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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (80)

  • 北米の鳥が激減、半世紀で約30億羽、3割が消えた

    地衣類に覆われた枝にとまるヒメドリ。生息数が減少している。米マサチューセッツ州ケープコッドで撮影。(PHOTOGRAPH BY DARLYNE A. MURAWSKI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 森をハイキングしたり街の公園を散歩したりするだけでは気づかないかもしれないが、新たな研究によると、北米の鳥の個体数は静かに、だが急激に減り続けている。9月19日付けで学術誌「サイエンス」に発表された論文によると、760種の鳥が生息する米国とカナダでは、1970年と比べて約30億羽も減少したことが明らかになった。 おなじみのスズメやウグイス、ムクドリモドキ、アトリなどをはじめ、草原に生息する鳥が最も深刻な打撃を受けており、その数は過去48年間で53%も減少した。田畑を含む草原に暮らす種の4分の3近くが減少傾向にあり、これらの生物群系は、生息地の喪失や有毒な殺虫剤に対して特に

    北米の鳥が激減、半世紀で約30億羽、3割が消えた
    osugi3y
    osugi3y 2019/09/26
    ネコの脅威がかなり大きくある。私は野良猫の殺処分はひつようだとかんがえる。人間が餌付けして増えてしまっているとも思える
  • 殺虫剤で渡り鳥が「遅延」、激減と関連か、北米

    北米に生息する渡り鳥のミヤマシトド。米国で殺虫剤として最も多く使用されているネオニコチノイドで処理された種子をべた後、急激に体重が減少し、渡りが遅れたことが新たな研究でわかった。(Photograph by Margaret Eng) 農薬として世界で最も広く使われているネオニコチノイド系殺虫剤と、北米の渡り鳥の激減を結びつける研究結果が、9月12日付けで学術誌「Science」に発表された。 渡り鳥のミヤマシトド(Zonotrichia leucophrys)は、近年北米で急速に数を減らしている。今回の研究では、殺虫剤で処理された種子1~2粒分に相当するネオニコチノイドを摂取したミヤマシトドは、体重が急激に減り、その後の渡りが遅れることが示された。野生の鳥が受ける殺虫剤の被害を、実際の生態系のスケールで追跡できた初の研究だ。 しばらくすると鳥は回復したが、渡りの遅れによって生存と繁殖の

    殺虫剤で渡り鳥が「遅延」、激減と関連か、北米
    osugi3y
    osugi3y 2019/09/19
    レイチェル・カーソンの「沈黙の春」みたいやなあれよりマシか。あれはDDTだったわけだが。それにしてもミツバチの減少は自然界にとっては大きなバランスの崩れを引き起こしそうだ。彼らが花粉を運んでるんだからさ
  • カバを食べるカバ ――共食いする動物たち

    「Hungry Hungry Hippos」(4頭のカバが餌を取り合うおもちゃ)という言葉に、新しい意味が加わった。カバの共いを示すほぼ初めての事例を、科学者が発表したのだ。 腐りかけたカバの死体をべるカバ。クルーガー国立公園にて、2014年4月25日撮影(PHOTOGRAPH BY LEEJIAH DORWARD) 保全生物学者リージア・ドーワードは2014年、南アフリカのクルーガー国立公園で、水につかったカバの死体を、別のカバがべているシーンに遭遇した。「驚きの光景でした。そんなこと(カバの共い)は、前代未聞でしたから」と英国オックスフォード大学の博士課程で学ぶドーワードは振り返る。 ドーワードはロンドンに戻り、文献を調査した。その結果、1999年に一度だけ、S・キース・エルトリンガムがカバの共いを記述していたことを発見する。通常は草と考えられているカバだが、それ以前にも肉

    カバを食べるカバ ――共食いする動物たち
  • 「グリーンランドは売り物ではない」自治政府表明

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    「グリーンランドは売り物ではない」自治政府表明
    osugi3y
    osugi3y 2019/08/21
    Twitterの公式感。日本の河野太郎も見習ってほしいところだ
  • アンネ・フランクを密告したのは誰なのか

