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2009年9月6日のブックマーク (2件)

  • asahi.com(朝日新聞社):亜酸化窒素が最大のオゾン層破壊物質 米機関が警告 - サイエンス

    窒素肥料をまいた農地などから発生する亜酸化窒素というガスが、地球のオゾン層を破壊する最大の要因になっているとの試算を米海洋大気局(NOAA)の研究者がまとめた。このまま排出を減らさなければ、オゾン層破壊物質として有名なフロン類を上回る「悪玉」になると警告している。米科学誌サイエンス電子版に論文を発表した。  論文によると、亜酸化窒素のオゾン層破壊力は、フロン類の代表格であるクロロフルオロカーボン(CFC)の約60分の1にとどまるが、大気中での寿命が100年程度と長く、人為的な排出量が減る見込みもない。フロン類は、モントリオール議定書によるオゾン層保護の国際規制で排出量が大幅に減っており、21世紀全体を見通すと、亜酸化窒素がフロン類以上にオゾン層を破壊すると結論づけた。  亜酸化窒素は土壌中の微生物が窒素肥料を分解してできるほか、工場の排ガスなどからも出る。天然起源のものもあり、モントリオー

  • CNN.co.jp:本物そっくりの新型「ロボット魚」、海中探査に応用も

    (CNN) マスやスズキをモデルに、物そっくりの泳ぎを可能にした魚型ロボット「ロボフィッシュ」を、米マサチューセッツ工科大(MIT)の研究者らが開発した。従来の潜水艇ではできなかった海中での調査、計測などに応用される見通しだ。 MITでは94年に初の魚型ロボット「ロボツナ」を開発したが、コストが高くつくなどの理由で実用化には至らなかった。その後15年間にわたり改良を重ねた成果が、新型のロボフィッシュだ。 製作に必要なコストは1体につき数百ドル。ロボツナでは数千個の部品をつなぎ合わせていたのに対し、ロボフィッシュの部品は10個に抑えられた。長さ約13―46センチとコンパクトな体は、滑らかな流線型だ。表面は継ぎ目のないポリマー素材で、柔軟な動きが可能になった。開発の過程では、水道水を満たしたタンクに入れて2年間放置するといった耐久実験も実施したという。 同大で機械工学を研究するパブロ・バルデ