献し、田中と岩出それぞれがギター・ヒーローっぷりを発揮するプレイを両翼に、力強く艶のあるバンド・サウンドを鳴らしている。ラッキーオールドサンに、朴訥としたフォーク・デュオというイメージを抱いていたリスナーは少なからず驚かされるに違いない。 そんなロック・アルバムの基調となっているのは、気の置けない仲間たち=バンドで音を出す喜びと興奮。〈居場所がどこにもないから/身を寄せ合ったホーボーたち〉〈同じ目をしたふてぶてしい/君も一緒に行こうよ〉など自

    ラッキーオールドサンはロックンロールの夢を見る | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2019/04/21
  • バレーボウイズ『青い』 バンドそのもののような〈青い〉波紋を広げていきたい――よりポップなノスタルジーを湛えた新作が到着! | Mikiki by TOWER RECORDS

    男女混成ヴォーカルとトリプル・ギターが奏でるノスタルジーはよりポップに。夏休みは永遠に続かない。けれど、ここにある〈青さ〉は言わば、彼らそのもののようで…… 男女混成の歌唱によるノスタルジックなメロディーと、トリプル・ギター編成で鳴らされる瑞々しいバンド・サウンドで話題を呼んでいる京都発の7人組、バレーボウイズが新作『青い』を完成させた。昨年は東阪で初のワンマン・ライヴを開催し、地元の京都ではサーキット型の自主イヴェント〈ブルーハワイ'18〉を行うなど、バンドの充実した今がそのまま楽曲にも落とし込まれている。 「2018年は初めてのことにいろいろ挑戦した一年でした。ライヴもたくさんしたし、メンバーと過ごす時間も多くて、お互いをより知ることができたと思います。新しいアルバムには初期の頃から温めてきた曲も入っているんですが、今の僕たちやからこそ音源として形にすることができました」(前田流星、ヴ

    バレーボウイズ『青い』 バンドそのもののような〈青い〉波紋を広げていきたい――よりポップなノスタルジーを湛えた新作が到着! | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2019/04/04
  • 柴田聡子が〈全員幸せになるぞ〉と決意した新作『がんばれ!メロディー』 | Mikiki by TOWER RECORDS

    柴田聡子のニュー・アルバム『がんばれ!メロディー』が素晴らしい。冒頭曲“結婚しました”やカラフルなミュージック・ビデオも話題を集めている“涙”を筆頭に、ポップにハジけた楽曲がズラリと全13曲。すべての楽曲に外向きのエネルギーが溢れるその内容は、化粧っ気のない初期作品を知る方には驚きを持って迎えられるだろう。また、文筆家としても精力的に活動するなど〈言葉の人〉というイメージの強かった彼女の、ヴォーカリスト/ソングライターとしての魅力も開花。しなやかな歌唱とグッドメロディーが全編に散りばめられている。 近年の柴田はイトケン(ドラムス)、かわいしのぶ(ベース) 、岡田拓郎(ギター)、ラミ子(コーラス)を中心とするバンド、柴田聡子 in FIREとしてもライヴを重ねてきたが、今回のレコーディングにはそのメンバーも参加。アルバムに豊かなグルーヴをもたらすと同時に、彼らとの共演によって、リズムに対する

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    oquno 2019/03/05
  • バレーボウイズ『なつやすみ'18 猛暑』男女混成の個性的なコーラスワークで綴る、さまざまな視点の夏ソング | Mikiki by TOWER RECORDS

    男女混成の個性的なコーラスワークで青々とした風景を描く6人組。サイケ感も忍ばせたノスタルジックな夏ソングの数々は、太陽が輝く季節の大切な記憶を甦らせるはず── 男女混成のコーラスと親しみやすいポップセンスが話題を呼び、個性派揃いの京都のインディー・シーンのなかでも注目を集める6人組バンド、バレーボウイズ。新作『なつやすみ '18 猛暑』は、2017年に自主でリリースした『なつやすみEP』の収録曲や再録音曲、新曲などで構成された8曲入りのミニ・アルバムだ。夏にまつわる曲を集めたという作。躍動感溢れるバンド・サウンドに乗せて〈今年の夏はどこか どこかへ行きたいな〉と歌われる新曲“海へ”を聴くと、これからやってくる夏を想う気持ちが伝わってくる。作詞/作曲を手掛けるネギ(ギター/ヴォーカル)と前田流星(ヴォーカル)は、この曲についてこんなふうに語ってくれた。 「海に行く時の昂揚感が半分、残りの半

