ガリレオが木星の衛星の発見について記したメモとされてきた手稿が贋作と分かった/University of Michigan Library 米ミシガン大の図書館に所蔵され、イタリアの著名な天文学者ガリレオ・ガリレイが書いた貴重な品と考えられてきた手稿は偽物だったことが判明した。同大が明らかにした。 声明によると、「ガリレオ手稿」の名で知られる1ページの文書は1930年以前のものとは確認できず、悪名高いイタリアの贋作(がんさく)者トビア・ニコトラの手で書かれた可能性が高いという。 調査が始まったきっかけは、米ジョージア州立大学の歴史学者ニック・ワイルディング氏がミシガン大の学芸員パブロ・アルバレズ氏に連絡を取ったこと。ワイルディング氏は手稿の透かしや出所を疑問視し、手稿が本物かどうか強い疑念があると伝えた。 ミシガン大の声明では「ワイルディング氏は調査の結果、当大学の所蔵するガリレオの手稿は
聖書図書館は、所有する死海文書の断片16点についてすべてが偽物だったと明らかにした/SAUL LOEB/AFP/Getty Images (CNN) 米首都ワシントンにある聖書図書館は16日までに、所有する「死海文書」の断片16点がすべて偽物だったことが分かったと明らかにした。2018年には断片5点について偽物だと判明していたが、今回の調査で本物は1点もなかったことが確認された。 死海文書は約70年前、ヨルダン川西岸にあるクムランの洞窟群で900点を超える写本が見つかった。ヘブライ語聖書の最古の写本を含むなど、聖書に関するものとしては考古学上最大の発見のひとつとされる。 聖書図書館が所有する死海文書の断片について、CNNは17年に偽物である可能性を報じていた。偽の断片をめぐっては、02年以降最大70点が市場に出回ったと推計する専門家もいる。 今回、図書館所有の断片を調べた研究チームは声明を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く