    オランダ、アムステルダムにある父親所有の倉庫に、2年以上隠れ住んでいたアンネ・フランクほか8人は、1944年8月4日、ナチスドイツとオランダ当局によって発見された。誰が、あるいは何が原因で、彼らの居場所が露呈したのか。75年たった今も、調査は続けられている。 現在、歴史家やデータサイエンティスト、さらには未解決事件を扱う法医学者のチームまでが、新たなテクノロジーを駆使して、密告者を特定するための調査を進めている。一方で、フランクが発見されたのは偶然だったのではないかとする意見もある。 『アンネの日記』として知られる、アンネ・フランクが13歳から15歳までつけていた日記は、ホロコースト(ナチスによるユダヤ人の大量虐殺)にまつわる文章としては最も広く読まれている。オランダの人々にとっては、ごく普通の市民が命を賭して困っている人たちを助けるこの物語は、占領下のオランダを描いた最も卓越した作品なの

    アンネ・フランクを密告したのは誰なのか
    osugi3y
    osugi3y 2019/08/17
    これはAIにデータ食わせて犯人を特定はあくまで確率しか分からないだろ。この使われ方が未来の犯罪起こす方に使われたらシビュラシステムやん
  • あなたは既に大量のプラスチック片を食べている

    2018年6月号 海に流れ出るプラスチック/プラスチック4つの視点/タンチョウ/消えた入植者たちの影/サッカーボールを追って/極北の野生に迫る危機 地球か、それともプラスチックか? ナショジオはプラスチック問題に取り組むことを宣言します。鳥シリーズ「タンチョウ」ほか魅力的な特集を満載。特製ポスター付き!ワールドカップ目前「スタジアムの過去・現在・未来」 特別定価:1,191円(税込) amazon

    あなたは既に大量のプラスチック片を食べている
    osugi3y
    osugi3y 2019/06/09
    “ボトル入りの水をやめて水道水を飲む、といったように生活のスタイルを変えれば、「マイクロプラスチックの摂取量は減らせる」と同氏。”水道民営化に舵をきった日本はまた別の汚染水を飲むリスクも上がりそうだな
  • 殺虫剤で蚊が増える、予期せぬ副作用が明るみに

    ヒトスジシマカが男性の腕から血を吸う。(PHOTOGRAPH BY BRIAN GORDAN GREEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 殺虫剤は蚊を減らすのに失敗しているどころか、天敵を殺してしまうことによって、むしろ蚊を繁栄させているかもしれない。少なくとも、ある1つの地域についてはそのようだ。5月16日付けで学術誌「Oecologia」に掲載された論文は、殺虫剤が生態系に与える影響について、新たな問題点を明らかにしている。 調査はコスタリカで実施された。そこに生息する蚊は、害虫駆除を目的とする一般的な薬剤に対して耐性を進化させていた。一方、蚊の天敵はそうした進化を遂げておらず、結果的に蚊の個体数を急増させてしまった。(参考記事:「虫よけスプレーの効かない蚊が出現」) 米国ユタ州立大学の生態学者で論文の著者であるエド・ハミル氏は、コスタリカ北部のオレンジ農園で調査

    殺虫剤で蚊が増える、予期せぬ副作用が明るみに
    osugi3y
    osugi3y 2019/06/05
    これの解決策に遺伝子操作した蚊を解き放つという映画があった「ミミック」だ。現在それ現実となっているこれから映画のようなことも起きるかな?https://wired.jp/2018/06/26/self-limiting-mosquitoes/
  • スペースXのスターリンク計画 天文学者は不安の声

    スペースXの動画中継の1コマ。ファルコン9ロケットがスターリンク衛星を軌道に投入する様子が捉えられている。全世界にインターネットサービスを提供しようとするスペースXの計画にとって、今回の60基は始まりに過ぎない。天文学者たちは、このプロジェクトが科学に及ぼす影響や、一般の人々が見上げる夜空の変化を懸念している。(PHOTOGRAPH BY SpaceX) 米スペースX社のイーロン・マスク氏が思い描くようにことが運べば、近い将来、夜空には新たに約1万2000個の「星」が輝きはじめることになる。 星といっても、同社が計画する巨大通信衛星網「スターリンク」の人工衛星が反射する光だ。スターリンクは、これまで電波が届かなかった僻地や、航空機、船舶、自動車が地球上のどんな場所にいても高速ブロードバンドを利用できることを目指している。完成は2020年代中頃としている。(参考記事:「スペースX新宇宙船、米

