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ブックマーク / nyaaat.hatenablog.com (23)

  • 叩かれて死にたくなったときのメモ(私信です) - ニャート

    ネットで知り合った方が、叩かれてお金もないので自殺したいと苦しんでおり、(何の役にも立たない気もしますが)死にたい気持ちを少しでもやわらげる方法を書いてみます。 ネットで叩かれて死にたくなったとき 私もかなり叩かれたり、個人的に粘着されたりすることがありますが、私が取っている対策や考え方は次になります。 見ない 偶然見つけてしまった場合も読まない 多数派の意見が、自分にとって正しいとは限らない ブロガーvs匿名の場合、ブロガーが圧倒的に不利 きつい言葉を使ってくる人は、語彙力が足りない 「批判」と言って、誹謗中傷をしている人が多い 気をそらして忘れる 見ない・偶然見つけてしまった場合も読まない 私は、はてなブックマークのコメントとかは、書いた記事に誤りがないか等のチェック目的以外にはほぼ見ません。エゴサーチもしません。 (だから、私に伝えたいことがある場合は、Twitterでリプライ投げて

    叩かれて死にたくなったときのメモ(私信です) - ニャート
    ornith
    ornith 2019/08/14
    うっかり強い言葉を見てしまった時は、「うふふ、そっかー☆」で流すようにしてます。/“本当に建設的な批判は、相手を傷つけない言葉で書かれています。それは、相手に伝えようとする意志が含まれているからです”
  • 独身中年の孤独|家族は「制約」か「絆」か - ニャート

    7月末にTOKYO FMのラジオ番組に出演するという、myブログ史上、最高の栄誉を得た直後に入院した。 退院できたものの、気力がなくなって何もできなくなり(寝るしかできない)、最近やっと浮上してきた。 その間、はてなでは「独身40代の孤独」について盛り上がってたようで。 anond.hatelabo.jp qtamaki.hatenablog.com 2つ目の記事の結論「子供を作る」は、ある意味真理だけど、独身40代にとっては難しい。 既に3周遅れだけど「独身中年の孤独」について、独身・中年・子なし・恋人なし・金なし・職なし(自称ライター笑)・精神疾患・不健康・母は認知症、の私が思うことを書いてみる。 「孤独」は独身最大のデメリットでありメリット 「孤独」は、独身最大のデメリットだと誰もが思うだろう。 しかし、独身最大のメリットである「自由」は、孤独と表裏一体だ。 私はよく「両親を看取った

    独身中年の孤独|家族は「制約」か「絆」か - ニャート
    ornith
    ornith 2018/09/16
    “期待しなければ、裏切られず寂しくもない。裏切られるというのは、他人に裏切られるのではなく、他人に期待しすぎた浅はかな自分の心持ちに裏切られているのだ”
  • 文章のエッジと毒 - ニャート

    今日は軽めの話を。 文章にエッジが必要な理由 「エッジの効いた文章」という表現がある。 エッジ:刃物の刃。刃物の切れ味。また比喩的に、人を刺激する鋭い感覚。「エッジの効いたデザイン」 (デジタル大辞泉より) つまり、「鋭い文章」といったような意味だ。 例えば、どこからも突っ込まれないような、きれいな文章を書いたとする。 批判はされないが、読まれることもない。当たり前すぎて、読む価値がないからだ。 絵には、光だけでなく影がないと、奥行きやリアルティを感じないのと同じことである。 だから、文章にはいくらかはエッジが必要だと思う。 文体よりも、ものの見方にエッジが必要 そこで、一文一文にエッジを効かせようとして、過激な単語を選択する手法がある。 私もやってしまいがちだが、これは逆効果だ。 過激な単語を選ぶと、文章自体が敬遠されて読まれない。 さらに、単語のイメージに引っ張られて、書いていないこと

