iOSでは日付を1970年5月またはそれ以前に設定して再起動すると途中でフリーズする問題が修正されたばかりだが、今度は一部のユーザーに1970年1月1日付の空メールが届く問題が発生しているそうだ(Telegraph、 9to5Mac)。 空メールは本文だけでなく、件名や送信元も設定されていない。おそらく送信日時が設定されていないことで、1970年1月1日と表示されるものとみられる。原因は不明だが特に害はなく、端末をリセットすれば空メールは消えるとのこと。
今年8月、Appleは定額制音楽配信サービス「Beats Music」を手がけるBeatsを買収した。買収後もBeats Musicは単体でサービスを続けていたが、来年にもこれはiTunesに統合されると報じられている(ITmedia、TechCrunch)。 どのような形で統合されるかは明らかになっていないが、Beats Musicのブランドを消すという話もあり、またより低価格でのサービスになるという憶測も挙がっているようだ。 この背景には、Appleの音楽配信サービス「iTunes Music」の不振がある(ダイヤモンド・オンライン、INTERNET Watch)。iTunes Musicの売り上げは、2014年初頭から13%も低下しているという。これはPandoraやSpotifyといった、他社の提供する定額制音楽配信サービスの影響だと考えられるという。
iOS 8でサードパーティーのキーボード(IME)が利用可能になったことから、さまざまなiOS 8対応IMEがApp Storeに登場している(ITmediaニュースの記事、 ITproの記事、 ギズモード・ジャパンの記事)。 現在のところ日本語入力対応のものは少ないが、「mazec」「MyScript Stack」「Simeji」といったIMEで日本語入力が可能だ。mazecとMyScript Stackは手書き入力IME。Simejiは200万語のクラウド辞書を使用する「クラウド超変換」に対応する。Android版のSimejiではユーザーに無断で入力内容をサーバーに送信していたことが問題となったが(過去記事)、クラウド超変換はデフォルトで無効になっているとのこと。 iOS 7まではサードパーティーのIMEが利用できなかったため、「ATOK Pad」のようなアプリでは専用の日本語入力シ
充電池は充電と放電を繰り返すことで劣化が進む。そのため、ノートPCなどでバッテリの劣化を防ぐためにバッテリを取り外してACアダプタのみで使用するというテクニックがある。しかし、最近のノートPCではバッテリを取り外せないものもある。その1つであるMacBookでは、ACアダプタのコネクタ(MagSafe)の端子を1つふさぐことで、ACアダプタからの給電は行いつつバッテリの充電を止めることができるという方法があるそうだ(ACアダプターつなぎっぱなし?MacBookのバッテリー劣化リスクを抑える画期的な方法)。 具体的には、5つあるMagSafeの端子のうち、真ん中の端子を接触させないようにすればよいという。紹介されている方法は、ビニール袋と粘着テープでこの端子だけを覆うようなカバーを作るというものだ。 なお、AppleのノートPCでは2009年前後から最大充放電回数が1000回というものに変更
AppleはユーザーがSiriに向かって話しかけた内容を、最大で2年間保存するそうだ。これは明確でないSiriのプライバシーポリシーに関する疑問を掲載したWiredに対し、Appleの広報を務めるTrudy Muller氏が答えたもの(Wiredの記事、 本家/.)。 解析のためにAppleに送信された音声ファイルは、ユーザーを示すランダムな番号を割り当てて保存される。6か月経過すると音声ファイルから番号が削除され、ユーザーとの関連付けが解除されるが、その後最大で18か月間保存されるとのこと。ただし、ユーザーがSiriをオフにすれば、すべてのデータがすぐに削除されるという。一方、この問題を最初に指摘したアメリカ人権自由協会(ACLU)の弁護士、Nicole Ozer氏によれば、Siriのデータがユーザーと直接リンクされていないにしても、録音された内容から個人情報や機密情報が漏れる可能性があ
AppleがiPhoneを生み出してから6年間が経過した。App Storeにはアプリが数多く用意され、膨大な数のダウンロードが行われている。しかし、ここまで市場が成長したのにもかかわらず、その中にはMicrosoft Officeは含まれていない。すでにMicrosoftはOfficeのiOS版は内部で準備済みであろうと考えられている。しかし、今週行われたMicrosoft Office 2013の発表会でBloombergがiOS用のOfficeに対して質問したところ、MicrosoftのCEOであるスティーブ・バルマー氏は、iOS用Officeに関しては何も言うことがない、と市場の期待に水を差した(HOTHARRDWARE、本家/.)。 iOS向けアプリでは、売り上げの30%をAppleに渡す必要がある。そのため、Microsoftは「Office 2013」のオンライン版で期間契約
1 月 23 日にアップルの 2012 年 10~12 月期の決算発表が行われた (ギズモード・ジャパンの記事) 。 売上高は 545 億ドル (約 4 兆 9100 億円)、純利益は 131 億ドル (約 1 兆 1800 億円) で、いずれも過去最高の数字。にも関わらず? アップルの株価は一日で 450 ドル下がり (12.4 % 安)、時価総額は約 596 億ドル (約 5 兆 3700 億円) 減少した。前年同期の売上高は 463 億 3000 万ドル (約 4 兆 1700 億円)、利益は 130 億 6000 万ドル (約 1 兆 1800 億円) だったから、売上は伸びたが利益の伸びが殆どない (横ばい) のが直接の要因らしい。
