8月に入って、夏の最も暑い時期にさしかかっています。今年は北日本を中心に猛暑になっていて、ふだんはクーラーが必要ないので設置していない地域でも寝苦しくてつらいと話題を耳にします。 私の現在の書斎もベランダなどの配置の関係で冷房を設置できない構造になっており、そこに膨大な熱を排出するiMacとVR用のPC、そして数台のRAIDがあるために去年は溶けそうなほどの暑さに苦しんでいました。 そこで今年は悩んだ末に、窓に排気ダクトを取り付けるタイプのポータブルクーラーを設置することにしました。 大げさなほど巨大な一方で、どこまで空気を冷やすことができるのか不安だったのですが、梅雨末期からここまで利用した体験についてまとめておこうと思います。 威圧感があるほど大きなポータブルエアコン 本来、エアコンは室内機と室外機で構成されています。室内機の熱交換器によって熱を冷媒にとりこみ、それを室外機側の熱交換器