    文章のエッジと毒 - ニャート
    ornith
    ornith 2018/06/27
    おお……なんだか恐縮です……!/“刺し方”もいろいろで、鋭いテーマや表現によって深く“突き刺す”文章もあれば、相手の情感や思想に訴えかける形で自然に“刺さる”文章もあるのかなーと思ってます。
  • 自分が「低スペック」だと思う時どうしたらよいの?(前編) - ニャート

    「『自分をADHDと思いこんでいるただの低スペック人間多すぎでは?』発言について思ったこと」を読んで、漠然と連想したことを書きます。 なお、連想なので、上記の議論の流れに全く沿っていません。 自分を「低スペック」とラベリングする必要ある? まず、「自分を『低スペック』とラベリングする必要性があるのか」という疑問があります。 この「低スペック」という評価は、多くは職場や学校での評価によるものでしょう。 しかし、そうした評価は、評価する人・職務内容・環境などによって左右されます。 この話で、思い出す人がいます。 出版社にいた頃、ある上司が「無能」と罵っていたAさんのことです。 Aさんは、下記のような人でした。 他部署から異動してきたため、編集経験がなかった 仕事を覚えるのに、平均よりも時間がかかった しかし、丁寧な仕事をする人で、良質なを作った 時間がかかるが評価は少ない、クレーム対応なども

    自分が「低スペック」だと思う時どうしたらよいの?(前編) - ニャート
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    ornith 2018/06/04
    卑屈なのは良くないと思うけれど、低スペックかつ自己肯定感が低い人は、自分を弱く見積もっておいたほうが楽に生きられる──って、蛭子さんが言ってた。そうすると、褒められたときに異様に嬉しく感じるから。
  • 病んだ貧乏人が一発逆転するには時の運に乗るしかない。だから私は - ニャート

    事情があって、このブログ「ニャート」の方針を180度変えます。 その理由を、今まで読んでくださった読者さま向けに書きます。 長いので、興味ある方だけお読みください。 「病んだ氷河期世代の雇用を作る」ためにはお金が必要 私が最終的にやりたいのは、「精神疾患などで働けなくなった氷河期世代(他の世代も大歓迎)が生きていけるための場所を作る」ことだ。 だけど、それは儲からないし、逆にお金が必要になる。 実は、今年の夏にある人(Aさん)と、ブラック企業に苦しむ人向けのメディアを作る打ち合わせをしていた。 だけど、持病が再発して、Aさんに迷惑をかけてしまった。 持病の再発 7月頃から、交換神経と副交感神経の切り替えができなくなって眠れなくなり、寝ついても中途覚醒して朝まで眠れないようになった。 そのうち、頻出する目まいに悩まされた(脳や耳鼻科系の病気ではない)。 私は数年来のパニック障害(電車内などの

    病んだ貧乏人が一発逆転するには時の運に乗るしかない。だから私は - ニャート
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    ornith 2017/12/16
    “はてなブログは、後発の2015年開始組が最も稼げたという不思議”
  • 派遣をやめて、自分が生きやすいルールのゲームをプレイする - ニャート

    去年、ブログのこれから、私のこれからで、やりたいことがあるので今年の3月末で派遣社員をやめると書いた。 その後、母の物忘れがひどくなり、一旦見送った。 半年ほど様子を見ていたが、母の症状は良くなってきており(脳梗塞による一時的な症状だったのかもしれない)、逆に「母の物忘れが格化する前に、自分がこれからどう生きるか確立する必要がある」と思い、9月末で派遣をやめることにした。 8月はじめに、家族と派遣元に話をした(派遣先の返事待ち)。 精神疾患でレールを外れたあと さて、「精神疾患は気のせいで、精神障害者は国の足を引っ張っているから、障害年金をもらうな」といった意見をよく見る。 私は出版社に数年勤め、過労でパニック障害になった。 引きこもっていた時期もあるが、2度目の再発後は6年以上働き続けてきた。 パニック障害は障害年金の対象外なので、一度ももらったことがない。 引きこもりの間の生活費は、

