去年の六月のことになるのですが。 埼玉の獨協大学より依頼を受けまして、学生さん相手に授業をしたときの話からはじめたいと思います。 「ポピュラー文化と社会」というオムニバス講座の中で、漫画を扱う枠もあっての依頼でした。 いろんなツテをたどって自分に声がかかったそうで、関係者の先生方にはまず感謝申し上げます。 「ポピュラー文化と社会」と漫画 2コマぶんの授業を担当していたのですが、一回目は拙著『漫画をめくる冒険』や『ユリイカ』誌上の内容に則した、漫画の読み方/読まれ方のメカニズムを簡単に解説して──「入門編」的な内容としては、去年の冬コミに出た『マンガルカ』の原稿と同じくらいの範囲ですね。 二回目は、そんな「漫画」というメディアがある一方で、他のメディアはどう消費されるものなのか? という文化比較からのメディア論がメインになりました。 漫画論からメディア論に展開させたことには意図もあります。
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