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ブックマーク / moroshigeki.hateblo.jp (6)

  • 日本における人文科学とコンピュータ研究の現状と課題―日本と国際動向の関係を探る― - moroshigeki's blog

    昨日、第1回文化とコンピューティング国際会議の一セッション「日における人文科学とコンピュータ研究の現状と課題―日と国際動向の関係を探る―」に参加した。気まぐれでTwitter実況してみたので、リンクを貼っておく。 師茂樹 MORO Shigeki(@moroshigeki)/2010年02月23日 - Twilog 実況ハッシュタグ(こちらはそのうち見えなくなるでしょう) 下田正弘先生がハイデガーを参照しつつ、人文学におけるコンピュータ利用の問題は哲学における技術や道具の問題に接続できると述べたのは印象的であった。私はTwitterでもつぶやいたし、(司会の永崎さんにTwitter上でふられた―これは心臓に悪かったw)コメントでも述べたが、コンピュータ時代を念頭に置いた技術・道具の哲学的議論としては、ベルナール・スティグレールも参照した方がいいかな、と思う。コメント中で述べたスティグレ

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  • ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 - moroshigeki's blog

    寄稿しました。 ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年 作者: 藤田和日郎,荒川弘,諸星大二郎,立原えりか,伊藤比呂美,加門七海,市川春子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/01/27メディア: ムック購入: 8人 クリック: 98回この商品を含むブログ (20件) を見る 目次はこちら。 藤田和日郎 - 「ユリイカ」「現代思想」の雑誌発行、人文諸科学の専門書の出版社「青土社」 泉信行さんや千野帽子さんのお名前も見えます。 編集部からの依頼は、仏教説話的な作品が多い藤田和日郎氏の作品について仏教学の専門家の立場から論ぜよ、みたいな感じ。目次案では『うしおととら』のところに名前が入っていたので、要するに『うしおととら』の仏教的な要素について書けばいいのね、そういえば主人公は光覇明宗とかいうお寺の息子

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  • シャルチエの電子書籍論 - moroshigeki's blog

    『みすず』2009年12月号所収のロジェ・シャルチエ「デジタル化と書物の未来」を読んだ。シャルチエと言えばヨーロッパにおける読書歴史の大御所である。その大御所が、昨今のGoogleをはじめとする書籍の電子化、あるいは電子図書館関連の問題を語るのだから必読であろう。 読むことの歴史―ヨーロッパ読書史 作者: ロジェシャルティエ,グリエルモカヴァッロ,Roger Chartier,Guglielmo Cavallo,田村毅,月村辰雄,浦一章,横山安由美,片山英男,大野英二郎,平野隆文出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2000/05メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (16件) を見る 書物の秩序 (ちくま学芸文庫) 作者: ロジェシャルチエ,Roger Chartier,長谷川輝夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/04メディア: 文庫 クリック: 4

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  • シュトヘル - moroshigeki's blog

    最近ブログの記事がマンガばっかりなのは、ついこの間まで忙しすぎてマンガが読めなかったからである。今、積んでいたマンガを崩しているところ。ということで、Twitterの文字な人たちの間で話題になっていた『シュトヘル』。 シュトヘル1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 作者: 伊藤悠出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/03/30メディア: コミック購入: 14人 クリック: 667回この商品を含むブログ (105件) を見るシュトヘル 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 作者: 伊藤悠出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/10メディア: コミック購入: 14人 クリック: 134回この商品を含むブログ (66件) を見る 舞台は13世紀、現在の中国の甘粛省あたり、モンゴルに滅ぼされる西夏近辺が舞台。背表紙に書かれているあらすじ

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  • 『宇治拾遺物語』の中の昔話 - moroshigeki's blog

    南都文化研究組織でいつもご指導いただいている廣田收先生よりご恵贈いただきました。ありがとうございます。 『宇治拾遺物語』 の中の昔話 (新典社新書39) 作者: 廣田收出版社/メーカー: 新典社発売日: 2009/08/24メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 『宇治拾遺物語』に収録された説話群の中にある、一般によく知られた昔話と同じような説話(瘤取爺、腰折雀、藁しべ長者・蜂の援助、博徒婿入・鳩提灯、猿神退治)について、日の民話だけでなく、東アジア各国やヨーロッパの類話と比較しながら、構造主義的に読み解こうというもの。レヴィ=ストロースの『構造人類学』*1などを引いており、国文学よりもそっちの方に親近感を持つ者としては非常にすんなり読めたが、廣田先生曰く: …昔話は、今でも国文学の研究としては、一般にはなお認知されていません。国文学をめざす大学生であった私が、益田勝実氏

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  • 民主党政権下におけるデジタルアーカイブ政策の行方 (2) - moroshigeki's blog

    先に書いた民主党政権下におけるデジタルアーカイブ政策の行方 (1) - もろ式: 読書日記に対して、デジタルアーカイブについて雑感: やまもも書斎記からトラックバックを頂いた。実はそこで紹介されているデジタル・アーカイブの推進に向けた申入れ―「デジタル文明立国」に向けて― - コラム | 野田聖子オフィシャルホームページを、今回のネタにしようと思っていたので、グッドタイミングであった。 自由民主党の政務調査会に設置されたデジタル・アーカイブ小委員会の存在は、(広い意味での)デジタルアーカイブに関心がある人には広く知られていると思う。この委員会は2002年に坂井隆憲氏を委員長として設置され、以来、山口俊一議員、野田聖子議員が委員長をしている。 この3人の議員には共通点がいくつかある。ひとつは、靖国神社への参拝に積極的だということである。野田議員が先の終戦記念日において閣僚でただ一人靖国神社に

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