    派遣をやめて、自分が生きやすいルールのゲームをプレイする - ニャート
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    ornith 2017/08/20
    退職して多くの「選択肢」を知れたことは、本当に良かったと今も思う。/“実は、この世の中にはたくさんの選択肢があったのだ。私は、知らなかった、または、自分の中の「常識」に縛られて選べなかっただけで”
  • VALUを勧めるブロガーは、VALUのリスクを分かっていない - ニャート

    以前、「購読しているブロガーが、ビットコインとかVALUとか、読者さんが損する可能性がある物を紹介し始めたら、私は購読やめる」とツイートしたことがあった。 その時に、「現金預金/投資信託/株式(現物)/為替(FX)/仮想通貨の中で、アウト/セーフはどの辺りか」というご質問をいただいた。 なので今日は、その中のVALUについて書きたい(続きは10月頃…)。 私が思う「投資」とは 私が思う「投資」とは、たとえば株なら、「割安なものを買って、適正価格で売ること」だ。 たとえば、ニッチな分野で世界的なシェアがあるのに、知名度がないため割安な株とか、その株自体に問題はないのに、日経平均の暴落などにつられて安く売られ過ぎた株など。 そういったものを、自分で調べて考えて買うのが「投資」だと思う。 この「自分で調べる」だが、ネットや雑誌などで人気の株を何も考えずに買うことではない。 まず、「そもそも、投資

    VALUを勧めるブロガーは、VALUのリスクを分かっていない - ニャート
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    ornith 2017/08/19
    一部では正の循環も起こっているようなので、サービス自体には興味あり。ただ、自分は「よくわからん」側の無知者なのでスルーしている現状。まだベータ版ということなので、システムが整ってからでもいいかなーと。
  • 東大を2留して、レールを外れたと思っているこうさんへ - ニャート

    「『レールから外れたら人生終了』という日に蔓延る神話が皆を不幸にしている」というtogetterを読んだ。 これは、「東大を2回も留年した人のブログ」を書いている「こう」さんのセルフまとめだ。 こうさんは、東大2年生(4回生・2留)である。 こうさんのこれまで こうさんは、 ぼっちで趣味がないことから、受験勉強に熱中 ↓ 東大合格で燃え尽き、必修授業以外は出なくなる ↓ コミュ障だが、頑張ってテニスサークルに入る しかし、白内障のため5月末まで活動に参加できず ↓ 「進振り」により、2年生の秋に経済学部へ進学 クラスが無くなったことでクラスメイトの「シケプリ」に頼れなくなり、試験対策できなくなる コミュ障のため、誰にも助けを求められず ↓ ネトウヨ活動にのめり込む ↓ 経済学部の勉強が全く分からない 再度「進振り」を受けて学部変更するために、試験を受けずに留年 ↓ 留年と学部変更を親に納

    東大を2留して、レールを外れたと思っているこうさんへ - ニャート
    ornith
    ornith 2017/07/23
    就職活動を控えた大学生に読んでほしい記事。自分は就職後に“消極的なパターン”でレールを外れた感じだけど、たとえ逃げの選択であっても前向きでありたいとは思う。/追記にしれっと怖いことが書いてあった……。
  • おじさんおばさんという人生の下り坂でも、楽に生きるために - ニャート

    『なぜ「おじさん」「おばさん」は、人生の下り坂に耐えて生きていけるのか。』という記事を読んだ。 私は、夫も子どもも定職もお金もない(わりと悲惨な)おばさんだが、それでも、若いときと今を比べると、今の方が生きやすい。 今日は、人生の下り坂でも楽に生きるには、「年をとるメリットに着目する」「年をとるデメリットにとらわれない」が必要なのでは、ということを考えたい。 年をとることのメリットに着目する 年をとることは、体力や容姿などのダウンといったデメリットが強調されやすいが、実際は、年とともにアップしていくものもあると思う。 年とともに上がる能力もある たとえば私は、記憶力と体力以外は、今がいちばん総合的な能力が高いと思う。 特に、文章を書くことについては、(ボケなければ)死ぬ間際に書く最後の文章が私のピークだと確信している。 私は苦しめば苦しむほど文章が書けるタイプだ。 晩年はきっと苦しむだろう

