トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 中国書記官、スパイ活動か 出頭要請を拒否 2012年5月29日 12時15分 在日中国大使館の一等書記官(45)が外国人登録証を悪用して銀行口座を開設し、ウィーン条約で禁止されている経済活動をした疑いがあるとして、警視庁公安部が中国側に出頭要請していた。捜査関係者らへの取材で分かった。大使館側は要請を拒否し、書記官は既に帰国したもようだ。 捜査関係者によると、書記官は中国で人民解放軍が関係した学校を卒業後、情報機関に所属していた。公安部は、外交官を装って政財界に人脈を築き、情報収集をしていたとみている。 書記官は2008年、東京大研究員だった当時に取得した外登証を悪用し、外交官の身分を隠して銀行口座を開設。この口座で、都内の健康食品販売会社から顧問料として月10万円前後を受け取っていたとされる。 外交官特権を定めたウィーン条約の4