Lightningコネクターのライセンス使用が認められなかったため、Kickstarterで資金調達に成功したポータブル充電器「POP」がキャンセルされたそうだ(Kickstarterのプロジェクトページ、 VentureBeatの記事、 、 本家/.)。 POPは大容量のバッテリーを搭載し、iOSデバイスやAndroidデバイスなどを充電できるポータブル充電器。巻き取り可能な充電ケーブルはMicro USBコネクターとDockコネクターのコンボになっており、プロジェクト開始時には詳細が明らかになっていなかったが、iPhone 5のLightningコネクターを搭載したケーブルの装備も予定していた。しかし、Appleのガイドラインでは充電器にLightningコネクターとDockコネクターの両方を搭載することが認められなかったという。そのため、約束した通りの製品を提供できないとして、プロジ
米ニューハンプシャー州・Pheasant Lane Mallで、大量のiPhoneを購入しようとした女性がテーザー銃(電極を射出して電撃を与えるスタンガンの一種)によって拘束されたという(本家./)。 逮捕されたのはニューハンプシャー州・ニュートン在住のXiaojie Liさん。Liさんの娘によると、LiさんはiPhoneを購入しようとApple Storeを訪れたそうだが、一週間前にすでに2台のiPhoneを購入しており、iPhoneの販売台数制限のためにこれ以上のiPhoneを購入できなかったため、店頭で抗議していたそうだ。店舗のマネージャーが彼女を店から追い出してその場は落ち着いたそうだが、Liさんがその翌週にオンラインで注文していたiPhoneを引き取りに来たときに店舗には警官がおり、店舗への立ち入りが歓迎されないことが述べられたものの、Liさんは立ち去ることを拒否したためにこうな
auが配信した芸能やスポーツのニュースなどが、ソフトバンクのiPhone 5で緊急地震速報として受信されてしまうという事例があったという。ケータイWatchによると、LTEには緊急速報を配信するためのETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)という仕組みが用意されているそうなのだが、auはこれを使って芸能やスポーツのニュースといったコンテンツの配信を行っており、iPhone 5がこれを緊急地震速報として受信してしまったためにこのような事象が発生した模様。 auおよびドコモの端末ではETWSを使ったニュース配信に含まれる識別符合をチェックし、緊急地震速報ではない場合は反応しない仕組みになっているそうだが、ソフトバンク側ではこの対応を行っていなかったためにこの問題が発生したのこと。今後ソフトバンク側では対応を予定しているとのことだが、このような仕組み
最新のMac OSのバージョンは「10.8 Mountain Lion」であるが、ここから2つ前のOSである「Mac OS 10.6 Snow Leopard」がApp Storeで再版されている。 いままでのMac OSでは、古いバージョンのMac OSを手に入れる手段としてアップデート以前に発売されていたハードウエアを購入するぐらいしか方法がなかった。もちろんそのOSはそのハード用なため、アップデートし損ねた古いマシンのアップデートには使用できなかった。この「再」発売は今までのAppleの体制は信じられない対応であり、タレコミ子は歓迎する。 最新のMountain Lionはハードウェアによってはインストールできないものもあり、またSnow Leopardは最後のRosetta対応OSということも再版の理由かもしれない。 最大の期待はSnow Leapardの再発売により、セキュリティ
米国の特許紛争はバカバカしいものが多いが、Appleの戦術も結構ひどいものらしい(GIZMODO)。 まず、AppleはSiriに関する特許を8回も提出しているが、それは特許局を疲れさせて特許を獲得する戦術だと言うことらしい。また、Google関係者によると、Apple側はこのパテント競争に決着をつけるつもりがないという。賠償金や契約内容でAppleと合意しようとすると、すべてひっくり返されてしまうと言う。これは他のライバル会社に対して訴訟でライバル製品の販売を足止めさせ、ライバルが会社が裁判に気をとられている間にiPhoneを売る戦術だとしている。 また、Appleが去年使った研究開発費は30億ドル以下だが、昨年Appleが訴訟などにかけた費用は研究開発にかけた費用より多いという。関連するNewYork Timesの記事によると、スタンフォード大学が分析したところ、過去2年間スマートフォ
ストーリー by headless 2012年10月07日 13時21分 stay-foolish-and-foolish 部門より 米国の広告代理店、Filter社でははスティーブ・ジョブズ氏の一周忌を迎えた10月5日、「Steve Jobs dress-up day」として、社員が黒いタートルネックとジーンズを着用したそうだ(Filterのツイート1、 Filterのツイート2、 本家/.)。 しかし、ジョブズ氏を追悼するはずのこの企画は奇妙な結末を迎える。企画を広げようとしたFilterは、同じ服装でシアトルのユニバーシティービレッジにあるアップルストアに集まるようブログで呼びかけていた。これに応じて数十人が集合したが、なぜか全員で「カンナムスタイル(日本を除く全世界で大流行している韓国人歌手PSYのヒット曲)」を踊りだしてしまったのだという(GeekWireの記事、seattlep
