最近『iPhone 衝撃のビジネスモデル』と『フューチャリスト宣言』を同時に手に入れ、一緒に読んでいます。そもそも各々の本が扱っているテーマは違うし、狙って一緒に買ったわけではないのですが、「WEB2.0的なもの」をどう捉えるかについて両者の違いが際立っていて面白い。まだ消化不良ですが、ちょっと思ったことがあるので生煮えエントリを。 『フューチャリスト宣言』の中に、こんな一節があります: 茂木: (中略)情報というのはもともと自らが流通したがるもの。 梅田: Information wants to be free. 茂木: そのような、情報のあるべき姿の実現を望みます。一方、もちろんインフォメーションにはパワーがあるわけで、自分だけがあるインフォメーションを持っていることは自らの権威につながる。日本の学者はそれによって生きてきたわけです。ヨーロッパからいち早く知の先端を輸入する。それが自