2007年10月13日(土)に中部大学三浦幸平メモリアルホール(愛知県春日井市)で開かれた「読売教師力セミナー2007」の模様をお伝えします。
2007年10月13日(土)に中部大学三浦幸平メモリアルホール(愛知県春日井市)で開かれた「読売教師力セミナー2007」の模様をお伝えします。
「受講生はお客様」という個別指導塾が人気を集める。 東京・池袋駅前のビルのワンフロアに、2畳ほどに小さく仕切られた「教室」が30近くある。各部屋にドアはなく、ホワイトボード、生徒用の机とイスが置かれている。 チャイムが鳴ると、各教室で一斉に授業が始まった。講師と生徒1対1の個別指導で、図形の問題を解く小学5年生の部屋の隣では、高校3年生が入試の英語長文読解に取り組む。リソー教育(本社・東京)が運営する個別指導塾「トーマス」池袋校の様子だ。 90分の授業中、狭い通路を本多克己校長(40)ほか、教務担当の正社員数人が頻繁に巡回していた。指導の様子をチェックするためで、安全確認の意味もある。授業後は、講師が教務担当から個別指導を受ける番だ。本多校長は「苦手な課題は何だったのか、そこをどう学ばせたか。学習内容や次回の目標をまとめたリポートを元に、時にはあいさつや生活態度まで指導します」と語る。 ◎
インターネットで格安の英語講座を開く予備校講師がいる。 1講座12時間分で980円。「中学生や高校生が自分で払える金額」という理由で受講料を決めた。利益は考えておらず、ボランティアに近い。 大手予備校「代々木ゼミナール」の英語講師、鬼塚幹彦さん(50)が昨年7月に“開校”したインターネット予備校「あすなろオンライン」だ。 鬼塚さんは、これまで20年以上にわたり、代ゼミで英語を教えてきたベテラン。参考書を10冊以上出版し、授業が終わって講師室に戻ると、質問したい生徒の長い行列ができる。 「あすなろ」は、ネット接続が可能なパソコンがあれば、「東大英文解釈」「最強の英文法・語法」といった鬼塚さんの授業を、音声付きで90日間にわたって何度でも聞ける。質問は、電子メールを送ればいい。 きっかけは、最近の受験生の英語力低下だった。 「話せる英語」という御旗のもと、会話が重視され過ぎて、学校では文法を教
塾経営の経験もある教育コンサルタントに、塾講師の現状について聞いた。 ◆講師の「心」 早めに把握 ――京都府宇治市の学習塾で起きた、アルバイト講師による女児刺殺事件をどう見るか。 森上 講師と女児の関係が悪化していたのだから、もっと早く講師を交代させて、女児から引き離すべきだった。事件当日、管理者がいなかったのも問題。塾側がきちんとした対応を取っていれば、防げたかも知れない事件だ。 ――この講師の大学での成績は優秀だった。この学習塾では講師を筆記試験と面接、模擬授業で選んでいたというが。 森上 採用の段階では、この講師が今回のような事件を起こす可能性があることは見抜けなかっただろう。別の事件で大学を停学になっていたことも、調査会社でも使わない限り、分からないのではないか。 ――今回のような事件を防ぐ方策はあるのか。 森上 万能ではないが、講師に心理テストなどを受けさせて、精神状態の把握に努
もう片方で、教育基本法が悪いから少年犯罪が増えている、というような話があります。これは少年犯罪が増えているかどうかを現実に検証しなければいけないわけだし、基本的には増えていないという認識になってくるでしょうけれども、今日は時間がないので触れません。いずれにしても少年犯罪の問題と教育基本法の問題というのはかなり無関係であるし、ただ単に社会環境が変わった、だから教育基本法を変えなきゃいけない、というような話としてしか出されていない。 そうすると、実はそこに隠された動きがあって、隠された部分を実現するという意義を含めての、ひとつの仕掛けがあるのではないか。その隠された仕組みを作っているのは、恐らく財界ということになるでしょう。経済界にとって教育基本法改正というのは、1980年代以降かなり一生懸命進められてきた、ひとつの課題です。80年代には中曽根臨教審、中曽根首相のもとで臨時教育審議会が組織され
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く