イギリスのキア・スターマー首相は29日、イスラエルがパレスチナ・ガザ地区での停戦に合意し、パレスチナ国家と共存する「2国家解決」の可能性を再び模索するなどの一定の条件を満たさなければ、9月の国連総会でパレスチナ国家の承認に踏み切ると発表した。

【エルサレム共同】イスラエル紙ハーレツなどによると、占領地ヨルダン川西岸南部で28日、パレスチナ人活動家アウダ・ハザリーンさん(31)がユダヤ人入植者に撃たれ死亡した。ハザリーンさんは今年の米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」に出演していた。入植者は逮捕された。 目撃証言などによると、重機に乗った複数の入植者がパレスチナ人の私有地に入り込み、パレスチナ人側が入植者に対して投石するなどしている中、入植者がハザリーンさんを射殺した。
【6月25日 AFP】米国によるイスラエルとの停戦案に同意するようイランを説得したのは、カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ首相だと、消息筋が24日、明らかにした。 情報筋はAFPに対し、イランがカタールの首都ドーハ近郊のアルウデイド空軍基地をミサイル攻撃したのを受け、ムハンマド首相は米国の要請でイラン側と交渉したと語った。 カタールはイラン、米国のいずれとも良好な関係を築いており、オマーンを含む他の湾岸諸国と共に、イラン・イスラエル紛争の外交的解決を強く求めてきた。 情報筋は「アルウデイド(空軍基地)への攻撃後、ドナルド・トランプ米大統領は、イスラエルが米国の停戦案に署名したことをカタール首長に伝えた」「トランプ氏はその後、イランを停戦案に同意させるべくカタールに支援を求めた」と述べた。 ムハンマド首相はJ・D・バンス米副大統領と会談した後、「イラン側と電話会談し、停戦案
(CNN) トランプ米大統領は25日、オランダで開かれている北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、週末に実施したイランへの攻撃と日本への原爆投下を比較し、どちらも戦争を終結させるために使われたと述べた。 トランプ氏は「広島の例も長崎の例も挙げたくはないが、あの戦争を終結させたのと本質的に同じことだ」「これによって戦争は終わった。あの一撃がなければ、今でも戦いは続いていたはずだ」と続けた。 この発言は、イランに対する攻撃の重要性を強調する中で出たもので、トランプ氏は今回の攻撃によってイランの核開発計画は数十年後退したと主張した。 「イランが再びやろうとするとは思わない」とトランプ氏はイランの核開発の野心について言及し、「地獄を味わったはずだ。彼らは思い知ったと思う。濃縮など最もやりたくないはずだ」と述べた。 さらに、イスラエルからイランの被害評価に関する報告を待っているとし、それにより「完
Published 2025/06/23 10:06 (JST) Updated 2025/06/23 16:28 (JST) 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、米軍によるイラン核施設攻撃を支持した上で、イランについて「プーチン(ロシア大統領)を助けようと尽力してきた政権」だとX(旧ツイッター)で糾弾した。 ゼレンスキー氏は「現代で核兵器の拡散はあってはならず、トランプ米大統領の決断は重要だ」と強調。イラン製無人機「シャヘド」がロシアのウクライナ侵攻で用いられていることに触れつつ、イランは「われわれの国に甚大な破壊や人的被害をもたらした」と批判した。 中東やウクライナ情勢などは、外交で解決しなければならないとも指摘した。
アメリカのトランプ大統領は23日午後6時すぎ、日本時間の24日午前7時すぎ、SNSに「イスラエルとイランが完全かつ全面的に停戦することで合意した」と投稿しました。 トランプ大統領は、イスラエルとイランの双方が進行中の「最後の任務」を終了したあと、イランが戦闘を停止し、その後12時間がたったところでイスラエルが戦闘を停止するなどとしていて、双方がそれぞれ戦闘の停止を履行すれば、日本時間の25日午後、戦闘が終結するとの認識を示していました。 イランの国営テレビは「停戦が始まった」と伝え、イスラエル首相府も声明で「トランプ大統領が示した2国間の停戦案に同意した」とし、双方が停戦を受け入れる考えを明らかにしました。 トランプ大統領がイスラエルとイランとの間の停戦合意を発表したことについて、ロイター通信は、ホワイトハウス高官の話として、その内幕を報じました。 それによりますと、トランプ政権が仲介を行
WATCH: Senior US officials are preparing for the possibility of a strike on Iran in the coming days, according to people familiar with the matter. President Donald Trump has for days publicly mused about calling for such a strike, which has been engaged in a war with Israel for nearly a week. Bloomberg’s Paul Wallace breaks down the situation. 中国とロシアは、イスラエルのイラン攻撃に早くから非難の声を上げたものの、過去数十年で最大の軍事的試練に直面す
