HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染の検査をした病院が、感染を無断で勤務先の病院に伝え退職を余儀なくされたとして、九州の20代の看護師が両病院を経営する2法人を相手に、慰謝料など計約1100万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。厚生労働省が都道府県に出したガイドラインは、医療現場を含めた職場でHIV感染が就業禁止の理由にならないと定めている。原告弁護士や専門家によると、医療従事者である看護師がHIV感染と退職を巡って提訴するのは初めてという。 提訴は11日付。訴状によると、看護師は九州の総合病院に勤めていた昨年6月、目に異常を感じ複数の病院を受診。その後勤務先の総合病院にかかり、8月、紹介された大学病院での診察でHIV感染の可能性が浮上し、検査で陽性と判明した。 看護師はHIV治療薬の副作用による体調不良などで一時的に病欠したが、大学病院の医師から「注射などで自分を刺して患者を刺すことはあり
羽田空港の50歳代の男性主任航空管制官が、インターネット上の個人のブログサイトに、航空機のフライトプラン(飛行計画)の画像を掲載していたことが9日わかった。 管制室内の画像も含まれており、国土交通省は、国家公務員の守秘義務違反にあたる可能性もある重大な流出事案として、この管制官らから事情を聞いている。 同省の発表によると、流出が確認できたのは、航空機の離着陸場所や飛行ルート、高度などの情報が細かく書かれた飛行計画を映し出した画面や、航空機の飛行ルートなどを表示したレーダー画面、管制塔内の仕事の様子を撮影した画像十数枚。 画像の説明文はなく、画像はすでに削除されている。 航空法では、航空機が運航前に飛行計画を航空管制に提出し、事前承認を受けるよう規定。管制官は、飛行計画に書かれた飛行ルートや高度などの内容を画面で確認しながら、航空管制を行う。同省によると、飛行計画は、テロ防止など安全上の観点
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