以下、小寺信良氏の「コデラノブログ3」4/3記載内容より引用。 日本の音楽シーンの未来を考えるならば、貧しい音質でDRMガチの着うたなんかに金を払うのは辞めるべきだ。この日本独特の産業構造が、確実に芸術を殺している。読んでいてスっと喉に通らなかったので、考え付いた流れを素直に書いてみた。気になったのは「貧しい音質でDRMガチの着うたに金を払っている人々」が音楽をどう認識しているか、という点だ。 以下、思春期の段階で携帯が当たり前のように手元にある世代の価値基準を推定して書く。彼らにとって携帯は「持っていることが前提」であり、またその差別化によって所有者のセンスが問われるファッションアイテムである。携帯の機種はもちろんのこと、携帯によってできることの記号の組み合わせとそのセンスが日々の交流の旨味を決める一因となっている。つまり、たまたま傍にいる感じのよさそうな知人友人が格好いい携帯で流行の曲