なぜ日産はVRChatで北極&南極のワールドツアーを行うのか? 先行体験してきた 日産自動車株式会社は先日、VRChat上にVRChatにバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」をオープンしました。日本の大手企業が、VRChatで活躍する現役クリエイターとともに作り上げたバーチャルギャラリーは大きな話題となり、「BREATH ACTORS『カソウ』舞踏団」による現地案内イベントに多くの人が訪れるなど、ひとつの交流の場としてVRChatコミュニティに根付き始めています。
個人VTuberが100万登録 ブラジルやメキシコで盛り上がるVTuberブームを紹介 はじめましての方は、はじめまして。記事を読んだことがある方はお久しぶりです。インターネットの情報を喰らって、吐いてるすらといいます。 さて今回紹介するのは、ブラジルやチリといった南米アメリカ地域を中心とした、ヒスパニック系とラテンアメリカ系の言語圏のVTuberです。もしかしたらラテンアメリカやヒスパニックという文字を見て、世界史の勉強を真面目に受けていた人や、翻訳記事を読んだことがある人はピンとくるでしょう。まずは、なぜこの括りなのか説明していきます。 なぜヒスパニック系とラテンアメリカ系なのか ラテンアメリカはだいたいどのあたりかというと、南アメリカ大陸”ほぼ”全部と北アメリカ大陸の下あたりの国を指します。ラテンアメリカではスペイン語、ポルトガル語、フランス語など様々な言語で構成されています。 なぜ
にじさんじの「リアルタイムARライブ」舞台裏では何が起こっていたのか? 7月31日から8月1日にかけて間開催されたリアルタイムARライブ、「にじさんじ AR STAGE “LIGHT UP TONES”」。にじさんじライバーたちのパフォーマンスもさることながら、今回導入されたARでの演出が大きな話題となりました。 このARライブを受け、今回MoguLiveは現場を指揮したANYCOLOR株式会社の国内VTuber事業統括プロデューサー・鈴木貴都氏、および3Dソフトウェア開発チームの北脇氏、門谷氏、坂間氏にインタビュー。ARライブの舞台裏やテクニカルチームの努力について聞きました。 本番ギリギリまで開催できるか分からなかった!? ――2日間にわたる「にじさんじ AR STAGE “LIGHT UP TONES”」を終えて、手応えはいかがでしたか。視聴者やファンの方々から、熱狂的に迎え入れられ
メタバースは「ほとんど国創り」。100億円投資を決めたグリー傘下・REALITYの挑戦 メタバース。テクノロジーやエンターテインメント、とりわけゲーム業界等を中心に、ここ1,2年で耳にする機会が非常に増えたワードだ。地球上での人の移動が困難なこの時代において、フェイスブックやマイクロソフト、Epic GamesにRobloxといったプレイヤーは我先にとメタバースのフロンティアへ押し寄せている。 この動きは日本にも波及しており、「メタバース」への取り組みを表明する、あるいは決意を新たにする企業は少なくない。折しも2021年8月、グリー株式会社はバーチャルライブ配信アプリの提供を行うREALITY株式会社を中心にメタバース事業への参入を発表、今後2,3年で100億円規模の投資を行うことを明らかにした。 今回Mogura VR Newsでは、そのREALITY株式会社で代表取締役社長を務めるDJ
なぜVRChatのクラブワールド「GHOSTCLUB」は世界中のユーザーを引きつけるのか? VRChatには2018年から継続的に運営されている「GHOSTCLUB」というクラブワールドがある。毎週火曜と土曜の深夜にだけオープンされ、世界中のさまざまな場所からユーザーたちが集まっている。 「GHOSTCLUB」へのアクセスは少し特殊だ。誰もが参加できるPublicワールドとしては公開されていない。公式サイトに記載されているDiscordサーバーに入場し、注意事項に同意後、とあるVRChatアカウントにフレンド申請を送信する必要がある。その後、Discordのスレッドでスケジュールを確認し、イベント中にのみ入場可能。ワールドに入る直前にも注意事項への同意確認があり、それに同意後アクセスできる。 中に入ると、目の前にボックス型の公衆電話が現れる。着信音が鳴り響いていて、近づいて受話器を握る。一
