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ブックマーク / lifehacking.jp (44)

  • 移動式エアコン「ナカトミ MAC-20G」で夏を快適に過ごせるか?

    8月に入って、夏の最も暑い時期にさしかかっています。今年は北日を中心に猛暑になっていて、ふだんはクーラーが必要ないので設置していない地域でも寝苦しくてつらいと話題を耳にします。 私の現在の書斎もベランダなどの配置の関係で冷房を設置できない構造になっており、そこに膨大な熱を排出するiMacVR用のPC、そして数台のRAIDがあるために去年は溶けそうなほどの暑さに苦しんでいました。 そこで今年は悩んだ末に、窓に排気ダクトを取り付けるタイプのポータブルクーラーを設置することにしました。 大げさなほど巨大な一方で、どこまで空気を冷やすことができるのか不安だったのですが、梅雨末期からここまで利用した体験についてまとめておこうと思います。 威圧感があるほど大きなポータブルエアコン 来、エアコンは室内機と室外機で構成されています。室内機の熱交換器によって熱を冷媒にとりこみ、それを室外機側の熱交換器

    移動式エアコン「ナカトミ MAC-20G」で夏を快適に過ごせるか?
    ornith
    ornith 2021/08/08
    地味に気になってたポータブルエアコン。気になる冷房効果と「音」についても書かれていて助かる……! 来年こそ導入しようかどうしようか……。
  • Google Workspaceがnotionを意識した大規模なアップデートを開始

    先日のGoogle I/O 2021基調講演で、Google DocsやSpreadsheetを含むスイートであり、GSuiteからブランド名が変わったGoogle Workspaceにかなり大掛かりなアップデートをこれから年末にかけてロールアウトされることが発表されました。 Smart Canvasと名付けられたこの新機能はなにか単一の機能というよりは、Google Docs, Spreadsheets, Slides, Meet など、すべてのサービスを結びつける体験の変化という側面が強いので説明が難しいのですが、一言でいうと「まるでnotionのように利用できるようになる」と表現すれば伝わる人には伝わると思います。 まずは短い動画でその雰囲気を確かめてください。 おそらくわかったような、わからなかったような気分になると思いますが、この動画には過去10年ほどGoogle Docsが避け

    Google Workspaceがnotionを意識した大規模なアップデートを開始
    ornith
    ornith 2021/05/23
    “一言でいうと「まるでnotionのように利用できるようになる」”
  • 古いツイート・公式RT・いいねをまとめて削除できるTwitter Archive Eraser

    ブログはもちろんですが、簡単に考えを投稿できるツイッターのようなSNSでは、なおのこと書き込みに注意する必要があります。ツイートが他人を傷つけたり、差別になっていることがないようにチェックすることは、もはや常識です。 しかし人の考えや世間の常識はゆっくりと変化するものでもあります。過去は無邪気なノリで許されていたやりとりが、10年ほど経過すると自分の目からみても恥ずかしくなることもたびたびあります。また、社会的な立場が変わることで、過去の発言内容が不適切になるケースも考えられます。 ツイッターの価値は発言のアーカイブ性にもありますので、恥ずかしいツイートがある場合にも私はなるべく投稿を残すようにしていますが、念のために過去の発言、RT、いいねのすべてを網羅的にチェックし、必要があれば削除できると便利です。 こうしたツールは数多く存在しますが、今回はツイッターからダウンロードしたアーカイブ

    古いツイート・公式RT・いいねをまとめて削除できるTwitter Archive Eraser
  • 読まれることが至上でも、そこで言葉の刃をとるのか、木を植えるのか

    物事には二面性がよく存在します。ある面で正しいことが別では間違っていたり、ある目的のために必然であったことがのちに躓きの石となって自分を転ばせることもしばしばです。 昨日、オンライン開催された「ライター100人カイギ」のブレイクアウトセッションで、私が聞き損ねたのでなければうけた質問も、そうした難しい選択についてのものでした。 それはブログ記事やライターとしての記事を書く際に、「インパクトを与えるように書くのか、それとも読者に読んでもらいたい、伝えたいと思うものについて書くのかの相克」という内容の質問でした。 これはもちろん、ブログであれ、媒体記事であれ、依頼して書いている原稿であれ、寄稿であれ、書かれている内容とリーチの二重性からくる問題でもあるのです。 インパクトを与えることは正義 もし私がライターとして、原稿を依頼してくださったクライアントのために、あるいは媒体のために書いているなら