    おじさんおばさんという人生の下り坂でも、楽に生きるために - ニャート
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    ornith 2017/06/18
    “知っている価値観の数が少ないと、そこからはみ出た人を攻撃しがちなので、挫折が多い人のほうがムダな縛りがなくなって、自分にも他人にもゆるゆると生きられるのかもしれない”
  • 失敗例から考えた、批判の受けとめ方と伝え方 - ニャート

    ブログを書いていると、いただいたコメントについて「これは受けとめるべきか?」と悩むことがあります。 今回は、私の失敗例をもとに考えた「批判はどこまで受けとめるべきか、そしてどうやって伝えればよいか」についてメモしておきます。 批判/非難/中傷/意見のちがい まず、言葉の定義から。(引用すべて:デジタル大辞泉) 批判: 1.物事に検討を加えて、判定・評価すること。 2.人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。 非難:人の欠点や過失などを取り上げて責めること。 中傷:根拠のないことを言いふらして、他人の名誉を傷つけること。 批判と非難のちがいは「責めているか/いないか」、非難と中傷のちがいは「根拠があるか/ないか」であることが分かります。 意見: 1.ある問題に対する主張・考え。心に思うところ。 2.(意見する)自分の思うところを述べて、人の過ちをいさめること。

    失敗例から考えた、批判の受けとめ方と伝え方 - ニャート
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    ornith 2017/05/28
    だいたいこのとおりだよなあ……と共感しながら読み進めていたら、「はむケツ」ですべて吹き飛んだ。「ハムカツ」みたいでおいしそうじゃないかちくしょうめ……。
  • 「ブログに好きなことを書いたら稼げる」って嘘だよ - ニャート

    「ブログを書いていても、自分は成功者になれないから、しばらく休む」という、Aさんの記事を読んだ。 (ここで紹介してAさんを傷つけたら嫌なので、リンクは貼らない) 文中に「好きなことを追求しろと成功者は言うが、好きなことなんてない」という記述がある。 この「好きなことを追求すれば稼げる」、これは条件つきの「好きなこと」なんだけど、意外と誤解している人がいるので、ちょっと書いておく。 PV数を公開している人はビジネスブロガー はてなでは、「ブロガー」という言葉の中に、「稼ぐためにブログを書いている人」と「損得なしに好きなことを書いている人」が常にごちゃ混ぜになっていると思う。 この2つを区別した方が、話は分かりやすい。 稼ぐためにブログを書いている人は、たとえ個人でも、ビジネスとして書いている。 プロフィールに「毎月〇万PV」と書いていたり、収益報告記事を書いたりするブロガーを、「ビジネスブロ

    「ブログに好きなことを書いたら稼げる」って嘘だよ - ニャート
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    ornith 2017/02/04
    アフィはさっぱりだけど、ポエム書いてたらお仕事もらえるようになりました(白目)/“ビジネスブロガーの「好きなこと」というのは、「(稼げるタイミングで、稼げるジャンル内での)好きなこと」なのだ”
  • 生きづらい人々の体験談集を自費出版して配り歩きたい - ニャート

    2017 - 02 - 02 生きづらい人々の体験談集を自費出版して配り歩きたい 生きづらさ だれの話か忘れたが、自費出版で出したのうちの一冊を、海外のゲストハウスに置いてきたという話があった。 多くの人の手から手に渡って、感想を書いてもらって、最後には自分の元に帰ってくるように、メッセージをに書いて。 そうしたら、当に戻ってきたという話。 先日、 「はてなベストエッセイ集」の企画紹介 をしていて、こんな話を思い出した。 これは、電子書籍ではできない。 モノとしての実体がある、紙の書籍でないとできない。 生きづらい人々の体験談集は、人の手から手に渡るべきなのでは 「が人の手から手に渡って読まれ続ける」 この考えに魅了されて、いろいろ考えているうちに、私は心療内科の待合室を思い出した。 心療内科の待合室には、たいていが置かれている。 イメージ的には、ちょっとスピリチュア

