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ブックマーク / repon.hatenablog.jp (3)

  • 派遣切りされた人間にも「自己責任」がある、と言う議論について - reponの忘備録

    大変ばかげた議論なので、きちんと封じ込めておく必要があると思い、書く。 とくに金美齢氏は、己の自己責任を恥じ入るべく、100回は読み直すように。 すこし迂回するが、「悪」の問題からはじめる。 「悪」の矛盾 「悪人」には矛盾がある。 1)彼は生まれながらにして、その性質、その気質が「悪人」であるから、彼は悪人である、と言える。 2)しかし、彼が行った行為は、彼の「自由意志」で行われた−「善」なる行動も選択できた−ものでなくては、「悪」とは言えない。 かれが自分の「自由意志」とは別に行動したのだとすると、彼に責任は問えないのだ−つまり「心神耗弱」状態と同じだということだ。 だから、 1)悪人は元々「悪い」ことしかできない 2)にもかかわらず、彼は「善行をなす」可能性を持っているから、その行為に責任を持たなければならない ということになる。 必然的に悪事をはたらく悪人が、善行をなす可能性を持って

    派遣切りされた人間にも「自己責任」がある、と言う議論について - reponの忘備録
    ortica
    ortica 2014/08/22
  • 「社会」って、「嫌な奴」のことなんだぜ - reponの日記 ないわ~ 404

    「自分と世界を直結して『社会』が無い」ような世界観を持つ作品や、世界観そのものを「セカイ系」と呼びますが、「はてな村民」ならよく知っていること。 しかし僕にはよくわからなかった。 「自分と世界を直結して『社会』が無い」 というのはどういうことか? それは、こういうことだ。 社会とはつまり他人のこと。 つまり、「セカイ系」とは「社会がない」世界のことで、親しいお友達しかおらず情報もその輪の外には出ないソーシャル・ネットワークは「社会」の無い「セカイ系」そのものですよ。 社会とは面倒な「他人」 他人とは、面倒を起こす人間のこと。理解不能な人間のこと。 具体的には、全体最適を貪りって台無しにするタイプの人。 「カイジ」で例を挙げるとわかりやすいのだけれど、「利根川」「兵藤」「船井」ではなく、「安藤守」が一番近い。 ちなみに「安藤守」は、公式ガイドでも「人間として救いようのないクズ」「クズの中の

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  • 「あきれた」に誘導されるわたしたち-「シニシズム」とはなにか - reponの忘備録

    シニカルに皮肉を言うことは、自由の発現のように見えて、実は最も不自由である、というはなし。 民衆の風刺としての「キュニシズム」 自分たちの力の届かない権力者の言葉や行動の「キレイ事」を、皮肉や風刺を通して、隠されている利己的な関心、暴力、権力欲を暴くことを「キュニシズム」といいます*1。 権力者が「キュニシズム」を利用して打ち立てる「シニシズム」 それに対して、「民衆が冷笑して無関心になってくれることで行動が取りやすくなる」という(意識的・無意識的な)判断のもと、皮肉や風刺で、それ以上の批判を封じてしまうのが「シニシズム」です。 「シニシズム」は行動に根付く たとえば「政治」を語るとき、僕らは「特定のモード」に入り言葉を紡ぎます。 その言葉は、たいていは「あきれた」「馬鹿馬鹿しい」です。 これが思考停止であることは明らかなのですが、それ以上踏み込むことは実は危険なことだと分かっているし、と

    「あきれた」に誘導されるわたしたち-「シニシズム」とはなにか - reponの忘備録
    ortica
    ortica 2011/07/10
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