欧州委員会のViviane Reding氏は、EU加盟国に対してAppleのiPhoneやiPadなどの製品の保証についての状況を確認するよう要請した。Apple系販売店が2年間の交換義務を遵守しているかを加盟国に確認する内容となっている。 EU法では製品に欠陥がある場合2年間の交換義務がある。しかし、Apple製品は製品購入後1年間のハードウェア製品保証はあるが、それ以上の保証を受けるためには「AppleCare Protection Plan」に加入する必要がある。欧州委員会はこうしたAppleの規定がEU法に反していると判断しているようだ(Tekgoblin、本家/.)。 すでに制裁に動いている国もある。昨年12月、イタリアの競争庁はAppleに対して90万ユーロ(116万ドル)の罰金を科した。理由としてAppleは目立つ広告により3年間の保証延長が可能な「AppleCare Pro
# たぶんjbeef先生他の対応に関しては別途だれかが言及すると思うので ポイントが複数あって、AppBankのはそのうち一つなんだよね。 1. 成人向け広告を、アプリのレーティングにかかわらず設定できた。 2. アプリの内容と広告の内容とに直接の関係が無い。(アプリ内容から想定できない) 3. 18歳以上向けの広告を、17+レーティング(17歳以上でなければ購入できない)で表示する事を期待していた # ま、3は余録みたいなもんだけれども。 このうち、2番に関してはさらに詳細などうでも良い補足としてユースケースを出しとくと、 「素敵なカクテル辞典&カクテルが飲める店のアプリ」だと思ったから、『ほら、このアプリを使うと簡単に』とか店で出したらさ、一番目立つところに「アプリを使うと目の前の女子を……」とかエロ漫画のバナーが出るわけですよ。もうキモオタ認定ですよ。 とまあ、レーティングにかかわら
Appleは6月末に米環境基準 EPEAT の認定を返上したことが報じられたが、この決定が誤りであったとして再度認定を申請したとのこと(A letter from Bob Mansfield、 ITmediaの記事、 本家/.)。 Appleのハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、ボブ・マンスフィールド氏によれば、EPEATの認定返上を知った熱心な顧客から落胆の声が寄せられていたという。マンスフィールド氏は認定返上が環境問題を軽視してのことではなく、Appleの製品が高い環境保護レベルにあることを強調しつつも、決定が誤りであったことを認め、EPEATに復帰したと述べている。 Appleは40製品でEPEATの認定を受け直し、全製品でゴールド認定を取得したとのこと。iFixitに「もっとも分解しにくいノートパソコン」と呼ばれ、EPEAT脱退の原因ではないかといわれたMac
Apple は PC やディスプレイを環境の側面から評価・格付けする米国の環境基準「EPEAT」から脱退したとのこと。MacBook Pro や MacBook Air を含む 39 の製品の認定が取り下げられたとしている。脱退の理由について、EPEAT の CEO である Robert Frisbee 氏によれば、「Apple のデザインの方向性は、もはや EPEAT の要件と一致しない」と伝えてきたという (CNET News の記事、ITmedia ニュースの記事、本家 /. 記事より) 。 Apple 製品の分解で定評のある iFixit は MacBook Pro Retina ディスプレイモデルが無関係ではないという。EPEAT では、製品がリサイクルしやすいよう設計することが評価基準の一つとなっているが、同製品はディスプレイに部品が組み込まれていたり、バッテリーが接着剤で貼り
中国での「iPad」商標の使用をめぐる訴訟は、Appleが商標を持つ唯冠科技(Proview Technology)側に6,000万ドルを支払う条件で和解したそうだ(Reutersの記事、YOMIURI ONLINEの記事、NHKニュースの記事)。 AppleはiPadの商標を台湾の唯冠台北から購入したが、唯冠科技が中国本土での商標権を主張して裁判になっていた。昨年12月にはAppleの所有権確認申請が棄却され、和解交渉が進められていたという(/.J記事)。和解金は裁判所の指定した口座に入金され、債権者に分配されるとのこと。今回の和解により、Appleによる中国でのiPad販売が公式に認められることとなる。
一昔前の音楽業界は六大レーベルと呼ばれる企業に支配されていたが、いまはより強力なデジタルレーベルであるアップル、アマゾン、Facebook および Google の寄与なくミュージシャンの音楽性を追求するのはほとんど不可能であると、伝統的ロックバンドのギタリストである David Lowery が氏のブログで述べている (Trichordist の記事、本家 /. 記事より) 。 ブログ記事は SF ミュージック・テクノロジー・サミットで語ったメモをもとに書き起こされたもの。この新しい上司であるデジタルレーベルらは、ファイルのダウンロードサービス、音楽のストリーミング、オンライン音楽ストアなどさまざまなサービスを生み出したものの、古い上司と比べてミュージシャン本人にもたらしてくれる利益はわずかだ、としている。しかも、新しい上司はアーティストの曲という他人の財産を使って、海賊版などの不正利用
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