VTuber樋口楓インタビュー 二次元と三次元の壁をどう壊していくか? TVアニメ「100万の命の上に俺は立っている」の第2シーズンオープニングテーマ「Baddest」が、にじさんじ樋口楓のメジャー2ndシングルとして8月25日にリリースされた。アニメ内にも樋口楓は本人役で登場し話題になっている。 以前から「二次元と三次元の壁を破りたい」という目標を掲げている彼女。さまざまなジャンルの橋渡しを担う存在になりうる「VTuber」での活動ついて、今考えていることを語っていただいた。 VTuberを広めるきっかけづくり ――ニューシングル「Baddest」について、初めて曲を聴いた時はどう感じられましたか? 樋口楓: 「シャウトせなアカンの!?」って思いました(笑)。今までやったことのないジャンルの曲にしようと1stアルバムを作り終わった段階でスタッフさん達がお話をしていて、アルバムの曲を録り終
67万人がゴリラになって遊んでいる……突然あらわれた人気VRゲーム開発秘話 バーチャル空間でゴリラとなって他ユーザーとおにごっこで遊べるVRゲーム「Gorilla Tag」。今年の7月、ユニークプレイヤー数が67万人以上を突破するなど、大きな話題となっています。 なぜ、このゲームが人気を集めているのか? なぜ、人はバーチャル空間で「ゴリラ」になりたいと思っているのか? 今回は開発企業のAnother Axiomに人気の秘密について話を聞きました(回答文の英語を翻訳し掲載しています)。 ーー今年7月にユニークプレイヤー数が67万人以上と発表されました。この人気ぶりをどのように受け止めていますか? 予想以上の反響に驚きはありましたか? まったくの想定外でした。このゲームをリリースしたとき、ゲームの性質上、昼間は2、3部屋、夜は少なくとも1部屋の人がプレイしてくれればいいと思っていました。 そも
にじさんじのリアルタイムARライブは何がすごかったのか? 「”LIGHT UP TONES”」レポート にじさんじでは初となるリアルタイムARライブ「にじさんじ AR STAGE “LIGHT UP TONES”」が、7月31日と8月1日の2日間公演で開催されました。 なにより今回の目玉は「リアルタイムARライブ」という、VTuber業界で見てもめずらしい取り組みそのもの。出演者たちのすばらしいパフォーマンスはもちろん、一目見るだけで「これはすごいぞ」と息を呑まされるほど高い技術力が光っており、この2日間だけでVTuberの音楽ライブシーンが大きく一変してしまいそうなほどのインパクトがありました。 本記事では「にじさんじとAR」「VTuberとAR」の関わりについてや、本ライブにおける技術的な注目ポイントを一挙に紹介。その上で、2日間に渡るライブの魅力をレポートします。 にじさんじとARの
ブラウザから3Dモデルをトラッキングできるツール「Kalidoface 3D」が登場 無料で利用可能 7月13日(火)PCやスマートフォンのブラウザから3Dキャラクターのモデルをトラッキングして動かせるツール「Kalidoface 3D」が登場しました。開発者はバーチャルデザイナーのRichさん。現在、無料で利用可能です。 「Kalidoface 3D」は顔の表情や全身の動きをWebカメラ(スマホの場合は内蔵カメラ)でトラッキング可能なツールで、まばたきや手の振りなども現実の身体と同期できます。(Safariなどの一部ブラウザでは全身トラッキング非対応の場合もあり) またカメラを正面だけでなく、背面や横に動かしての撮影もできるようになっています。 3Dモデルは複数のデフォルトアバターを利用可能で、手持ちのVRM対応のモデルもアップロードできます。デジタルコードを利用したほかユーザーとのボイ
最近話題の「メタバース」ってなに? 言葉の意味から業界動向まで解説 昨今よく話題に上る「メタバース」。ブレイクポイント株式会社と株式会社Moguraが共催したウェビナー「Future Tech Meetup #6 最近話題の『メタバース』ってなに? 業界動向を解説」ではメタバースという言葉の解説から関連業界の最新動向まで、セミナーとディスカッションの両形式で情報共有や議論が行われました。本記事はそのイベントレポートとなります。 テーマは「メタバース」 シリコンバレーやゲーム業界などを中心に今や世界的な話題となっているメタバースですが、今のところ言葉だけが先行しており、その実態がよくわからないという人も多いでしょう。今回のウェビナーではメタバースについて、言葉の定義から現在の状況、そして実際にメタバースを志向する企業の知見などが紹介・解説されました。 第1部「シリコンバレーから見た!『メタバ