    バレーボウイズ『なつやすみ'18 猛暑』男女混成の個性的なコーラスワークで綴る、さまざまな視点の夏ソング | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2018/07/09
  • バレーボウイズ 『なつやすみ'18 猛暑』 青春の無駄な熱さと儚さを延々とループするような歌世界 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ガレージ・バンドを従えたカレッジ・フォーク合唱隊のような音楽性で注目されている6人組。これは素晴らしかった昨年のアルバムより前に出していた自主制作盤『なつやすみEP』をアップデートしたもの。カセットテープ『卒業/ひがしのまち』に収録の“ミラーボウル”を加え、“マツリ”を再録するなどして、青春の無駄な熱さと儚さを延々とループするような歌世界に、ノスタルジーとはまた違う感情が溢れてくるのを止められない!

    バレーボウイズ 『なつやすみ'18 猛暑』 青春の無駄な熱さと儚さを延々とループするような歌世界 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2018/07/04
  • オカザえもんフレンズ『オカザえもんフレンズ』 音楽シーンにも出没するご当地キャラに触発され、西中島きなこが新グループを結成! | Mikiki by TOWER RECORDS

    音楽シーンにも出没する心優しいご当地キャラに触発され、西中島きなこが新グループを結成! 和の情緒も纏ったダビーでダンサブルな音世界に身を委ねてみると…… 顔に〈岡〉、胸に〈崎〉の文字を刻んだ味わい深いデザインが一度見たら忘れられない、愛知県岡崎市の非公式キャラクター、オカザえもん。〈ゆるキャラ〉として広く認知されている彼だが、アフロ・ファンク仕様の“オカザえもん音頭”なる楽曲を制作したり(編曲はザ・シロップの松石ゲル)、Sister Paulとのコラボ名義でシングル“オカザえもんロック”を発表するなど、実は音楽活動にも積極的だったりする。 そんなオカザえもんと、このところ親交を深めてきたのが、大阪を拠点に活動する音楽家の西中島きなこ。もともとゆるキャラ好きだったという彼は、昨年トリプルファイヤーの吉田靖直とのタッグ作『西中島きなこ+吉田靖直』をリリースしたことをきっかけに、オカザえもんを意

    オカザえもんフレンズ『オカザえもんフレンズ』 音楽シーンにも出没するご当地キャラに触発され、西中島きなこが新グループを結成! | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2018/07/02
  • 映画「リズと青い鳥」山田尚子監督 × Homecomings対談――共感から生まれた〈魔法的〉な主題歌“Songbirds” | Mikiki by TOWER RECORDS

    京都アニメーション(以下、京アニ)制作による話題の劇場アニメ『リズと青い鳥』。吹奏楽に打ち込む高校生たちの青春を描いた武田綾乃の小説を原作とするアニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズのスピンオフ作品となる作は、いわゆるスポ根的な熱いストーリー展開が魅力の編とは趣を変え、鎧塚みぞれと傘木希美という2人の少女の関係性に焦点を絞った繊細な作品となっている。 その儚くも美しい物語をフィルムに焼き付けたのが、TVアニメ『けいおん!』『たまこまーけっと』や劇場アニメ『たまこラブストーリー』『映画 聲の形』などで知られる京アニ所属の山田尚子監督。それらの過去作において評価された、緻密な演出と画作りで登場人物の内面を描写する手腕は、今回の『リズと青い鳥』という作品でさらに研ぎ澄まされ、観る者にアニメーションという表現の新しい可能性を気付かせてくれるはずだ。 そんな作で主題歌を担当しているのが、京都を

    映画「リズと青い鳥」山田尚子監督 × Homecomings対談――共感から生まれた〈魔法的〉な主題歌“Songbirds” | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2018/06/29
  • 平賀さち枝とホームカミングス、泣く。3年ぶりのEP『カントリーロード/ヴィレッジ・ファーマシー』を〈奇跡〉と呼ぶ理由 | Mikiki by TOWER RECORDS

