いきなりだが、上にある写真は何だろうか。巻き取られている、巨大なセロハンテープっぽくも見える。透明だから、ビニールかもしれない……。いやいや、実はこれ、ガラスなのである。 このガラスは、ガラス製品メーカーであるコーニングが開発したものだ。読者の皆さんには、コーニングという社名よりも、同社が開発した化学強化ガラス「ゴリラガラス(Gorilla Glass)」の方がなじみ深いかもしれない。多くのスマートフォンやタブレットなどに搭載されていることで、とても有名だろう。 しかしそもそも、ゴリラガラスはなぜ傷つきにくいのだろう? また、最近では他社も強化ガラスを出しているが、先行メーカーとしてそれらとどのように差別化していくのか? コーニングジャパンが説明会を開くというので、さっそく話を聞いてきた。 コーニングの歴史は古い あのエジソンの電球もコーニングだった コーニングは、アメリカはニューヨーク州