2013年3月7日のブックマーク (2件)

  • 二兎を追った悲劇--ドイツの電力自由化と再生可能エネ促進

    電力改革研究会  (IEEI版) 先ごろドイツの有力紙Die Weltのインターネット版(2013/1/10)に、「忍び寄る電力供給の国有化」と題する記事が掲載された。脱原子力と再生可能エネルギーの大幅拡大という「エネルギー転換」(Energiewende)を果敢に進めるドイツで、なぜ「電力供給の国有化」なのだろうか。 Die Welt紙は「エネルギー転換はコストを度外視すれば成功するだろう。しかし政府が助成や優遇措置により現在の電力市場に介入すればするほど、電力システムは収拾がつかなくなる」と述べている。ドイツの電力システムで今、何が起きているのか。 再エネへの優遇がゆがめる欧州電力市場 ドイツは固定価格買取(FIT)制度により再生可能エネルギーを優遇してきた。さらに「優先給電」という系統利用上のルールも導入し、再生可能エネルギーによって発生した電気を優先的にグリッドに流すこと、すなわち

    二兎を追った悲劇--ドイツの電力自由化と再生可能エネ促進
    orakio
    orakio 2013/03/07
    「系統を崩壊させないように」(Die Welt紙)火力発電への助成も行うことが必要になった
  • アベノミクスで実質賃金は上がるのか?下がるのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する

    いよいよアベノミクスでリフレ政策が実施される見込みとなったことで、これまで「マクロ」な話として議論されてきたリフレ政策の個人レベルでの影響に注目が集まり始めている。 その中でもやはり注目を集めているのはインフレが進む中、それ以上の割合で給与が増えるのか、つまり実質賃金が上がるのかどうか、である。 マクロ的な観点からみれば、リフレ政策における安倍政権のブレーンの一人である浜田宏一・内閣官房参与がインタビュー(参照)で率直に語っているように、高止まりした実質賃金を下げることがインフレ政策の狙いの一つであることは間違いないだろう。 そのインタビューの関連部分を引用(太字は筆者)すると 名目賃金は上がらないほうがよい その理由はあまり理解されていない ――では、こうした金融政策をやれば、経済はどのような経路で上向くことが考えられますか。デフレから脱却して「名目成長率」が上がり、それがどう「実質成長

    アベノミクスで実質賃金は上がるのか?下がるのか? - カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する
    orakio
    orakio 2013/03/07