パソコンに保存されている1GB(ギガバイト)の大容量の映画一本を携帯用保存装置(USB)へ移すのに1秒もかからない次世代メモリが国内技術で開発された。 建国(コングク)大学物理学部のイ・サンウク教授、ソウル大学物理天文学部のパク・ヨンウ教授が共同参加した研究グループは1日、「現在、使用されているフラッシュメモリより情報を保存、削除する速度が、1000倍以上速い新しい概念のメモリを開発した」と発表した。 同研究グループは、電荷(電気の性質を持つ小さい粒子)の伝達方式を変え、次世代メモリの情報処理速度を大幅に速めた。メモリは、電荷を盛る皿の役割をするフローティング・ゲートに電荷を入れ、抜く方法で信号を作る。フローティング・ゲートに電荷があれば「1」、そうでなければ「0」という信号が示される。トランジスタは、この信号を呼び出し、情報を処理するが、現在の方法では電気がよく伝わらない絶縁層に電荷を通
「フラッシュメモリが大きな危機に直面している」――エンジニアやアナリスト、また半導体業界幹部はそう指摘する。フラッシュメモリはデータやアプリケーションの保存のための半導体集積回路技術で、携帯電話、産業用機器、携帯用メモリカードに内蔵されている。その需要は堅調であるが、2005年以降はチップの小型化がさらに難しくなるというのだ。 チップの小型化を進められなければ収益は減る。そこで、半導体メーカー各社は半導体の中の異端児とも言えるフラッシュメモリの発展と代替品となる製品の可能性を求めて、新しい素材や半導体設計の研究を進めている。 例えば、半導体業界大手のIntelはDVDと同じ素材を使ったOvonics Unified Memory(OUM)を、Motorolaはトランジスタ内のソリッドレイヤーをシリコン原子の格子で置き換えたシリコンナノクリスタルを研究中である。ナノクリスタルチップは2006
任天堂やソニーが出資するMatrix Semiconductorが、世界最小サイズの1Gビットメモリチップを今夏から量産する。小型かつ安価なメモリのカギは3Dメモリ技術。手軽に使える「使い捨てメモリ」市場の開拓を目指す。 任天堂やソニーらが出資する米国のメモリ開発企業・Matrix Semiconductorは5月11日、世界最小の1Gビットメモリを開発し、今年第3四半期から量産出荷すると発表した。書き込みを1度だけ行えるライトワンスメモリで、同容量のNANDフラッシュメモリと比べ2割から5割安価にでき、使い捨てメモリの実現に道を開くとしている。 小型化・低価格化のカギとなる技術は「3-D Memory」。データを記録するメモリセルを多層化して積み上げることで、チップ面積の低減と高密度化を両立させる独自技術だ。 現行品は昨年11月から量産を開始し、シャープが電子辞書の追加コンテンツ用ストレ
パナソニックからSDカードの新規格SDXC(SD eXtended Capacity)カード「SDスピードクラスCLASS10対応SDXCメモリーカード」が登場した。 SDXCは、SDHCカードの上限である32GBを超える容量を実現する新たな規格だ。転送速度はClass 10に対応し、最大22MB/sとなっている。 ファイルシステムにはSDHCカードで採用されていたFAT32に代わってexFATを採用し、将来的には規格上の上限容量である2TBまで拡大する予定だ。 なお、従来のSDカードとは上位互換性を維持し、SDXC対応機器でSD/SDHCカードを使用可能。ラインナップは容量64GBの「RP-SDW64GJ1K」と48GBの「RP-SDW48GJ1K」の2種類となっている。付属品としてSDXC対応カードリーダーを同梱する。価格は64GBがパソコンハウス東映で5万4800円、48GBがパソコ
リンク集 番組をご覧になって、さらに深く知りたい!と思った皆様に、参考にして頂けるリンク集を用意いたしました。 第20回 ::パソコンはどうやってデータを記憶しているの? 1) さらに知る "ハードディスク" 番組で紹介されたようにハードディスクは衝撃に弱いです。とはいうものの、大容量のデータを格納するためにはハードディスクは必要不可欠です。このジレンマを解決するために様々な手法が考案されています。そのなかで、現在最も普及している技術がRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks:複数台の安いディスクを組み合わせた冗長化構成の技術)です。RAIDは、複数のハードディスクをRAIDコントローラが束ね、すべてのディスクへのアクセスはRAIDコントローラを経由します。RAIDコントローラがどのようにハードディスクに書き込むかについては、 (1)ミラーリン
USBメモリなどのフラッシュメモリにはその特性上、書き込み回数などに制限があり、頻繁に読み書きしていると壊れるらしい……というのは聞いたことのある方が多いと思いますが、実際に読み書きできなくなるとどうなるのか?その貴重なケースとして、編集部で購入したUSBメモリが1月13日に寿命を迎えたっぽいので、実例として紹介します。 一体どのような状態になっているのでしょうか?詳細は以下から。 寿命が来たのは以下のUSBメモリです。 GH-UFD2GTB これが実物 使用頻度としては2週間~3週間に1度あるかないかぐらいで、LinuxのISOイメージなどを詰め込んで移動させるのに使ってました。 購入したのは2007年2月27日。故障したことが発覚したのは2008年1月13日。発覚したきっかけはこのUSBメモリにコピーしたZIPファイルをローカルに戻して解凍しようとしたらエラーが起きたこと。さらに画像も
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