イスラエル軍の攻撃後、イラン国営放送(IRIB)の建物から立ち上る煙=テヘランで2025年6月16日、AP イスラエル軍は16日、イランの首都テヘランで国営イラン放送(IRIB)の本部を攻撃した。IRIBでは当時、ニュース番組を生放送中だったが、スタジオで爆発が起きる場面がそのまま流れ、その後、放送が途絶えたという。 当時の映像によると、爆発が起きたのは、スタジオで女性キャスターがカメラに向かって話している最中だった。爆音とともに突然、背景が暗くなり、煙が部屋に充満した。女性はそのまま画面の外へ逃げた。「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫ぶスタッフらしき男性の声も響いた。 イランメディアによると、IRIBの建物は大部分が炎に包まれ、大きな黒煙が上がった。死傷者の有無など被害の詳細は分かっていない。一方、スタジオから逃げた女性はその後、無事が確認されたという。攻撃を受け、イランが「イスラ
【イスタンブール=渡辺夏奈】イスラエルのネタニヤフ首相は政権の崩壊を防ぐため、再び戦闘拡大による危機演出に打って出た。13日、トランプ米大統領の反対を押し切り、イランの核施設を空爆した。イスラエルにとってイラン打倒は悲願で、攻撃は用意周到だった。ネタニヤフ氏は13日午後に公開されたビデオ声明で「他に選択肢はなかった」と訴えた。イランが核兵器の開発を進めており、攻撃は正当だったと改めて強調した。
イスラエル軍は13日からイラン各地にある核関連施設や軍事施設などへの大規模な攻撃を始め、イラン軍のトップなどを殺害したほか、首都テヘランがある州では少なくとも78人が死亡したと伝えられています。 これに対し、イランは日本時間の14日未明、イスラエルに対する報復攻撃に乗り出し、軍事精鋭部隊の革命防衛隊は弾道ミサイルや無人機でイスラエルの軍事拠点や空軍基地などを標的にしたとしています。 イランの国営テレビは、革命防衛隊の幹部がイスラエルへの報復でこれまでに150の標的を攻撃したとしたうえで「作戦は必要なだけ続く」と述べたと伝えています。 イスラエルではイランによる攻撃で中部にある最大の商業都市テルアビブやその近郊などで被害が出ていて、複数の地元メディアはこれまでに3人が死亡、70人以上がけがをしたと伝えています。 イスラエルでは14日午前も一部の地域で防空警報が出され、イスラエル軍はイランが発
イスラエル軍は13日、イラン各地にある核関連施設など100以上の標的への攻撃を行ったと発表し、ネタニヤフ首相は「イランの核濃縮プログラムの核心を攻撃した」としています。 イランの最高指導者ハメネイ師は「イスラエルは必ず報いを受けるだろう」として、報復を宣言していて、中東での軍事衝突の拡大が懸念されます。 こうした中、イランの国営テレビは現地時間の13日午後、中部ナタンズにある核施設に再びイスラエルの攻撃があったと伝えました。 またイランの国営テレビなどはイラン原子力庁の報道官の話として、イスラエルによる攻撃を受けた中部ナタンズの核施設の内部で放射性物質か化学物質による汚染が発生しているようだと伝えました。 一方、報道官は「外部への汚染はない」としたうえで「被害は表面的なものだ」としています。 目次
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【2月5日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は4日、パレスチナ自治区ガザ地区で暮らすパレスチナ人について、選択肢を与えられれば苦境に立たされている故郷から「喜んで」退去するとの見解を示した。 トランプ氏はホワイトハウスで一連の大統領令に署名した際、記者団に対しガザ住民について、「喜んでガザを離れるだろう」「彼らは大喜びすると思う」と語った。 「どうしてとどまりたいと思うのか。そこは破滅の場所だ」と続けた。 トランプ氏はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談を前に発言した。会談ではイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意について協議し、イスラエルに対し、まだ一部が確定していない合意の順守を促す可能性が高いとみられている。 トランプ氏は先に、
[アンマン/ベイルート/カイロ 8日 ロイター] - シリアの反政府勢力は8日、首都ダマスカスを掌握し、アサド大統領を追放したと国営テレビで表明した。アサド大統領は航空機で首都を離れたという。これにより、父の政権から50年余り続いたアサド一族による体制が崩壊した。 シリア当局者はロイターに、陸軍司令部がアサド政権の終焉を将兵らに通達したと語った。ただ、軍はハマやホムスなど主要都市などで「テロリスト集団」に対する作戦を継続していると発表した。
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