小さなころから本を読むのが好きだった僕は、小・中・高校とずっと、国語の授業も同じように好きだった。新しい教科書が配られたら、その日のうちに、収録されている文章を読み切ってしまうくらいに。 その一方ではは「道徳」の授業も好きで、週一度の授業を心待ちにしていた記憶がある。周囲を見れば、「道徳が好きだー!」と声高に叫ぶような人は見たことがない、マイナーな教科ではあるけれど……なんとなく好きだったのよね。そんな話。 スポンサーリンク 割と「自由」な雰囲気だった道徳の授業 周りの人に「道徳の授業って、どんなことやってた?」と聞くと、人によってまったく違う答えが返ってきておもしろい。 「国語の授業と変わらなかった」という人もいれば、「ディベートのようなことをやらされた」という人、「ひたすらNHKのビデオを見てた」人、「道徳の時間は別の授業をやってた」という人――などなど。最後のようなケースはなかなか聞
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