ソニーの家庭用ゲーム専用機「PS5 Pro」、パソコンみたいに融通が利かないのにソニーレート1ドル155.8円換算の約12万円(税込)で販売
「mixiはなぜ、衰退したのか?」が話題になっているようだけれども、比較的初期からmixiを使っている僕からすると、衰退したというより、適正化したというほうが的確なんじゃないかと思う。 『美味しんぼ』の「サラダ勝負」で、海原雄山が「人間は本質的に生野菜が好きじゃない」というようなことを言っていたけれども、mixiの最盛期っていうのは、それこそ「生野菜嫌いの人でも、健康のためには生野菜を食べなければならない」というような強迫観念に駆られ、みんなmixiに登録していたように思われるのだ。 これはfacebookでもそうなのだけれども、一部のヘビーユーザーがどんどん「見てほしい私」を投稿し、それに「イイネ!」とつけないと居心地が悪くなる、という雰囲気は、多くの「そんなに他人と繋がることが好きじゃなく、価値も見いだせない人」にとっては、「めんどくさい世界」でしかなかったはずだ。 「足あと機能」がな
最近、mixiが新機軸をいっぱい打つようになり、少しは時代をリードしていたころのmixiを取り戻しつつあるのかと思い、安心していたのです。 しかし、mixiはmixiでした。やりやがりました。なんですかこれは。 http://mixi.jp/promotion.pl?id=petite_jete 「20代女性へ向けて」って…。 よくある質問も一応見に逝ったんです。もうね、液晶ディスプレイに穴が開くほど読んだんですが、質問が殺到しているであろう「30代以上はガン無視ですか?」っていう質問がないんですよ。 http://petite-jete.com/docs/faq あのね。普通はサービス提供者側がはっきり「20代向けのサービスです」って打ち出しちゃいけないと思うんですよ。回りが何となく「ああ、20代向けのサービスなのかな」って悟ることはあっても、ここまで露骨に「ババアお断り」ってやったらい
要するにSNSの本質である、 「ユーザー活動のコンテンツ化」を忘れると、力を失う。 ということ。 mixiはあくまでも元々は純粋なSNSをやりたかったんだと思う。 純粋なSNSをやりたいならユーザー活動にフォーカスしなければダメだ。 mixiはたしか2006年ごろニュース機能を導入した。 Facebookはその何倍の規模になってもユーザー活動にフォーカスしている。 あのブレない姿勢はえらい。 2006年に書いた記事。 mixiの変化 mixiがSNSの中で一番成功した理由は 「ユーザーの些細な動きも増幅して、それを別のユーザーへのコンテンツとして提供する」 事に徹底的に注目した所にあると思います。 「独特の9面レイアウト」「プロフィール写真」「日記」「コミュニティ」「あしあと」 等が特徴的ですが、「あしあと」なんかは最高の例だと思います。 発言をしないユーザーが他のページにアクセスしたとい
日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)業界を牽引してきたミクシィが身売りを検討していることが明らかになった。社長の笠原健治氏が保有する約55%の株式について、売却に向けた交渉への参加を複数の企業に打診し始めた。近く行われる入札にはグリーやDeNA(ディー・エヌ・エー)といった競合他社などが参加する見通しだ。 ある金融筋は「今春、ミクシィから競合他社に株式売却の話が持ち込まれた」と証言する。笠原社長の意を受けた証券会社が株式の売却を持ちかけたといい、「第一段階では笠原社長の保有株式の一部を譲渡して資本提携し、その後、将来的に全株式を放出する案が示された」と続ける。 ミクシィが身売りを検討するのは、今回が初めてではない。過去に一度、ヤフーとの間で資本提携が実現まであと一歩のところまで進んだことがある。両社の交渉は2011年2月末にプレスリリースを配信する直前まで進んだが、最終局
Tweet 皆さんは現在mixiを使っているだろうか。「一体誰がmixiを使っているのだろう?」と疑問に感じてしまうぐらい、私の周りでは「mixiはたまにログインするぐらいでほとんど使ってない」という声が多く聞こえてくる。 40人ほどいる私のマイミクも、「日記」を更新する人は月に2、3人いればいい方で、大半が「mixiボイス」しか更新していない。先日話題になったmixiの訪問者減のニュースに関しても「実感に近い」といった反応を示すユーザーが多くみられた。 しかしながら、mixiの月間アクティブユーザーが1500万人であるのに対して、Facebookは500万人と依然として日本最大のSNSである状況に変わりない。 それでは、なぜこのような感覚のギャップが生まれているのだろうか。もちろん私自身がmixiのコアユーザー層から大きく外れているであろうことは考慮する必要があるが、私は以下の3つの可能
