イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『三人屋』 原田 ひ香 (著) ¥682 実業之日本社文庫 (「BOOK」データベースより) 朝は三女の喫茶店、昼は次女の讃岐うどん屋、夜は長女のスナック―朝・昼・夜で業態がガラリと変わるその店は通称「三人屋」。やって来るのは、三女にひと目惚れしたサラリーマン、出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店主、女泣かせのスーパー店長など、一癖ある常連客たち。三姉妹が作るごはんを口にすれば、胃袋だけじゃなく、心もたっぷり満腹に!? <こんな人におすすめ> 美味しい料理と姉妹の交錯する複雑な思いを描いた話を読みたい 個性豊かな三姉妹の生き樣を描いた話に興味がある 原田 ひ香のファン 三人屋 (実業之日本社文庫) 読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事掲
テキストレビューを更新しました。 本日は『ハーバードの個性学入門 平均思考は捨てなさい』です。 平均思考が生まれた経緯から、個性とは何か、これからの社会にとっての個性学の意味合いなど、神経科学、心理学、教育学をもとに提唱します。個性が尊重される世界は、一人一人が生きやすい世界。そんな社会を目指すべきタイミングがそこまでやってきているのかもしれません。 「個性」を科学すると生きやすい社会がやってくる | nuko book 『ハーバードの個性学入門 平均思考は捨てなさい』 トッド・ローズ 著 小坂恵理 訳 ハヤカワノンフィクション文庫 概要 「平均」の思考が私たちの行動や将来を著しく狭めている。ハーバード教育大学院の研究者である著者が、「平均」という概念が生まれた経緯から、それが現代社会に及ぼす影響を詳しく解説。全体から生まれた「平均」という思考に対し、個を重視する「個性学」について、神経科
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『打ちのめされるようなすごい本』 米原 万里 (著) ¥1012 文春文庫 (「BOOK」データベースより) 「ああ、私が10人いれば、すべての療法を試してみるのに」。2006年に逝った著者が最期の力をふり絞って執筆した壮絶ながん闘病気を収録する「私の読書日記」(「週刊文春」連載)と、1995年から2005年まで10年間の全書評。ロシア語会議通訳・エッセイスト・作家として活躍した著者の、最初で最後の書評集。 <こんな人におすすめ> 深い知識に裏付けされた書評本を読んでみたい 世界情勢や文学、大衆小説まで幅広く楽しく評する本に興味がある 米原 万里のファン 打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫) 読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュ
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 風が冷たい日、気温が高い日があって早くも春の気配。 2月になったばかりだとういうのに! 地球も生き急いでいるのでしょうか。 みなさんはどんな1週間を過ごされましたか? 今週印象に残った1冊を紹介します。 小野寺史宜さんの『近いはずの人』です。 近いはずの人 (講談社文庫) 突然ですが、新たにブログをはじめました。 今回の記事はこちらに掲載したもののリンクとなります。 テキストブックレビューのほか、コラムも書いておりますのでお時間のある方はぜひ、他の記事も読んでみてください。 一人の男の絶望と再生の物語 『近いはずの人』 ※この記事は15分ほどで読めます↓ https://nukobook.com/?p=145 〈今週 読了した本〉 『東京帝大
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『産まなくても、産めなくても』 甘糟 りり子 (著) ¥704 講談社文庫 (「BOOK」データベースより) 宮下夏子は三十九歳の女性弁護士。子供ができない夫婦の離婚調停に携わっているうちに「卵子凍結」のことを知り、心が大きく揺さぶられる。結婚も出産もそのうちにするものだとぼんやり思っていたら、年齢制限があるというのだ…。妊娠と出産をめぐる七つの物語。いろんな選択といろんな正解がきっと見つかる。 <こんな人におすすめ> 妊活をしている、またはしている人が周囲にいる 様々な年齢・立場の人物が妊娠・出産に関わる問題に向き合う物語に興味がある 甘糟 りり子のファン 産まなくても、産めなくても (講談社文庫) 読書人が集う『シミルボン』にて、インタビ
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『違国日記 5』 ヤマシタトモコ (著) ¥748 祥伝社 (Amazonより) 《人生の本棚に入る本》としてあなたの心の奥地に届く物語! 人見知りの小説家(35) と 姉の遺児(15)がおくる手さぐり年の差同居譚 「姉がさ、日記を遺してたの。朝宛だった」 朝の亡き母・実里は日記を遺していた。20歳になったら渡す、という娘への手紙のような日記を。槙生にとっては高圧的な姉で、朝にとっては唯一無二の“母親”だった実里。彼女は本当は、どんな人生を生きている女性だったのか。母の日記を槙生が持っていると知った朝はーーー。槙生と笠町の“新しい関係"もはじまるーー扉が開く第5巻。 <こんな人におすすめ> 両親の死と向かい合う高校生とその叔母を描いた話に興味