    会う度にそのままでいてくれているのが嬉しかった ――最新作『まっしろな気持ちで会いに行くだけ』についてインタヴューした際に、平賀さんは〈単独音源がなかなか作れなかった時期は、Homecomingsとの活動に救われていた〉とおっしゃっていましたね。 平賀さち枝「それまでのレーベルを抜けて活動が止まっていた時期に、Homecomingsとの出会いがあって、そこで一緒にライヴをしたり CD を作ったりしたからこそ、音楽活動を続けることができたと思っています。だから、ホムカミの存在には当に感謝していて」 畳野彩加(Homecomings)「ホムカミにとっても、さっちゃんとの活動があってすごくありがたいと感じているんです。日語だったり2人で歌っていたり、Homecomingsではできないことをやれているから。最初はここまでうまくいって、こんなに長く活動できるとは思っていなかったな」 平賀「うん、

    平賀さち枝とホームカミングス、泣く。3年ぶりのEP『カントリーロード/ヴィレッジ・ファーマシー』を〈奇跡〉と呼ぶ理由 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2018/01/25
  • ミラーボールズ物語―尊く美しい孤高のフォーク・デュオ、15年の軌跡 | Mikiki by TOWER RECORDS

    気怠い諦念と張り裂けそうな衝動を混ぜ合わせたサイケ・フォークで〈名古屋の至宝〉と称される男女2人組、ミラーボールズが2010年の『ネオンの森』以来となる新作『ユートピア』を発表した。ヴォーカリスト・森恵子の妊娠と出産を経ての復活後初アルバムとなった同作のリリースを記念して、この記事では彼らの足取りをプレイバック。ライヴ・レポートを中心に、長年にわたって(主に)関西アンダーグラウンド・シーンの様相を書き留めてきたブログ〈θ〉の書き手であり、かねてよりミラーボールズの熱心なリスナーとして自身主宰のライヴ企画〈TONES〉への招致経験もある京都在住の岩田祐一に、メール・インタヴューでのやりとりを盛り込みつつ彼らの魅力を綴ってもらった。 *Mikiki編集部

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    oquno 2017/12/03
  • mei ehara『Sway』カクバリズムが送り出す久々の新人! キセル兄の助力と共にミニマルなバンド・アレンジで描く詩的な10の場面 | Mikiki by TOWER RECORDS

    cero以来となる新人の正式デビュー、二階堂和美以来となる女性ソロ・アーティスト、さらには辻村豪文(キセル)による初プロデュースというトピックと共に、今年15周年を迎えたKAKUBARHYTHMが送り出す注目のシンガー・ソングライター、mei ehara。このたびファースト・アルバム『Sway』をリリースする彼女は、これまでmay.e名義でBandcampを中心に数枚の宅録作品を発表。また、nakayaan(ミツメ)やYogee New Wavesの作品にコーラスで参加するほか、もともとは〈映画を作りたかった〉というモノ作り志向もあって、Taiko Super Kicksらのアーティスト写真の撮影やデザインを担当していたりもする。 「今作の制作を開始した2年前は、バンド・サウンドの作品にしたいと思っていたので、全曲ぶんのデモを自力でバンド・サウンドにアレンジするところから始まりました。腑に

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    oquno 2017/11/09
  • 発端は合唱コンクールの持つ破壊力! 〈昭和歌謡とアイドルサウンズの融合〉を掲げる京都発の7人組、バレーボウイズが初作を完成 | Mikiki by TOWER RECORDS

    今年の〈フジロック〉の〈ROOKIE A GO-GO〉にも出演し、注目が高まる京都在住の7人組、バレーボウイズがファースト・アルバム『バレーボウイズ』を完成させた。3人のギタリストと4人のメイン・ヴォーカリストを擁し、コーラスは全員で行うという独特のメンバー編成が印象的な彼らだが、その経緯をネギ(ギター&ヴォーカル:以下同)に訊ねてみると……。 「僕が初めて〈音楽を一生懸命に演奏する人ってカッコイイなぁ〉と思ったのが学校の合唱コンクールのときなんですけど、このバンドでもそういうことをやりたくて。合唱コンクールってすごく青臭いものだけど、だからこそグッとくるパワーを感じる。あれだけ多くの個性がぶつかり合いながらも、それが〈1曲〉として飛んでくる破壊力というか。あと、フジロッ久(仮)や星のクズさまたち(≒星の王子さまたち)のような大人数のバンドに憧れを持っていたということもあります」。 そんな

