マリの世界遺産都市トンブクトゥ(Timbuktu)にあるアフマド・ババ文書研究センター(Ahmed Baba Centre for Documentation)で、撤退するイスラム武装勢力に焼き払われた古文書(2013年1月29日撮影)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【2月1日 AFP】西アフリカのマリでイスラム武装勢力から解放された世界遺産都市トンブクトゥ(Timbuktu)にあった貴重な古文書や書物の大半は昨年、武装勢力に街が制圧された時点で秘密裏に安全な場所へ移動させられていたことを1月30日、学芸員たちが明らかにした。 南アフリカ政府の後援で同国ケープタウン大(University of Cape Town)がマリで運営する研究センター「トンブクトゥ文書プロジェクト」のシャミル・ジェッピー(Shamil Jeppie)所長によると、古文書2万点以上が昨年5月に同センタ