    読まれることが至上でも、そこで言葉の刃をとるのか、木を植えるのか
    ornith
    ornith 2020/07/08
    “十年ほどたったころに、「あの記事は心に残っています」と言ってもらえるのは、こうした見えない部分で言葉の鋭さをやわらげ、ゼロにはならないまでもなるべく誤射で傷つく人がいないように気を使った記事”
  • 自粛生活でかえって読書ができなくなるのは、解きほぐせない不安のため

    そんな折に、ちょうど同じようなテーマについて専門家に取材をしている記事を Vox で見かけました。「なぜ、いまを読むのが難しいのかを神経科学者にきいてみた」というタイトルです。 取材に応じたのはユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの神経科学者のOliver J. Robinson氏で、あらかじめ結論を言っておくと、この記事の中では「なぜ」の部分と「読書ができない」の部分を明確に結びつけて結論づけるのは難しいとしたうえで、不安というものの性質を知ることが鍵になると説明しています。 恐れと不安の違い 「もし私が蜘蛛が嫌いで、目の前に蜘蛛が現れたとしたら私は恐怖を感じるだろう」と氏は説明します。ここで「恐怖」という言葉にあてられているのは “fear” という英単語です。この恐れは、蜘蛛が目の前からいなくなれば、原因がなくなりますので解消します。 しかし、と氏は続けます。「もし誰かが、『この部屋

    自粛生活でかえって読書ができなくなるのは、解きほぐせない不安のため
    ornith
    ornith 2020/07/02
    目に見える脅威としての「恐怖」と、目に見えず、いつ解消されるとも知れない脅威としての「不安」。「将来への漠然とした不安が高まると、何も手につかなくなる」という、あの感覚かしら。
  • メール整理を考え直したサービス「Hey」が一般公開開始

    もうずいぶん前のことになりますが、Gmailが登場したときの衝撃はいまでも忘れられません。 それまでは手元のメールアプリでしかメールを開くことができず、複数の端末での同期はもちろん、手元にダウンロードしていないメールの検索も面倒でした。 Gmailは当時としては膨大だった1GBの容量をオンラインで提供することによってこの問題をいっきょに解決したわけですが、当時ネットユーザーたちが招待コードを互いに送り合い、利用がしだいに広まっていったのを記憶しています。 そうした熱狂に似たものが、最近またメールの分野で起こっています。クラウド上のグループウェアの草分け的存在の “Basecamp” を開発した人々の手によって、新しいコンセプトのメールサービス “Hey” (ヘイ)がリリースされたことがおおきな話題になっているのです。 このサービスの課金モデルをめぐってAppleと一悶着あったせいもあり、“

    メール整理を考え直したサービス「Hey」が一般公開開始
    ornith
    ornith 2020/06/29
    最近ちらほらと名前を見る機会が増えつつあるメールサービス。記事を読むと使いやすそうだなーと感じるけれど、今後も「メール」をそこまで使うかどうか、と考えると……。
  • 箇条書きのリストで行動可能な新年の目標をつくる

    お正月は一年の目標を立てているひとも多いと思いますが、そういえば去年の目標は結局どうなったのだろうか? そもそもどれだけ実行できたのだろうかと思っている人も少なからずいると思います。 たとえば「健康に気をつける」といったように、曖昧でどのような行動をとればいいのかわからないものであったり、「仕事を頑張る」のようにどれだけ実行すれば成功したといえるのかわからない目標は、どちらかといえば思いつきに近いものです。 数値目標や、意識の高い達成感のある目標のほうが良いとは限りませんが、すくなくとも達成できたかを可視化できるという側面は思いつきよりはましです。 こうした新年の目標について、投資家の藤野英人さんがFacebookに毎年公開で投稿されている箇条書きのリストがとても参考になります。藤野さんはこれらの目標について一年の終わりに振り返りをされているのですが、「成功した」「達成できた」というものか

