香港の立法会(議会)で記者会見する林栄基氏(2016年6月16日撮影)。(c)AFP/ANTHONY WALLACE 【6月17日 AFP】中国政府に批判的な書籍を販売していたことで知られる香港(Hong Kong)の書店の林栄基(Lam Wing Kee)店長が16日、記者会見し、8か月前に中国当局に拘束されて行方不明となっていた間の状況について語った。拘束後、目隠しをされて身柄を移送され、監房に入れられて尋問を受けていたという。 同氏は拘束中、身体的な苦痛を受けたことはなかったものの、精神的苦痛を与えられ、弁護士や家族との連絡もできなかったと語った。監禁状態に置かれ、外を歩くこともできず、繰り返し尋問されたという。 林氏は、中国の有力政治家に関するゴシップ本を扱い、昨年末に失踪した5人の書店関係者のうちの一人。この問題は、中国政府が香港に対する支配力を強めているとの懸念を高め、国際的な
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