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    oquno 2017/11/09
  • さっちゃんに幸あれ―平賀さち枝が辿り着けた〈まっしろな気持ち〉、平坦でなかった道のりと音楽家として生き抜く決意を語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    自分以外の人たちを敵だと思うことをやめていく過程だった ――平賀さち枝の音源としてはちょっと間が空きましたが、〈平賀さち枝とホームカミングス〉名義でのシングル“白い光の朝に”(2014年)があったり、弾き語りのライヴも精力的にやられていたりと、外から見て止まっていた印象はなかったんですよ。 「いや、私はあったんですよ。もうずっとそうでした。だから、2015年や2016年はしんどかったですね。もう動かないと腐りそうなんで、できるだけ地方でもライヴをやって、止まらないようにしていたんです」 ――そうだったんですね。 「基は1人での行動だし、移動中には辛いときもありました。でも、〈行かなきゃだめだな〉という気持ちだったからがんばって動くようにして。地方の街で会った人たちの温かさや彼らの持つ家族愛、私を迎えてくれる優しさなんかに救われていましたね。気持ちとしては、自然が多い場所にいるほうがラクで

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    oquno 2017/09/28
  • シティー・ポップではなくリアルタイムの〈ポップス〉―Special Favorite Musicに映る、決して消えない音楽という記憶 | Mikiki by TOWER RECORDS

    大阪拠点の大所帯バンド、Special Favorite Music(以下、SFM)がセカンド・アルバム『Royal Blue』をリリースした。フロントマンであり作詞/作曲を担うクメユウスケがソロ・プロジェクトとして始めたSFMだが、次第に女性ヴォーカルのラビンユーや、KONCOSの古川太一の実弟にして同バンドのサポートも務めるサクソフォニスト、フルカワユウタらが加わり、現在は7人編成で活動。チェンバー・ポップ的な菅弦楽器の音色とブルーアイド・ソウル/ミッド・ファンクのリズム感を重ねた、華やかかつメロウなサウンドで人気を博している。 初作『World’s Magic』から約1年3か月ぶりのアルバムとなる『Royal Blue』は、ダンス・クラシック的な全能感を喚起する“Royal Memories”、SFM版スタイル・カウンシル“Lodgers”とでも言いたくなるほどに洒脱な先行シングル“

    シティー・ポップではなくリアルタイムの〈ポップス〉―Special Favorite Musicに映る、決して消えない音楽という記憶 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2017/08/05
  • 【REAL Asian Music Report】第10回 イ・ラン × 柴田聡子――出会いから死生観まで、〈友達だけどラヴな感じ〉の日韓シンガー・ソングライター対談 | Mikiki by TOWER RECORDS

    「GLOCAL BEATS」(共著)、「大韓ロック探訪記」(編集)、「ニッポン大音頭時代」(著)のほか、2016年は新刊「ニッポンのマツリズム」を上梓するなど多くの音楽書に携わり、ラジオ番組にも多数出演。世界の音楽とカルチャーをディープに掘り下げてきたライター/編集者/DJの大石始が、パワフルでオリジナルな活況を呈するアジア各地のローカル・シーンの現在進行形に迫る連載〈REAL Asian Music Report〉。今回はイ・ランと柴田聡子という、日韓の女性シンガー・ソングライターが登場。去る11月に全国ツアーを共に回った2人の対談は愛と感動、そして笑いの連続! *Mikiki編集部 近頃、韓国のとあるシンガー・ソングライターが注目を集めている。彼女の名前はイ・ラン。86年、ソウル生まれ。ミュージシャンであると同時に映像作家であり、コミック作家であり、才能のある文筆家でもある彼女の名前は

    【REAL Asian Music Report】第10回 イ・ラン × 柴田聡子――出会いから死生観まで、〈友達だけどラヴな感じ〉の日韓シンガー・ソングライター対談 | Mikiki by TOWER RECORDS
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    oquno 2016/12/15
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