    箇条書きのリストで行動可能な新年の目標をつくる
    ornith
    ornith 2020/01/03
    “頻度は、新しい行動を促す鍵なのです”
  • 一周回っての "Making things for the Web" という生き方

    ちょっと長いですが、昔話からはじめて一周戻ってくる話をしたいと思います。 その昔、ウェブに情報発信をすることがホームページを作ることであったり、黎明期のブログに書き込むことや、掲示板に書き込むことだったりした頃は、タイトルをどのように書いてキーワードをどの場所に入れれば検索流入が増えるか、より多くシェアされるかという視点はありませんでした。 情報の発見が手動や偶然や伝聞に依存していたからこそ、RSSを駆使してウェブを丹念にウォッチするのが効率よかったですし、いまはもうサービスを終了したStumbleUponといったサービスが利用されましたし、ブログの記事に言及されたことが元記事にさかのぼって表示されるトラックバックといった機能がとても便利だったわけです。 しかし情報の流通量が膨大になり、よりリアルタイムになるにつれて、そうした記事の伝播のしかたはとても効率悪いものになってしまいました。情報

    一周回っての "Making things for the Web" という生き方
    ornith
    ornith 2019/01/22
    “私たちはいいたいことがあるから書くのであって、PVをお金に変えたいわけでも広告があるわけでもサブスクリプションを売りたいわけでもない”
  • Slackのイラン渡航者アカウント凍結事件をきっかけに考える、SNSの淀み点としての2018年

    ビジネス向けのチャットサービスとして全世界、さまざまな業種で利用されているSlackで先日、とつぜんイラン在住者、ならびにイランに渡航したことがあるユーザーがアカウント停止措置をうけるという事件がありました。 https://www.theverge.com/2018/12/20/18150129/slack-iran-deactivated-sanctions-license-cuba-crimea これは来年IPOを目指しているSlackアメリカ政府がイラン、北朝鮮、キューバ、シリア、そしてウクライナのクリミア半島地域に対して行っている経済制裁に準拠した対応をとるために行ったもので、来ならばそれらの国からのアクセスのみを停止するはずのところが、カナダやフィンランドや米国に在住しているユーザーまで対象にしてしまったために起こったできごとのようです。 https://twitter.c

    Slackのイラン渡航者アカウント凍結事件をきっかけに考える、SNSの淀み点としての2018年
    ornith
    ornith 2018/12/24
    “国境と法律によってネットが分断されている状態がさらに加速している”
  • あなたに生存戦略をあげよう。「知的生活の設計」電子書籍版予約開始!

    11月24日に刊行される「知的生活の設計」の著者見が届きました。奇しくも、「ライフハック大全」の発売からちょうど一年目です。 赤よりは薄くてピンクよりは濃い、いかにもめでたい朱色のカバーに、あの特徴的なフォントでカタカナが一つもない硬い題名が問いかけるように据えてあり、「設計」という文字だけが不思議な水色で、まるで浮き上がっているように表示されています。 「ライフハック大全」が過去10年のこのブログの集大成だったのに対して、書は次の10年のためのマニフェストです。どのようにして渦巻く情報とつきあい、どのようにして自分の心を守り、どのようにして生きるのか。拙い私が、精一杯考えたすべてを、ここに注ぎ込みました。 積み上げた情報があなたを救う 書では「長い目でみて」「結果的に」という言葉がたくさん登場するとともに、もう一つ、「積み上げ」という言葉が繰り返し使われています。 たとえ一冊の

    あなたに生存戦略をあげよう。「知的生活の設計」電子書籍版予約開始!
    ornith
    ornith 2018/11/21
    紙とKindle、どちらで読もうかな……。
  • インスタグラムの縦型動画「IGTV」をFinal Cut Pro Xで簡単につくる #IGTV

