【5月24日 AFP】エクアドル宇宙庁(EXA)は23日、同国の小型衛星「ペガソ(Pegaso)」がマダガスカル東岸の上空約1500キロメートルで軌道を周回中、ロシアのロケットの残骸に衝突したと発表した。衛星の損傷の程度などについては今のところ未確認だが、衝突後も軌道を維持しているとみられる。 EXAは22日、ペガソが30年近く前に打ち上げられたソ連のロケット「S14」と衝突する可能性があると警告していた。 EXAのロニー・ナデル(Ronnie Nader)長官は衝突後、マイクロブログのツイッター(Twitter)に投稿。米宇宙当局の関係者が、「ペガソはかすり傷を負った程度だと確認した」とコメントした。しかし、損傷の程度を判断するには数日かかる見通しだという。(c)AFP