2~3歳の子どもは「魔の2歳児・悪魔の3歳児」や「イヤイヤ期」と呼ばれることもあるほど、親にも理解しがたいこだわりを持つ時期です。 こちらからすると「どうでもよさそうなこと」に執着したり、いつまでも「同じこと」を延々と繰り返したり、そしてちょっと口を出そうものなら烈火のごとく怒りだしたり……そうした行動は、しばしば大人をイライラさせたり、疲弊させたりしてしまいます。 しかし、そこにはしかるべき理由があり、子どもの成長にとって重要な意味を持つ行動なのです。親がそれを知っておくことで、ストレスが軽減し、わが子の行動をあたたかく見守ることができるようになるはずです。 「イヤイヤ期」は「秩序の敏感期」 私は、モンテッソーリ教師・保育士として、モンテッソーリ・メソッドに基づいたプログラムを提供する幼児教育施設に勤めています。モンテッソーリ・メソッドは、近年、棋士の藤井聡太六段や、GoogleやAma
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