    インスタグラムがスマートフォンにおける動画の覇権をYouTubeと争うべく投入したサービス、「IGTV」ですが、ちょっとおもしろい進化を遂げています。 インスタグラムはもともと正方形写真をシェアするプラットフォームでした。遠い昔には。というのも、2013年にはすでにVineへの対抗として15秒動画が投稿できるようになり、2016年にはそれが60秒に、2017年には複数動画で10分まで投稿できるようになっていました。 これに、BoomerangやHyperlapseといった機能、そしてSnapchatへの対抗として生まれたストーリー機能など、インスタグラムは映像ならなんでも盛り込めるプラットフォームに進化しているのが現状です。そして今回のIGTVの登場で、格的な60分を上限とする縦型動画(ただしフォロワーの多いアカウント、ならびに認証アカウントのみ)を投稿できるようになっています。 おもし

    インスタグラムの縦型動画「IGTV」をFinal Cut Pro Xで簡単につくる #IGTV
    ornith
    ornith 2018/06/24
    “パソコンで編集してアップロードすることが想定されているかのようなつくりをしている”
  • Oculus Goで読書できるImmersionVR Readerが微妙だけど未来はこちらだと確信できた

    Facebook が先日リリースした安価なVRヘッドセット、Oculus Goにかなり夢中になっているところです。3万円以下にもかかわらず、解像度は適度ですし、反応速度も良好。なにより友人とおしゃべりできるOculus Roomがよくできていて、制限のあるデバイスでありながらアプリのデザインで快適さを演出しているのがとても好感もてます。 さて、Oculus Goを買ったのは、VRが未来のインターフェースとして、どのような使われ方をするのかが気になっていたからです。生活の中で利用するならば、いまある体験を発展的に置き換えなければいけません。それがブラウジングや読書といった、自分にとって大切な分野についてはどうなのかをこの目で確かめたいという思いがしました。 そこで今回ためしたのが、Immersion VR Readerという、現在Gear VRストアではおそらく唯一の読書環境のアプリです。

    Oculus Goで読書できるImmersionVR Readerが微妙だけど未来はこちらだと確信できた
    ornith
    ornith 2018/06/01
    “書斎とは、VR空間も含めたものという新しい常識が自然に受け入れられるはず”
  • ハンズフリーで読書できる現代の書見台Booklign

    時代劇で、たとえば大河ドラマの主人公がまだ幼い頃に論語を読んでいるシーンが登場すると、きまって出てくるのが書見台です。 子供心にも、背筋を伸ばして手を膝においてを読むことができるあの台に憧れを感じたことをよく覚えています。実際にやってみたらとても続かないとは思うのですが、あれが机のうえに一つあるとよさそうですよね? そんな書見台を現代に蘇らせたようなプロジェクト「Booklign」がKickstarterでいま出資者を求めており、残り2週間なのですがすでに大幅に目標を越えて達成しています。 Booklignはまるでタブレットのような、A4用紙よりもちょっと小さい折りたたみ式の書見台で、開くと角度の調整が可能な快適なブックスタンドになる仕組みになっています。 このBooklignにはいくつかの面白い工夫がされているのですが、その一つが背の部分が凹部分に収まって無理なく分厚いでも開くように

    ハンズフリーで読書できる現代の書見台Booklign
    ornith
    ornith 2018/05/26
    物欲をつんつんされるやつだ……。外では使いにくそうだけど、家で資料を広げながら作業するには良さそう。
  • 人生をイメージ通りに生きられているかどうかについて

    先日から、地味にツイッター上の質問箱「マシュマロ」を始めていて、いくつかの質問に直接答えたりしています。 あまりに漠然としていたり、一般論しか答えられないものは(健康に気をつけていますか?など)あえてスルーさせていただいていますので気を悪くしてほしくないのですが、そのなかに先日ちょっと気になる質問がありました。 これはけっこう難しい問題で、たしかに少年時代から「こうなりたい」「このような人物でありたい」というイメージはあったものの、いまの自分がそれになれているかというと、そのようには思えないのです。 外からみると、理系の進学をして研究者への道を選び、すくなくともいまは科学者として仕事をしてて、それとともにを書いたりなどもしています。それはそれで、たしかに「そうありたい」と願ったことではあります。 しかし「イメージのとおりに生きられたか」「どのあたりから取り組んでいたのか」という質問となる

