ストックオプション(株式購入権)の行使などで得た報酬を申告せず、所得税約1億3千万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われたスイス金融大手の日本法人「クレディ・スイス証券」元部長、八田隆被告(49)の判決で、東京地裁の佐藤弘規裁判長は1日、無罪を言い渡した。申告漏れの事実に争いはなく、脱税の故意の有無が争点だった。判決で佐藤裁判長は(1)株式報酬の仕組みが複雑(2)八田被告はそれまで極めて多
ストックオプション(株式購入権)の行使などで得た報酬を申告せず、所得税約1億3千万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われたスイス金融大手の日本法人「クレディ・スイス証券」元部長、八田隆被告(49)の判決で、東京地裁の佐藤弘規裁判長は1日、無罪を言い渡した。申告漏れの事実に争いはなく、脱税の故意の有無が争点だった。判決で佐藤裁判長は(1)株式報酬の仕組みが複雑(2)八田被告はそれまで極めて多
【ローマ=末続哲也】ギリシャからの報道によると、アテネ地裁は1日、スイスの銀行に預金口座を持つ、脱税疑惑のあるギリシャ人約2000人の極秘名簿を報道して個人情報保護法違反に問われたジャーナリスト、コスタス・バクセバニス氏(46)に無罪判決を言い渡した。 バクセバニス氏が自身の発行する雑誌で10月27日に報じた名簿は、フランス政府が2010年に脱税捜査用の資料としてギリシャ政府に提供していたもので、著名財界人や政治家の名が含まれている。しかし、ギリシャ政府は最近まで本格捜査を行ってこなかった。バクセバニス氏への無罪判決を受け、政府の姿勢を追及する動きにも拍車がかかりそうだ。 司法当局はすでに判決を前に、名簿を握りつぶしてきた歴代財務相の責任の調査を議会に求めている。
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