    スペースXのスターリンク計画 天文学者は不安の声
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    osugi3y 2019/06/04
  • 人為的な地震は150年間で728件発生、最新報告 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    8万人以上の死者・行方不明者を出した2008年の四川大地震(M7.9)、記憶に新しい2015年のネパール大地震(M7.8)も人為的な地震だったという。 地震は予測のできない天災だと考えられているが、最近ではそうとばかりは限らないようだ。 10月4日付けの学術誌「Seismological Research Letters」に発表された研究によると、過去約150年の間に、人間の活動が原因の地震が728カ所で起こったという。人間が地震活動に影響を及ぼす例があることは以前から知られていたものの、マグニチュード7.9という大地震も引き起こしたという発表は、他の研究者らを驚かせている。(参考記事:「【動画】奇怪!「呼吸」する道路を撮影」) 地震の回数は現在、世界の一部地域で明確な増加を見せている。自然に起こる地震と同じく、人為的な地震も命に関わる危険をはらんでいる。そうした地震が人間や環境に及ぼす影

    人為的な地震は150年間で728件発生、最新報告 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    osugi3y
    osugi3y 2019/02/23
    youtubeでこの説について説明しているのを見たことがあるあくまでyoutubeなのだが「この他にも、核爆発による地震が22カ所、工事現場での地震も2カ所で確認されている。」
  • 北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激

    北磁極はこれまでも移動してきたが、最近そのスピードが急に上がってきている。原因は不明だ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JSC) 北の磁極はじっとしていたためしがない。地球内部の「外核」を流れる液体の鉄に影響されて、過去100年ほど、北磁極は真北に向けてじりじりと移動してきた。ところが最近になって、専門家は異変が起こっていることに気が付いた。北磁極が急にスピードを上げて移動し始めたのだ。なぜなのかは誰にもわからない。 その動きがあまりに急激なので、慣例の5年ごとという予定を繰り上げて、米国は世界磁気モデル(WMM)を今年初めに更新する予定にしていた。世界磁気モデルは、携帯電話をはじめ、船舶、航空機などのナビゲーションに利用されている。ところが、米連邦議会の予算案交渉が難航し、予算が切れた連邦政府が一部閉鎖されたため、更新が延期されていた。 政府が再開し、新しい北磁極を示した最新モデ

    北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激
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    osugi3y 2019/02/07
    天変地異には誰もかないまへんて
  • 米国、アフリカ系妊産婦の死亡率は白人の3倍

    米国ジョージア州アトランタの自宅で、亡くなったキラの写真に囲まれ、息子たちと遊ぶチャールズ・ジョンソン4世(37歳)。PHOTOGRAPH BY LYNSEY ADDARIO 米国では妊産婦の死亡率が一向に下がらない。出生数10万人当たり約14人の母親が命を落としている。 世界保健機関(WHO)によれば、1990~2015年の間に妊産婦の死亡率が悪化したのは、46の先進国のなかではセルビアと米国だけだった(妊娠の終了から6週間以内に合併症で死亡した母親の数も含まれている)。 ある憂慮すべき二つの統計データが、この問題を特徴づけている。米国疾病対策センター(CDC)によれば、アフリカ系米国人女性が妊娠に関連する原因で死亡する確率は白人女性の約3倍にのぼる。また、妊産婦死亡の60%以上は回避が可能なものなのだという。 なぜ、アフリカ系米国人女性の妊産婦死亡率はこんなにも高いのだろうか。研究者

    米国、アフリカ系妊産婦の死亡率は白人の3倍
  • 顔を失った女性、顔面移植成功で再出発を誓う | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ドナーからの摘出も含めて31時間に及んだ移植手術が終わり、集中治療室に移されたケイティ。研修医が頭をそっと支えて安定させる。目を保護するため、まぶたは縫い合わされている。顔の移植が終わっても、ケイティにはさらに何回かの手術と何カ月ものリハビリが待ち受けていた。PHOTOGRAPH BY LYNN JOHNSON 2014年3月25日、当時18歳だったケイティが恋人の携帯電話をのぞくと、そこに別の女の子へのメッセージがあった。問い詰められた恋人は別れを切り出した。傷つき、逆上したケイティは狩猟用の銃を持ち出し、トイレにこもって、自分の顎に銃口を当て、引き金を引いた。 銃弾は一瞬にして多くのものを奪った。額の一部、鼻、鼻腔、口角をわずかに残して口全体、顎と顔の前面を形作る下顎骨と上顎骨のかなりの部分……。目は残ったが、ゆがんで、ひどい損傷を受けていた。自殺未遂から5週間余り後にオハイオ州クリー

    顔を失った女性、顔面移植成功で再出発を誓う | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    osugi3y 2018/10/28
    いつも思うけどドナーは死人なのか生きてる人なのか気になる
  • (監修:今村文昭)