1万7千通の『恋文』 私は「足あと機能」に何の思い入れもない。だから、実名と住所を出してまでミクシィ社に要望を伝えようとするユーザーさん達の気持ちは本当のところまったくわかってないと思う。それでも今回ミクシィ社から届いた記者からの質問への回答内容を見た瞬間、背筋が凍った。そして思わずミクシィ社広報部に「この回答のまま公表しても本当に大丈夫ですか」と確認をしてしまった。 以下、こちらからの質問とミクシィ社広報部からの回答です。 ■「足あと機能削除問題」1万7千件の実名署名を受け取ったmixiさんへの質問と回答 問:記者 答:ミクシィ社 問1:署名を確かに受け取ったかどうかはメディア経由での取材があった時のみ答える、ということだそうですが、署名を8月10日にミクシィ社が受け取ったということで間違いございませんでしょうか。その内容は、mixi足あと機能改悪反対!コミュニティによる、「mixiの足
株式会社IMJモバイルは、「女性のデジタル領域における行動・意識に関する調査」を実施し、その結果を公表した。 調査期間は、2011年5月26日と5月27日で、有効回答数は、1240名。調査方法は、インターネットリサーチで、調査対象は、全国の15歳から49歳の女性。 調査結果によると、「保有しているデジタル機器(複数可)」の問いには、「パソコン(96.1%)」、「携帯電話(89.4%)」が圧倒的に多く、以下に続く「iPhone(96.1%)」、「Android OSのスマートフォン(4.9%)」を大きく引き離している。 また、「スマートフォンを保有することによる変化(複数可)」の問いには、「ネットに接している時間が増えた(70.5%)」、「情報収集の方法が変わった(49.4%)」、「インターネットに関する知識を積極的に収集するようになった(44.9%)」、「GPS等を利用して、お店の情報等を
「想像してください。足あと機能が亡くなったミクシーを……」。6月13日から、『mixi』の『足あと』機能が『先週の訪問者』に変更されることに対して、一部の『mixi』ユーザーが強く反発。『mixi 足あと機能改悪反対!』コミュニティを立ちあげ、3日間で2万人以上の参加者を集めています。 『mixi』の『足あと』機能とは、「いつ、誰が」自分のページにアクセスしたかを確認できるリアルタイム履歴機能。ミクシィは、「『mixi』内におけるサービス機能の多様化とユーザーのコミュニケーションスタイルの変化」を理由に、『足あと』を『先週の訪問者』に“改善”することを6月6日に発表しました。しかし、一部の『mixi』ユーザーは「これは“改善”ではなく“改悪”だ!」と猛反対しているのです。ひとまず、彼らが今回の機能変更に反発する主な理由をざっとまとめてみましょう。 「リアルタイムでない訪問履歴では意味がない
ミクシィは6月6日、SNS「mixi」の「足あと」機能をリニューアルし、新たに「先週の訪問者」機能として6月13日から提供すると発表した。訪問者を「友人」と「その他」に分け、1週間に訪れた人を翌週に表示する。 「足あと」機能は2004年2月のmixi開始当初から、いつ誰が自分のページを訪問したかを把握でき、またページを訪れたことを友人に簡単に伝えられるフィードバック機能として提供してきた。だが最近は「mixiボイス」など足あとがつかないサービスの利用が進んでいる上、「イイネ!」を使って友人へのフィードバックも容易になっており、サービスの多様化とコミュニケーションスタイルの多様化に合わせて改善することにした。 「先週の訪問者」機能では、1週間に訪れた人をまとめて翌週に表示。従来のページのほか、ホームの「新着お知らせ」枠でも通知する。 現在の足あと機能では、訪問者が訪れたアクセス日時を含めてリ
今に始まったことではない「mixi迷走」の歴史 ここのところ、新機能を出す→ユーザー猛反発(例:mixi「アクティビティ」機能を13日に再開、“無効”設定が可能に -INTERNET Watch)を繰り返すmixiに、「迷走してる」との指摘が目に付きます。 しかし、いささかひどい言い方になりますが、こういった迷走は今に始まったことではありません。最初に違和感が表明されだしたのは、2006年の末あたりからでしょうか。こちらは2007年1月の記事。 mixiは昔は本名での登録を推奨していたみたいなんですけど、 今は非推奨になっているわけで(「本名を登録してよいでしょうか?」mixiが注意事項をQ&A形式で紹介)、 その頃からなんか迷走してるなと思ってたんですけど、 こないだのコミュニティジャック対策はどうなんだろうと思いました。 mixi迷走中? こちらは2008年11月の記事。当時、こうし
