ケネス・ウィルソン氏(米ノーベル物理学賞受賞者)AP通信によると、15日、リンパ腫の合併症のため米東部メーン州の老人ホームで死去、77歳。米コーネル大で研究中の1982年、
自然科学分野で優れた功績を挙げた女性研究者に贈られる「猿橋賞」の第33回の受賞者に25日、理化学研究所(埼玉県和光市)の肥山詠美子・准主任研究員(42)が決まった。 受賞テーマは「量子少数多体系の精密計算法の確立とその展開」。原子核を作る陽子や中性子などの粒子が、3~5個の場合にどう相互作用するか、スーパーコンピューターで理論的に計算する手法を開発した。 陽子や中性子に「ハイペロン」という粒子が加わって3個以上になった場合、原子核全体に起きる変化は、肥山さんの手法によってうまく計算できるようになった。
前の記事 ネット時代で「読む量」が急増:研究結果 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 2010年2月10日 Brandon Keim Image credit: Bùi Linh Ngân/Flickr 光合成は、植物や細菌が用いる光エネルギーの捕捉プロセスだが、その効率の良さは人間の技術では追いつかないほど優れている。このほど、個々の分子に1000兆分の1秒のレーザーパルスを当てる手法によって、光合成に量子物理学が作用している証拠が確認された。 量子の「魔法」が起きているとみられるのは、1つの光合成細胞に何百万と存在する集光タンパク質の中だ。集光タンパク質は、[集めた光]エネルギーを、光子に感受性のある分子内で回転している電子から、近くの反応中心タンパク質へと輸送し、そこで光エネルギーは細胞を動かすエネルギーへと変換される。 この輸送の過程で、エネルギーはほとんど失わ
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