フランス北西部のブルターニュ地方に伝わるお菓子「クイニーアマン」。 日本でも何年か前にブームになり、コンビニでも多く販売されたので、覚えている方も多いと存じます。「クイニーアマン」、奥深いお菓子なんですよね。 ブルターニュ地方では1860年頃、小麦粉が不足し、バターが豊富にあるという状況にあったそうです。 とあるパン屋さんで、バターの配分の多い生地を材料が馴染むよう伸ばしては織り、焼いてみたところなんとまあ、美味しい焼き菓子が出来上がりました。 これがこの地方に伝わる言語、ブルトン語で「バター(amann)のお菓子(kouign)」という意味のkouign amann (クイニーアマン)になったそうですよ。 ブルターニュ産の「塩バター」が特徴です。これを用いて、何層にも織り込んで焼き上げた生地。キャラメリゼして、外側がカリッとなるように仕上げるのは、本当に手間と愛情のかかるお菓子なんですね
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