    生きづらい人々の体験談集を自費出版して配り歩きたい - ニャート
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    ornith 2017/02/02
    印刷製本費くらいなら、クラウドファンディングで募っても良さそう。校正はまかせろー!(バリバリ/“レールに乗ることを求められる割には、そこから外れた人が再びレールに乗れる道はあまりない”
  • 自腹で他人のエッセイ集を出版する、最高の大人の道楽|はてなベストエッセイ集 - ニャート

    2017 - 01 - 29 自腹で他人のエッセイ集を出版する、最高の大人の道楽|はてなベストエッセイ集 エッセイ紹介 自腹で、はてなブログや増田はてな匿名ダイアリー)に投稿されるエッセイをまとめて出版したいという、お大尽が現れた。 dk4130523.hatenablog.com dk4130523.hatenablog.com dk4130523.hatenablog.com 「はてなベストエッセイ集」の企画概要 3番目の記事に、こう書いてある。 2017年中にはてなブログ(+増田)に発表されたエッセイの中から id:dk4130523 氏が24編選んで(+特別寄稿)、エッセイ集仕立てにする 230部を刷って、氏が書店を回って置いてもらう 300円(未定)で売上は寄付 電子化はたぶんしない(PDFは作るかも) この活動を10年続けたい (詳しくは 元記事 を読んでください) 記事には

    自腹で他人のエッセイ集を出版する、最高の大人の道楽|はてなベストエッセイ集 - ニャート
    ornith
    ornith 2017/01/30
    文学フリマでもコミケでもなく、書店とな……!最近は特に日記・エッセイ記事がはてなですら見つけづらくなってる印象があるので、応援したい。過去に公式で「電書はてなブログ」なるものがあったらしいけど……。
  • 私が思う「心が弱い人と強い人のちがい」 - ニャート

    心が弱い人と強い人のちがい ある人が自殺したときに、「そんなことで死ぬなんて」と言う人がいます。 Aさんには「そんなこと」でも、Bさんには同じことが死ぬほど苦しい場合があります。 たとえば、身長148cmのきゃしゃな人と、身長190cmの筋骨隆々な人がいるとします。 どちらが肉体作業に向いていないかは一目で分かるでしょう。 そんなふうに、心が弱い人と強い人のちがいが一目で分かるといいなと思い、それぞれの心の許容量を入れ物にたとえてみました。 心が弱い人は、口は大きいのに容量は小さい、不安定な入れ物です。 同じ量の雨(つらいこと)が降っていても、心の弱い人の入口(感受性)は広いため、雨がいっぱい入ってきます。 なのに、容器(心の許容量)は小さいため、すぐにあふれてしまいます。 また、同じ量の雨でも、一つ一つの雨つぶ(つらい事実)の受けとめ方も、弱い人と強い人ではちがいます。 たとえば、「家族

    私が思う「心が弱い人と強い人のちがい」 - ニャート
    ornith
    ornith 2016/11/13
    精神的なキャパシティの喩えはいろいろあるけど、しっくりきた。ブコメにある“排水弁”も含めて。何もかも受け流すように生きている(ように見える)人もいるし、本当にさまざま。
  • 逃げたい人に「それは甘え」と言うより「短所をスルーできる戦略を考えよう」と言いたい - ニャート

