利用者の1人で星の誕生の研究をしている法政大学の松本倫明教授は「前システムの約半分の時間でモデルの計算が可能になった。われわれのように観測との比較を視野に入れた研究にとって重要なことだ」とコメント。CfCAのプロジェクト長である小久保英一郎教授は「現代天文学におけるシミュレーションの役割はますます大きくなってきている。アテルイIIが超新星爆発の機構や、銀河の形成と進化、恒星と惑星系の起源などの問題を解き明かすことを期待する」としている。 関連記事 東北大の新スパコン、愛称「MASAMUNE-IMR」に決定 8月から運用へ 東北大学金属材料研究所計算材料学センターが、8月から運用を始める新スーパーコンピューティングシステムの愛称を「MASAMUNE-IMR」に決定した。一般公募で集まった486件の候補から選出。8月1日から運用予定。 気象庁がスパコン刷新 18ペタFLOPSの「Cray XC