台風27号の進路は予想が難しくなっている。もともとスピードが遅く、数日後の位置を予測しにくかった。さらに、27号を追いかけるように進む28号と接近すると、二つの台風が相互作用する「藤原の効果」により、動きが複雑になると見込まれ、予報のブレが大きくなる恐れがある。 16日に起きた土砂崩れの二次災害を警戒する伊豆大島(東京都大島町)では、台風27号の影響が読めないため、神経をとがらせる。大島町役場の担当者は、「避難が長期化することによる住民の健康への影響も心配だ」と話している。 気象庁によると、台風27号は、新たに発生した28号が接近する25日以降にかけて、本州に近づく見通しだ。本州上空に停滞する前線を刺激して、西日本を中心に大雨をもたらす可能性もある。 日本気象協会は「27号はもともと予測が難しい台風だった。それに加えて、今後は藤原の効果があるため、さらに動きが複雑になるだろう」と話している
IT(情報技術)企業が集積する米カリフォルニア州シリコンバレーで、ホームレスが急増している。 現地にある全米最大のホームレス村は、家族で住む人たちも多く、子供や若者の姿も目に付く。急増の背景には住宅価格の高騰と、賃金格差の拡大がある。IT企業で高収入を得る者と、仕事があっても家には住めない者とが共存する現状は、貧富の格差が広がる米国の縮図となっている。 サンフランシスコの南から、約80キロ・メートル南下したシリコンバレーの中心部、サンノゼ市までの地域は、アップルやグーグル、インテルなど世界的なIT企業が本社を置き、ベンチャー企業も数多く集まる。グーグルの創業者、ラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)や、ソフトウエア大手オラクルのラリー・エリソンCEOなど、世界の長者番付に名前を連ねる富裕層も周辺に邸宅を構える。 リーマン・ショック後の景気回復が鮮明になるなか、人口約98万人を抱えるサンノゼ
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