    大学を辞めた。死ねない呪いと向き合う毎日。 これを書いた人(以下Aさん)に伝えたい。 この半年くらい、「つらい環境から逃げたい人はどうするのがベストか」について考えてきて、その過程で考えはいろいろ変わったが、いまはこれがベストだと思う。 20代なら、つらい環境から逃げ、自分の長所だけで生きていけるための力をつけること 30代以降はどうすればいいのか、今は分からない。 それを考えるのが「ブログのこれから、私のこれから」で言ったように、私の今後のライフワークである。 なぜ逃げた方がいいのか。 私は過労からパニック障害になったが、このような致命傷を抱えてしまうと、何年も回復できない。 つらい環境でダメージを貯めてはいけない。次の進路にすぐ移った方がいい。 「逃げるのは甘え」と言い切れないほど、それぞれが持つ長所と短所、許容量はちがう。 大学入学までは受験勉強だけできればよかったが、それ以降の人生

    逃げたい人に「それは甘え」と言うより「短所をスルーできる戦略を考えよう」と言いたい - ニャート
    ornith
    ornith 2016/11/13
    逃げた結果お先真っ暗なんてことはなく、働き方の多様性もまだ保障されているはず。/“「世の中甘くないからお前も耐えろ」ではなく、少なくとも自分が手が届く範囲の世の中をどうやったら甘いままやり過ごせるか”
  • 東大女子を過労死させたり、京大専業主婦をもったいなくさせているのは日本社会 - ニャート

    電通の高橋まつりさん(東大卒)が、たった1年足らずで過労自殺したニュースが話題となった。 私も長時間労働による過労で出版社を辞めており、まつりさんほどではないがパワハラとセクハラの実体験がある。 だが、今日はそのことを書くよりも、もっと大きい視点から「高学歴女性が過労死や専業主婦を選んでしまう日社会の問題点」について書きたい。 子どもに学歴をつけたいと願う親 まつりさんのお母さんは、離婚後に女手一つでまつりさんを育て上げた。 まつりさんも、その気持ちに応えて、地方の高校から猛勉強して東大に入った。 まつりさんとお母さんの関係は、私と母のそれに似ている。 私の母は、当の母を小さい頃に亡くし、継母に育てられている。 いわゆる継子いじめを受け、とても苦労してきた。 結婚して幸せになれるかと思いきや、私の父は若い頃、いわゆる飲む打つ揃った横暴な男だった。 父を悪く言いたくないが、この話をする上

    東大女子を過労死させたり、京大専業主婦をもったいなくさせているのは日本社会 - ニャート
    ornith
    ornith 2016/10/19
    新卒一括採用における過剰にきれいな言葉、時に「建前」どころか「嘘八百」でしかないそれは、多くの人を不幸にしていると思う。適応できなかった人は弾かれる。つらい。
  • 宗教は金を超えられるか(猫になりたい班) - ニャート

    phaさんの「宗教っていいよね」を読んだ。 「自分がもし身寄りの無い年寄りで、家族も友達もいなくて寂しく一人暮らししていたとしたら、誰かが定期的に訪ねてきてくれたらそれだけでものすごくうれしくない?」 それはすごくいいなと思ったし、そういう役割を果たしているのは、宗教か家族くらいしか現実的には存在しないのかもしれない。 戦後の日社会は、終身雇用のもと、会社が個人の面倒をみてきた。 手厚い福利厚生や、行事や飲み会、社宅コミュニティなどのコミュニケーションなど。 終身雇用が当たり前だったから、それ以外の「中間集団」が発達しなかったのかもしれない。 だから、その枠から外れる人(非正規など)が増えてきている今、受け皿が少ないのかもしれない。 例えば、派遣社員は3年で雇用が終了する。 周りも、3年でいなくなる人と、深い関係を持とうとしない。 前に働いていた会社で、「派遣社員から結婚式に呼ばれて困っ

    宗教は金を超えられるか(猫になりたい班) - ニャート
    ornith
    ornith 2016/09/25
    宗教でもブログサロンでも何でも、「お金」という目的ひとつでつながってしまうことのメリット・デメリット。それに固執することで不幸になるのなら、気ままなゆるいつながりを保っていたい。
  • 生きづらい人々の受け皿がプロブロガーしかない問題 - ニャート