    人生をイメージ通りに生きられているかどうかについて
    ornith
    ornith 2018/02/18
    “偶然リンゴが落ちてくることがあるようなら、それが当たりやすい場所にたっているようにすること、これが大事”
  • 君に武器をあげよう。新刊「ライフハック大全:人生と仕事を変える小さな習慣250」11月16日に発売

    この夏ずっと書き続けていた「最後のライフハックプロジェクト、ようやく最後の編集会議を通過して、タイトルが決定しました。その名も**「ライフハック大全:人生仕事を変える小さな習慣250」**です。 大全というキーワードは、私がリスペクトしている読書猿さんの好著「アイデア大全」をすぐに思い出しますが、この企画を編集者さんからいただいたときに提示されたコンセプトが「この10年のライフハックのすべてを盛り込めるだけのボリュームを」というものでした。 この「大全」には、2004年に誕生して以来、ブログやで膨大に書かれてきたテクニックや話題を、私がフィルターとなって250個まで凝縮したという、量の感覚と、時間を経過しても有用性を失っていないという重みを盛り込んだつもりです。 そもそも、ここでいう「ライフハック」って? ライフハックというと「◯◯なライフハック」という言葉がネットでは定型句になっ

    君に武器をあげよう。新刊「ライフハック大全:人生と仕事を変える小さな習慣250」11月16日に発売
    ornith
    ornith 2017/09/29
    買わなきゃ。/“本書は、これまでこの分野に触れたことがなかったひと、いまこれを必要としている人にむけての入門書”
  • iOS版Kindleアプリが、どんなウェブページもファイルもKindleに送信可能に

    Amazon電子書籍リーダーKindleにはさまざまな便利な機能がありますが、ふだん無意識に使うことがあるのが、「複数端末での同期」です。 これは特にリーダーであるKindleと、スマートフォン上のKindleアプリの両方を使っているとわかりやすくなります。Kindleリーダー側で読んだものとスマートフォン側とが常に同期しているおかげで、ふだんはスマートフォンで読み、ときには目に優しいe-inkディスプライで読むといったことをユーザーが意識することなくできるわけです。 ところでKindleには文書を送信して読む機能もありますが、これまでは制限が多く、あまり使ってないという人もいることと思います。 それが変わりそうなのが、今回iOS版のアプリのアップデートで追加された、任意のウェブページやファイルをドキュメントに変換してKindleに送信する機能です。送信されたドキュメントはもちろん同期さ

    iOS版Kindleアプリが、どんなウェブページもファイルもKindleに送信可能に
    ornith
    ornith 2017/03/28
    この機能を使えば、Web小説なんかもスムーズにKindleに送信して閲覧できる……?
  • 小さな習慣05:不安なことを紙に書きだしてみる

    私にとって「小さな習慣」というのは、やっても、やらなくても、一見では違いがわからないほどに些細なことばかりです。しかし繰り返しゆくほどに、しだいに大きな違いがあらわれて人生そのものを変えてくれます。 私がよく実践しているそんな小さな習慣のうちの一つに、「不安なことを紙に書きだしてみる」というものがあります。 不安に思っていることを、頭で考えるだけでは足りません。紙を一枚とりだして、実際に書いてみるのです。この小さな違いのもたらす効果はいくら強調しても足りません。 恐怖を支配する 完璧な ToDo を用意して朝を迎えていても、気力が充実しているつもりでも、外見上はなんの不安を抱えている様子には見えなくとも、ほんのささいなことがその人のやる気を打ち砕いてしまうことはよくあります。 家庭内の不安、ほんのちょっと誰かにいわれた冷たい言葉、批判されるのではないかという恐怖や、自分自身への疑心暗鬼。そ

