シアトルから南に約10キロほど離れたワシントン州タクウィラの自宅で、Mario A. Segale氏(マリオ・セガール氏)が家族に看取られながら息を引き取った。享年84歳。 不動産開発業で名を馳せたSegale氏は一方で、今なお世界中で愛されている任天堂の『スーパーマリオ』シリーズの主人公、マリオの名前の由来となった人物としても知られている。 Mario A. Segale氏 (画像はmarlattfuneralhome.comより) 1981年にリリースされたアーケードゲーム『ドンキーコング』の主役として初登場したマリオは、同作ではまだ名前が正式に決定しておらず、開発者たちからは単純に「プレイヤー」や「ジャンプマン」、あるいは「ミスタービデオゲーム」といった通称で呼ばれていた。 主人公がマリオと名付けられたのは、82年にリリースされた『ドンキーコングJR.』からだ。 任天堂とSegale