大分県臼杵市で20日に男性(36)が散弾銃で撃たれ大けがをした事件で、大分県警は22日、殺人未遂の疑いで、宮崎県延岡市北川町川内名、自称無職の甲斐幸則容疑者(61)を逮捕した。 逮捕容疑は、20日午後1時半ごろ臼杵市佐志生の山中で、猟に来ていた会社員川野真司さん(36)=大分県津久見市=からわなの設置を注意されたことに腹を立て、持っていたなたのようなもので数回頭を殴った後、川野さんの散弾銃を奪って背後から1回発砲し、左肩に骨折など1カ月の重傷を負わせた疑い。臼杵署によると、甲斐容疑者は「その通り間違いありません」と容疑を認めている。 同署によると、甲斐容疑者は川野さんに発砲した後、散弾銃を捨てて軽ワゴン車で逃走した。県内外の猟の関係者に話を聴いたところ、甲斐容疑者が浮上したという。経緯や動機について詳しく調べる。