    「4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。」 という記事が、批判を受けている。 批判を受けている理由は、この部分に集約されているように思える。 探していると、ブログでお金を稼げることや実際に何百万も稼いでいる人がいることを知り、 「ブログで月商100万稼げる?大学生で100万稼いでいたらすごくないか?」 これなら自分にもできそうだと思いました。 あと、この学生さんが、はてなで有名な八木氏の率いる有料ブログサロンに入っているから、という理由もある。 八木氏は、ブログで月60万円を稼ぎ、月2700円~4320円+イベント参加費でサロン生に教えている(*一部訂正しました。文末参照) そのため、「レールを降りたのではなく、もっと劣悪なレールに乗りかえただけでは?」と批判されている。 題からずれるかもしれないが、「レールを外れたい」または「意図せずレールを外れた」人

    生きづらい人々の受け皿がプロブロガーしかない問題 - ニャート
    ornith
    ornith 2016/09/19
    ネットがなかったら精神的に死んでた身としては、受け皿があるだけでありがたいのかな、とも。ただ、本来ならブログを「手段」として他の活動に広げていくところを、ブログが「目的」になっている傾向には疑問も。
  • ブログのこれから、私のこれから - ニャート

    今日は、ただの日記です。 ついにブログタイトルを変えた。 あの、私のゆがんだ自意識とプライドの高さが痛々しかったタイトルを!(「一橋を出てニートになりました」) ふしぎなもので、全世界に向けて、痛々しい記事を公開しつづけていたら、だんだん自虐意識が薄まってきた。 今まで自分のことを、底辺だの負け組だの言ってきたが、今後はマイナスな言葉はできるだけ使わないようにしたい。 また、私には自分でも気づかない偏見があるだろうが、意識して減らしていきたい。 自分の属性(派遣社員とか)を語るのも減らしたいが、論旨によっては出す必要があるので、それ以外はできるだけ減らしたい。 ブログをはじめた時は、パニック障害で挫折した自分を受けいれることができていなかった。 だけど最近、「いろいろあったけど、今の私でもいっか」と『心から』思えるようになってきた。 それは、やりたいことがクリアになってきたからだろう。 最

    ブログのこれから、私のこれから - ニャート
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    ornith 2016/09/18
    プログラミングは無理……と断念した自分から見ると、眩しい……!がんばってください。/“このブログでやりたいことは3~5だ。挫折しても生きやすい世の中になるよう、私ができることをやっていきたい”
  • 「お前キモいんだよ」は絶対的な正義か|同性愛者への生理的嫌悪感 - ニャート

    痛ましい事件が起きた。 「ゲイだ」とばらされ苦悩の末の死 学生遺族が一橋大と同級生を提訴 この記事を読んだ時、ただただ悲しかった。 パニック発作の末に転落死、どれだけ苦しかったことだろう。 この事件には、論点が複数ある。 他人が同性愛者であることを勝手に暴露すること(アウティング)への批判 加害者が、法曹予備軍という人権に配慮すべき立場であるのに、アウティングしたことへの批判 大学や周囲の対応への批判 今日書きたいのは、1について思ったことを半分ほど(それ以外は時間が必要)。 Zくん側は裁判で「恋愛感情をうち明けられて困惑した側として、アウティングするしか逃れる方法はなく、正当な行為だった」と主張してきたという。 (冒頭の記事より引用) (Aくん:アウティングされた学生/Zくん:アウティングした学生) 「正当な行為」という表現から私が感じたのは、「恋愛感情への困惑」を超えて、「自らの生理的

    「お前キモいんだよ」は絶対的な正義か|同性愛者への生理的嫌悪感 - ニャート
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    ornith 2016/08/08
    “そもそも、その人がどんな恋愛感情を抱いているか、それが自分にとって「キモい」ものかなんて、誰にも分からない”