自分が使用した避妊具を女性のカバンに入れたとして、警視庁中野署は、器物損壊の疑いで、住居不定、無職、尾形仁(まさし)容疑者(59)を逮捕した。同署によると、尾形容疑者は「ストレスがたまっていた。女性の驚く顔が見たかった」と容疑を認めている。同様の被害が数十件あり、同署で関連を調べている。 逮捕容疑は4月28日午後10時25分ごろ、東京都中野区中央の路上で、信号待ちをしていた都内の20代の女性のショルダーバッグに、コンドーム1個を投げ入れ、カバンを汚したとしている。 同署によると、女性は数分後に気づき、同署に被害届を提出。DNA鑑定から尾形容疑者の関与が浮上し、指名手配していた。