影響が大きいのは、米国の地方部などブロードバンドが届きにくい地域だ。2019年の国勢調査では、ダイヤルアップのみでネット接続している人が26万5331人いた。 AOLの親会社である米Yahoo!は、「AOL Advantage、CompuServe、Netscape Connectといったレガシープランに含まれるダイヤルアップ接続の提供を終了する」と説明。プランで使えるその他の製品・サービスには影響せず、無料のAOLメールもそのまま利用できるという。地域に応じた代替回線の案内も可能としている。 ビープ音と電子音が混ざる接続音は、1990年代のドットコム・ブームを象徴するサウンドだった。今後は、DSL(デジタル加入者線)、ケーブル、光回線(FTTH)、無線(5Gなど)、衛星などへの切り替えが現実的な選択肢になる。 「あの頃」を懐かしむ投稿がネットに相次ぐ このニュースは米国の掲示板であるRe