    前回は、社会集団を観察する疫学では王道とも言える「コホート研究」の事例を見た。 このままどんどん栄養疫学の真髄に触れるようなお話をうかがっていきたいところだが、ここでは少し立ち止まって、別の話をする。 今村さんがエルカ酸の研究を手がける以前の研究について、ちょっと気になる表現があった。1970年代のインドで行われた古い研究を、今村さんは「エビデンスが弱い」と位置づけた。 エビデンスには「強弱」つまり、強い証拠と弱い証拠があるのだろうか。参考になりそうな考え方として、「エビデンスレベル」という概念があり、疫学の入門書を読んだことがある人なら知っているかもしれない。 先に紹介した「コホート研究」は、研究デザインとしてはかなり強いエビデンス足りうる(エビデンスレベルが高い)ものだ。また、さらにそれよりも強いとされる「メタアナリシス」も今村さんは複数手がけている。稿では、次回以降、「メタアナリシ

    (監修:今村文昭)
    osugi3y
    osugi3y 2018/10/24
    特に国際政治学の専門家、三浦瑠璃の言うことは特に鵜呑みにしてはならない
  • 9割の食塩からマイクロプラスチックを検出

    インドネシアのマドゥラ島では、伝統的な天日製塩で塩が作られている。新たな研究によって、この地域で生産される塩はマイクロプラスチックの含有量が特に高いことがわかった。(PHOTOGRAPH by Ulet Ifansasti, Getty Images) 数年前、海塩からマイクロプラスチックが初めて見つかった。しかし、調味料として身近な塩に、プラスチック微粒子がどのくらい含まれているかについては、分かっていなかった。新たな研究で、世界の塩の9割にマイクロプラスチックが含まれているというショッキングな結果が報告された。(参考記事:「研究室 忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実」) この研究は、韓国の研究者グループと環境保護団体「グリーンピース東アジア」の合同チームが、塩に関する既存研究を活用してまとめたものだ。塩に含まれるマイクロプラスチックが地理的にどう広がっているか、プラスチック汚染

    9割の食塩からマイクロプラスチックを検出
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    osugi3y 2018/10/22
  • 絶滅とされたキノボリカンガルー、90年ぶり再発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ウォンディウォイキノボリカンガルーは1928年以降の記録が存在せず、研究者たちはこのようなイラストを参考にするしかなかった。ところが7月、ニューギニア島の山岳地帯で初めて写真が撮影された。(ILLUSTRATION BY PETER SCHOUTEN) ウォンディウォイキノボリカンガルーはとても珍しく、1世紀近く姿を消していたため、すでに絶滅したと考えられてきた。そのウォンディウォイキノボリカンガルーがついに再発見され、しかも初めて写真に収められた。 一見サルのようなこのキノボリカンガルーはニューギニア島の山林で樹上生活している。ただし1928年、欧米の科学者たちに発見されたのが唯一の目撃情報だった。 シドニーにあるオーストラリア博物館の有袋類学者マーク・エルドリッジ氏は「最も実態が知られていない哺乳類の一つです」と話す。 だが、英国のアマチュア植物学者がインドネシア西パプア州のウォンディ

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    osugi3y 2018/09/28
  • 【動画】ワニと遭遇し一触即発 カワウソ一家の選択

    「数は力」と言われる。ビロードカワウソの家族に降りかかった出来事にも、それは当てはまったようだ。先日、シンガポールのスンゲイブロウ湿地保護区で、カワウソ一家がワニに立ち向かう姿が目撃された。こう聞いて、カワウソに勝ち目があると考える人は少ないだろう。 (参考記事:「【動画】ワニに狙われ絶体絶命、その時インパラは」) シンガポール国立大学の上級講師で「カワウソさん」としても知られるN.シバソシ氏によると、カワウソは縄張り意識がとても強く、自分たちの縄張りに入るものは、相手がずっと大きな捕者であっても追い払おうとするという。ワニは一噛みでカワウソを始末できる強靭な顎をもつ。ただ、怒ったカワウソも攻撃的で、彼らの噛みつき攻撃は想像以上に強力だ。実際、ワニもそれを知ってか、カワウソの縄張りに入ってしまったときは、戦わずに立ち去ることが多い。 動画を撮影したのは、野生動物の写真家ジェフリー・テオ氏

    【動画】ワニと遭遇し一触即発 カワウソ一家の選択
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    osugi3y 2018/09/27
    尻尾がないワニをカワウソがいじめている
  • チェルノブイリのオオカミ 周囲に与える影響は