VTuberへの誹謗中傷や意図的な炎上工作はどこから犯罪? 弁護士に話を聞いた VTuberが抱える数あるリスクのひとつが、ユーザーからの誹謗中傷。YouTubeのコメント欄やTwitterでのリプライでの書き込みにショックを受けて、活動休止や引退を表明してしまうケースも起こっています。 (画像:photoACより引用) さらにコメントの一部を切り取り悪意のある編集をした動画の投稿や、本人の公表していない過去のプロフィールの暴露なども少なくありません。そういったネットでの書き込みは、一体どこからが犯罪として認定されるのでしょうか? 今回は、関真也法律事務所代表で、VRやVTuber関連の権利問題についても詳しい関 真也弁護士にお話を聞きました。 関 真也: 特定の人を誹謗中傷する書き込みは、その方法や内容によって、法律上の責任をどう考えるかも変わってきます。そのうち、よく問題になるものをい
バーチャルとリアルが融合するとき、何が起こるのか?「GIBSON」から覗く未来 「リアル」で人とのコミュニケーションを取る際に、気にするべきことが増えて久しい。対面での接触や会話を避け、大人数で集まる行事やイベントを慎みはじめてから一年以上が経過し、人々はバーチャル(あるいはリモート)でのコミュニケーションを余儀なくされている。 今回はこのような状況下において、「バーチャルとリアルの融合した体験を、VRとARで実装する」ことに挑む、株式会社MESONと博報堂DYホールディングスが取り組む「Project GIBSON」について紹介しよう。 正直に言うと、「GIBSONとは何か?」という問いに一言で答えるのは難しい。概要だけ一気に説明するなら「Project PLATEAUのデータをもとにして渋谷の一区画の3DCGを生成」、「渋谷PARCOの周辺だけはフォトグラメトリで高LOD(Level
ヨーロッパにVTuber文化はどう広がっているのか? ドイツでの盛り上がりから考える 海外のVTuber事情といえば、英語圏や中国語圏での盛り上がりをイメージする人が多いと思います。一方で、アニメやマンガといった日本のポップカルチャーはヨーロッパでも人気があります。ファンが集まるイベントの盛り上がりはメディアの報道でもたまに見かけることがあるのではないでしょうか。 今回は英語でも中国語でもないヨーロッパの言語圏の事情について、ドイツ語圏内でのVTuber文化を例に探っていきたいと思います。 ドイツのメディアが注目するVTuber文化 そもそもヨーロッパではVTuberは盛り上がっているのでしょうか? これが実は答えるのが一番難しい問いだったりします。理由はいくつか考えられます。 1)そもそもどこの出身なのか分からない。ヨーロッパのVTuberであっても英語による配信が多い。 2)言語の壁。
海外ファンはホロライブをどのように楽しんでいるのか? 実際に話を聞いてみた 英語圏のファンからの熱烈な支持を集めている女性VTuberグループ「ホロライブ」。チャット欄には数多くの英語コメントが寄せられ、TwitterやradditなどのSNSでも応援が盛り上がっています。一体、海外ファンは彼女たちのどのようなところに注目し、日々の配信を楽しんでいるのでしょうか? 今回は、海外のホロライブファンであるSuspiciously_Russianさんと、TommyButtsさんの2名に、ホロライブにハマったきっかけや、海外での盛り上がりについてお話を聞きました。 「最初はAIだと思っていた」回答者・Suspiciously_Russianさんの場合 Suspiciously_Russianさん ロシア、モスクワ出身 1.ホロライブを発見し、彼女たちの配信を視聴するようになったきっかけは何でしょう
リアルとバーチャルの融合で社会はどう変わるか 実験を繰り返して分かったこと 2020年12月8日から10日の3日間にわたって開催された、国内最大級のVR/AR/MRカンファレンス「XR Kaigi 2020」。期間中に行われた50以上のセッションの中から、あらためて振り返っておきたいセッションをMogura VR編集部がピックアップ。今回はMESONと博報堂によるセッション「MESONと博報堂が目指すサイバーとフィジカルが融合したコミュニケーション空間の実現」のレポートです(※記事内に登場する各種データはXR Kaigi 2020開催当時のもの)。 なお、同セッションは当初「MESONと博報堂が目指すリアルとバーチャルが融合したコミュニケーション空間の実現」というタイトルでしたが、当日は「MESONと博報堂が目指すサイバーとフィジカルが融合したコミュニケーション空間の実現」のタイトルで講演
