シリア北部の世界遺産・アレッポ(Aleppo)の旧市街にあるウマイヤド・モスク(Umayyad Mosque)のミナレット(塔)。上層部に防弾用の砂袋が積んであるのが見える(2013年4月16日撮影)。(c)AFP/DIMITAR DILKOFF 【4月25日 AFP】(一部更新、写真追加)内戦が3年目に突入しているシリアで24日、国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録されている北部アレッポ(Aleppo)の旧市街を象徴するウマイヤド・モスク(Umayyad Mosque)のミナレット(アラビア語の原義で「光の塔」)が、戦闘によって破壊された。シリア国営メディアと監視団体がそれぞれ発表した。政府と反体制派は、互いに相手に責任があると主張している。 8世紀に建てられ、一旦破壊された後13世紀に再建されたウマイヤド・モスクは、考古学上の至宝とみなされてきた。しかし、昨年