mixiがオープン化に大きくかじを切った。9月10日に開いた業界関係者向けイベント「mixi meetup 2010」で、大胆なAPI公開や、他社サービスとの連携を発表。モバゲータウンやYahoo!JAPANなど競合とみられてきた大手サービスとも連携するほか、スマートフォンなど情報家電とも連携していく。 「ネットが登場して20年。これまではサーバとサーバがつながっていた。今後は人と人がつながり、感情を流通させるソーシャルネットワークが拡大していく」――ミクシィの笠原健治社長は、mixiがソーシャルネットワークサービス(SNS)から「ソーシャルグラフプロバイダー」(SGP)に変わると話した。 「mixi Plugin」と「mixi Graph API」提供 外部サイトにHTMLコードを貼り付けるだけで、mixiと手軽に連携させられる「mixi Plugin」と、外部サイトや情報家電に組み込め
僕自身、最近はあまりmixiを使うことがないし、たまにmixiをのぞくと、ほとんどのマイミクのみなさんは休止状態。僕の周りのネットの先端を追い続ける人たちにとって、コミュニケーションのメインツールはTwitterに移行したようだ。 でも実はmixiは順調に成長を続けている。特に若いユーザー層の人気は不動である。僕はmixi関係者と話をする機会があるのでこのことを知っていたけれど、僕の周りの比較的ネットに詳しい人たちってmixiがコミュニケーションツールとして順調に伸びている話を意外に知らない。最先端な人であればあるほど、知らない傾向があると思う。なので10日前ぐらいに発表された資料なんだけど、最先端ユーザーのためと、そして僕自身、この情報を記録として残すために、遅ればせながら取り上げたいと思う。 主要データを見てみよう。 ・登録ユーザー数2100万人 ・月間ログインユーザー数1430万人、
「Facebook」や「mixi」といったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上でさまざまなコンテンツが楽しめるソーシャルアプリ。このソーシャルアプリの中でも今最も人気のあるコンテンツが“農場ゲーム”です。 Facebookの人気ナンバーワンは米ジンガ(Zynga)の「FarmVille」という農場ゲーム。なんと毎日2500万人ものユーザーがこの農場ゲームを楽しんでおり、けた違いのスケールを誇っています。グローバルに展開するFacebookならではのスケールといえるでしょう。 一方、国内最大手のmixiにおいても、人気ナンバーワンのmixiアプリは農場ゲームである「サンシャイン牧場」。このアプリは中国第2位のソーシャルゲームメーカー、レクーメディア(Rekoo Media)が運営しているものです。 簡単に農場ゲームの概要を紹介します。FarmVilleの場合、最初にユーザーは正
ごめん、タイトルは煽りかも。特徴の一つとして「(限定的な形で)匿名にできる」「許可した相手にしか公開しない設定にできる」というのはあります。それがmixiそのものを表わしているか、という意味ではmixiの特徴とまでは言えませんけれども。今となってはmixiの特徴は会員数が多い、ということだけになっていると思ったりします。多くなりすぎたことで、クローズドの中のオープン性は次第に弱くなっていって、コミュニティーの中でのある程度の匿名コミュニケーションをするようになった、というのはそれ招待制SNSじゃなくてもよくね?という話に繋がりますし。 しかし、私が言いたいのはそれではなくて、mixiはSNSではなかったのか、ということだ。SNSの世界において、ユーザーコンテンツは公開によって価値が生じるのではなく、非公開によって価値が生じるのではなかったのか。誰にでも見せたければblogがある。そこから代
一般のネットユーザーが、著作権に敏感になってきている。SNSやブログなどユーザー投稿サービスが一般化する中で、権利者団体は著作権に関する啓発活動を強化。ネットサービスと著作権法との矛盾も指摘され続けている。 そんな中で起きたのが「mixi規約改定騒動」だ。3月3日に公表されたmixiの新規約(4月1日から適用)に新設された著作権に関する条項(18条)について、「mixiに投稿した日記が、無断で書籍にされるのではないか」という憶測が出回り、ネット上で騒動になった。 ミクシィにはユーザーから問い合わせが殺到。翌4日になって「ユーザーの了解なしに書籍化などは行わない」とした上で、改定の意図を説明したが「下手な言い訳だ」「規約を変更しない限り、信頼できない」などと反発するユーザーも多く、騒動は収まっていない。 ユーザー投稿型サイトの著作権に関しては、2001年ごろから何度も騒動になっている。ユーザ
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