素早く簡単に活締め 北斗のフジワラ製造 「イカ活チャ器」販売好調 目標1万本突破、5千増産 7割が西日本へ 漁業者にもPR (06/08 16:00) 函館市内の店頭に並ぶ「イカ活チャ器」=イエローグローブ港店 【北斗】市内追分3の釣り具製造「フジワラ」(藤原鉄弥社長)が昨年10月に発売した、イカの鮮度を長持ちさせる棒状の道具「イカ活(かっ)チャ器(き)」(840円)の販売が好調だ。年間目標に据えた1万本を早くも突破し、5月にさらに5千本を増産。釣りシーズンが本格化した西日本を中心に愛好者からの引き合いが強く、今後は漁業者への普及も狙っていく。 「活チャ器」は北大大学院水産科学研究院の桜井泰憲教授が考案し、同社が道立工業技術センター(函館)と共同で製品化。釣り専門誌などを通して素早く簡単に「活締め」ができる手軽さが人気を呼び、生産した1万5千本のうち、西日本への出荷が約7割。夏に向けて道内