    チェルノブイリで暮らすハイイロオオカミのうち、どの程度が放射線の影響を受けているかははっきりしない。一方で個体数は増加し汚染地域から離れるオオカミもいる。こうしたオオカミがほかの地域のオオカミに与える影響が、新たな問題として浮かび上がっている。(PHOTOGRAPH BY SERGIO PITAMITZ, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 原子力事故が起きたウクライナ北部、チェルノブイリ原子力発電所。事故が起きた1986年、一帯は放射能汚染が広がり、人は住めなくなった。しかし、野生動物にとってチェルノブイリは、今も昔も自由に移動できる場所のままだ。 チェルノブイリの立入禁止区域内には、ハイイロオオカミなどの大型動物が数多くいることが複数の研究でわかっている。汚染区域は米国のロードアイランド州と同じくらいの面積(日で言えば滋賀県ほど)で、人間の居住は認められていな

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    osugi3y 2018/09/17
  • ほぼ絶滅した鳥が復活へ、ある男の30年の努力

    求愛行動の最中、頸の気嚢を膨らませる雄のアトウォーター・プレーリー・チキン。絶滅の危機に瀕しているこの鳥は、テキサス州南東部にごくわずかな数が生息している。(PHOTOGRAPH BY BATES LITTLEHALES, NATIONAL GEOGRAPHIC) 米魚類野生生物局の生物学者マイク・モロウ氏が、初めて野生のアトウォーター・プレーリー・チキン(ソウゲンライチョウの仲間)を見たのは、1983年のある夜のことだった。氏は当時、米テキサスA&M大学の大学院生で、その日は別の研究者の調査に同行していた。彼らは早朝、太陽が昇る前に現場の草原に到着した。 「暗闇の中に座っていると、突然、鳥たちが飛んでくる羽音が聞こえてきたんです。ほどなく、彼らはウーウーという独特の音を出し始めます。これは『ブーミング』と呼ばれます。声は聞こえても、姿はまだまったく見えません。やがて夜が明けて明るくなって

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    osugi3y 2018/08/29
  • ガンを防ぐ「ゾンビ」遺伝子、ゾウで発見

    大きな体と長い寿命を持つにもかかわらず、ゾウがガンになる確率は驚くほど低い。研究者たちは、その理由を解明し、人間のガン治療に役立てたいと考えている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL NICHOLS) 人間は30兆個ほどの細胞からできている。これらの細胞に加え、さらに多くの微生物が協調することで、心臓が脈打ち、消化系が機能し、筋肉が動いて、人間は活動する。細胞は時間とともに分裂し、新しいものが古いものに置き換わる。しかし、この細胞の入れ替えの過程において、遺伝子のコピーに失敗するのは避けられない。多くの場合、この変異がガンのもとになる。(参考記事:「「体内細菌は細胞数の10倍」はウソだった」) ということは、細胞の数が多い大きな動物ほど、ガンになる確率が高いはずだ。この理屈に基づけば、小型哺乳類の数百倍も細胞の多いゾウは、ガンになる確率がかなり高いことになる。しかし、実際はそうで

    ガンを防ぐ「ゾンビ」遺伝子、ゾウで発見
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    osugi3y 2018/08/21
    ゾウもそうだがハダカデバネズミの研究も同時に検証してみてほしい
  • 【動画】強風に飛ばされないトカゲ、驚きの形態

    【動画】科学者らは小型のアノールトカゲを集めてハリケーンを再現する実験を行い、自然災害が動物の進化にどのような影響を与えるかを考察した。(字幕は英語です) ハリケーンが生物の進化に影響を与えることを実際に観察した初の研究結果が、7月25日付けの学術誌「ネイチャー」に発表された。論文を執筆したのは、米ハーバード大学とフランス、国立自然史博物館の研究員で生物学者のコリン・ドニヒュー氏らだ。 ドニヒュー氏らの研究チームは、2017年に2つのハリケーンに襲われた島で、大災害の前後でアノールトカゲの仲間(Anolis scriptus)の大きさや体の特徴がどのように変化したかを計測した。その結果、体は小さくなり、さらに体の大きさに比べて足裏のパッドが大きく、前肢が長く、逆に後肢が短くなっていたことが明らかになった。(参考記事:「腕立て伏せで仲間の注意を引くトカゲ」) これは木の枝にしがみつく能力と関

    【動画】強風に飛ばされないトカゲ、驚きの形態
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    osugi3y 2018/08/02
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