VTuberに欠かせない「背景」はどのように作られる? 制作者に聞いてみた バーチャル空間を表現する「背景」は、VTuberの動画や生放送に欠かせないもののひとつ。VTuberが今どこにいて、どんな状況にあるのかを分かりやく視聴者に伝えてくれます。 自分が撮影した写真をもとにしたり、フリー素材サイトから引用したりといった手軽な方法もありますが、より世界観を引き立たせるために専門のクリエイターに依頼するケースも多いようです。 (乙女おとさんの背景) イラストレーターの歯車ラプトさんは、そんなVTuber用の「背景」を制作する一人。VTuberからの依頼を受け付けるようになって2年、現在も制作を続けられています。今回は歯車さんに「背景」の作り方やその魅力をお聞きしました。 歯車ラプトさんインタビュー 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、ゲーム開発会社のグラフィッカーを経て独立。 現在フ
ドワンゴの「VR授業プログラム」で学びは変わるのか 実際に体験してみて分かったこと 2021年4月7日、角川ドワンゴ学園 N高等学校(N高)とS高等学校(S高)が、4月からVR技術を活用したプログラム「普通科プレミアム」を開始した。受講対象の生徒数は約4,000名で、新入生の約4割が選択。現時点でVR授業は2,341本が用意され、全体の33.5%をVRで受講できるそうだ。 この授業プログラムは、自宅にいながら日々の学習をVRで受けられるというもの。受講する生徒の自宅にはFacebookのVRヘッドセット「Oculus Quest 2」が配布され、いつでも各講座にアクセスできる。 VRデバイスを活用しての高等学校教育プログラムは他に例がない。はたして、このプログラムで生徒側はどのような授業を受けられるのだろうか? 取材した綾瀬キャンパスでの体験をもとに紹介しよう。 ベクトルや細胞膜など、バー
「BEMANI」のVR版!? KONAMI発のバンド演奏ゲームを先行体験 コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が、VRデバイス「Oculus Quest」「Oculus Quest 2」向けのVRバンド演奏ゲーム「BEAT ARENA」を発表しました。発売日は2021年3月12日(金)です。 本作は、ドラム、ギター、ベース、キーボードの4種類の楽器を演奏可能です。オリジナル曲はもちろん、KONAMIの人気音楽ゲーム「BEMANI」シリーズの楽曲も収録。まるでライブステージのような感覚で、シリーズの名曲を演奏できます。 今回電撃的にVRゲームへの参戦を発表したKONAMIの新作を、先行体験したゲームプレイと合わせて紹介します。(※実際のゲームプレイとは異なる場合があります) VRゲーム初参戦とは思えないこだわりよう 本作では、演奏を行うアバターを自由にカスタマイズできます。アバタ
名取さな お誕生日会直前インタビュー 「“名取さな”を一緒につくりあげて欲しい」 3月7日(日)リアルイベント「さなのばくたん。-ていねいなお誕生日会- Powered by mouse」が控えている、ば~ちゃるな~す・名取さなさん。2020年のライブは当時のコロナ禍の情勢から中止になりましたが、その後も名取市での献血イベントコラボや新3Dモデルの発表など、アクティブに活動。多くの「せんせえ(視聴者)」たちに笑いや感動を与え続けていました。 そんな名取さんに、今回のリアルイベントへの意気込みやVTuber活動に対する想いなどを語っていただきました。またイベント制作チームもインタビューに参加。名取さんとどのような打ち合わせがあったのか、舞台裏についてもお聞きしました。 お誕生日会には“覚悟”をもって来て欲しい
さらに記事の中では、2017年ごろからすでにロシア語圏のVTuberが誕生していたことや、VTuberグループが登場しはじめていることなどが、具体的なVTuber名をピックアップしつつ解説されています。 今回は、noteの執筆者であるすらさんにメールインタビューを実施。昨今のロシア語圏での広がりについて見解をお聞きしました。 すらさんに聞く「ロシア語圏でのVTuber文化とは?」 ――すらさんがロシア語圏でのVTuberの盛り上がりに気づいたのはいつごろでしょうか? また当初はどのような感想を抱かれていましたか? 普段からVTuber絡みの海外ニュースをほぼ毎日追いかけていたら、盛り上がりに気づいてしまったという感じです。 最初のきっかけは獅白ぼたんさんのチャットが、ロシア語コメントでいっぱいになっているというreddit(※英語圏でのソーシャルブックマークサイト。ひとつのトピックについて
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