    小さな習慣05:不安なことを紙に書きだしてみる
    ornith
    ornith 2017/02/14
    “不安をかかえて耐えるだけでは、いずれ折れてしまいます。それを書き出してしまうことには、その正体を言い当てる作用があり、本当はこうあってほしいと祈ることは、期待する気持ちを生み出します”
  • 10億円がもらえたらどうしますか?の質問に隠された深さと厳しい優しさ

    「突然、10億円をもらえることになったらどうしますか?」そんな質問を、ひふみ投信の投資家で友人の藤野英人さんが、日曜日の夜のFacebookに投稿していました。 まずは、この言葉の遊び心に乗っかって、素直に考えてみましょう。10億円というのは、なかなかの大金です。あなたなら、どうされるでしょうか? 貯金をするでしょうか。お店を開いたり起業をしたりするでしょうか。それともまったく違うことに充てるでしょうか。 そして、存分に想像の羽根を広げた上で、この言葉に仕組まれた裏の意味を読み取っていきましょう。これは迂闊に答えてしまうと、とんでもない特大のブーメランが戻ってくる質問でもあるのです。 それが照らし出すのは、ふだんは覆い隠している、心の最奥の欲求であり、あこがれでもあるのです。 できることと、できないこと この投稿のコメント欄をみてみると、非常に多くの答えがいま10億円がなくてもとりあえず始

    10億円がもらえたらどうしますか?の質問に隠された深さと厳しい優しさ
    ornith
    ornith 2017/02/06
    少なくとも「現在の自分」のために使うお金は数百万もなさそうだから、世のため人のため方向に行くか、「未来の自分」のための投資にしそう……。
  • PV至上主義から脱するには「読まれない記事」を大切にすること

    タイトルからしていろいろと誤解を受けそうな話題ですが、これはとても狭い、どちらかというと個人的な経験則のようなものを覚え書きとして書いています。 昨今、偽ニュース問題や、キュレーションメディア問題といったような、情報の価値に疑いを抱かせる話題が相次いでいます。その都度スルーするのが難しい炎上商法もその一種です。 その根底には、1クリックは、どんな形でも1クリックであること、それが悪名であっても、騙して得たものであっても、1PV(ページビュー)は1PVというウェブの仕組があります。 「PV至上主義」というのは、ブログやウェブメディアへのアクセスを優先しすぎた結果、読者よりも Google の検索ロボット向けに最適化したコンテンツ作りをしたり、人を怒らせたり騒ぎを起こして注目を集めることでアクセスを集めたりすることを指す言葉だと思ってください。 そしていうまでもなく、この誘惑は、知的生産にとっ

    PV至上主義から脱するには「読まれない記事」を大切にすること
    ornith
    ornith 2017/01/23
    “ただのアクセスではなく、読まれる記事を。ただ読まれるのではなく、それが手紙のように親密なものとして届くこと”
  • 情報体験としてのツイッターの劣化を危惧する

    情報は、そこになんらかの信頼があるからこそ受け取る価値があります。「1」という情報が当は「2」であったり「3」であったり、「」であったりしたのでは、それはノイズとあまり変わりません。 これは単に情報の真偽だけではなく、体験としてのノイズの多寡という切り口でも言えることなのですが、それについて今日ツイッターで軽く触れた瞬間がありました。片瀬さんの「偽情報」「デマ情報」に対するツイートに反応する形でのいかのいくつかのつぶやきです。 かつてGoogleが考慮していたというAuthorRankみたいな、情報シグナル(真実ではなく議論も含む)には正の重みを、スパムには負の重みをつけるスコアを個人につけたい https://t.co/UyI8mggvVX — 堀 E. 正岳(ほりまさたけ) (@mehori) 2017年1月14日 たとえばトランプ氏はPolitiFactで発言の半数が嘘か誇張であ

    情報体験としてのツイッターの劣化を危惧する
    ornith
    ornith 2017/01/15
    “増えつづける情報における有用性の抽出と保護こそが、これから数年の一つのテーマになる”