先週末に雪が降ったせいか、今週は強くて冷たい風が びゅうびゅうと吹いていました。ますます家の中で 引きこもっております。運動は温かくなってから…。 みなさんはどんな1週間を過ごされましたか? 今週印象に残った1冊を紹介します。 今村 昌弘さんの『屍人荘の殺人』です。 屍人荘の殺人 (創元推理文庫) 神紅大学ミステリ愛好会会長であり、名探偵である明智恭介とその助手・葉村譲、そして同じ大学の探偵少女・剣崎比留子の三人は、曰く付きの映研の合宿に参加する。ある出来事によりペンションに閉じ込められてしまった合宿参加者の中の一人が、死体となって発見される。そしてまた翌日には別の人間が…。建物の内側と外側から迫りくる恐怖の中で、彼らは犯人を見つけることができるのか。 映研の夏合宿は、大学OBの親が所有するペンションで行われました。人数合わせと、何かが起こるかもしれないという理由で、剣崎が明智と葉村に声を
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『クローバーナイト』 辻村 深月 (著) ¥858 光文社文庫 (「BOOK」データベースより) 小さな会計事務所で働く鶴峯裕は同い年の妻・志保と共働き、四歳の長女・莉枝未ともうすぐ二歳になる長男・琉大を保育園に預け、バタバタの日々を過ごしている。そんな鶴峯家に、ママ友、パパ友から子育てにまつわる難題と謎が押し寄せる!そして事件はとうとう鶴峯家にも―。裕は数々の謎を解き、育児の問題も解決して、家族の幸せを守れるのか!?家族を守る新米騎士が育児と謎解きに悪戦苦闘!現代を代表する家族小説×ミステリー! <こんな人におすすめ> 夫婦共働きで育児中である 働く親が育児面で直面する問題を描いたミステリーに興味がある 辻村 深月のファン クローバーナイト
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『ニャンと明治時代はこうだった: おかしな猫がご案内』 もぐら (著) ¥1320 ベストセラーズ (「BOOK」データベースより) ゆる~く明治時代へタイムトラベルしてみると…当時はとっても面白い生活だった!!化粧、男女観、お風呂、家の間取り、etc.読めばきっと癒されます! <こんな人におすすめ> 明治時代の人々の暮らしの様子に興味がある 明治時代の文化が現代にどう影響しているのかを知りたい もぐらのファン ニャンと明治時代はこうだった: おかしな猫がご案内 読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事掲載! https://shimirubon.jp/columns/1691046 にほんブログ村本や記事に興味を持っていただけたらポ
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 寒い日が続きますね。 寒い夜にいただく鍋、我が家のブームは「塩おでん」。 たっぷりの鳥もも肉を使い、味付けは酒、塩、みりんのみ。 これがめっぽう美味しくて、残った汁は炊き込みご飯にしていただきます。これがまた美味しくて(以下略)。 ダイエット開始のホイッスルはまだ鳴らないようです。 みなさんはどんな1週間を過ごされましたか? 今週印象に残った1冊を紹介します。 井上 荒野さんの『ママがやった』です。 ママがやった (文春文庫) 突然母親に呼びつけられ、実家の小料理屋へ向かうと、父親が死んでいた。母親が殺したのだと言う。姉二人と弟一人の三人姉弟は父親の死体を処理する相談をはじめる。いつもと変わらない様子の母が作った筍ご飯を食べながら、自分勝手で
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『ものするひと 3』 オカヤ イヅミ (著) ¥902 ビームコミックス (Amazonより) 各紙誌書評で絶賛を呼ぶ純文作家の日常物語、静かに心を揺さぶる最終巻。朝日新聞、東京新聞、北海道新聞など、各紙誌書評で大絶賛! "先生"でも、"天才"でもない純文作家の日常物語、フィナーレ。 <こんな人におすすめ> 小説家の日常に興味がある 小説家が文章や文字とどのように向き合っているのかを描いた漫画を読んでみたい オカヤ イヅミのファン ものするひと 3 (ビームコミックス) 読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事掲載! https://shimirubon.jp/columns/1691046 にほんブログ村本や記事に興味を持っていた
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『くらげが眠るまで』 木皿 泉 (著) ¥792 河出文庫 (「BOOK」データベースより) 年上なのに頼りないバツイチ夫のノブ君と、しっかり者の若オクサン・杳子の二人きりの楽しい生活。時には前の奥さんとの思い出を間違えて口にして暗雲立ち込めたり、突然お義姉さんが訪ねてきたり…二人にとってはドタバタだけど、そこには、暗い夜道にポッと浮かんだ我が家の明かりのようなあたたかさが溢れている―。幸せな笑いに満ちた、木皿泉の初期傑作コメディ! <こんな人におすすめ> 夫婦のコミカルなやり取りを描いたシナリオ調の話に興味がある 何気ない日常の中の温かな幸せを感じるような話を読みたい 木皿 泉のファン くらげが眠るまで (河出文庫) 読書人が集う『シミルボ
正月休みも終了したというのに、頭も体もどうも今ひとつ。 週明けから頑張るぞー!と思いきや三連休ですね(^_^;) まあ、ぼちぼち復帰を目指します。 みなさんはどんな1週間を過ごされましたか? 今週印象に残った1冊を紹介します。 垣谷 美雨さんの『あなたのゼイ肉、落とします』です。 あなたのゼイ肉、落とします (双葉文庫) 話題のダイエット本『あなたのゼイ肉、落とします』の著者、大庭小萬里はマスコミに一切登場しない謎の人物。個人指導も行っているが、本人が気になった人物しか実施しないと言う。彼女に依頼を持ちかけたのは、アラフィフの働くママ、19歳の女子大生、30代前半のサラリーマン男性、果ては小学生男子など。様々な事情でぜい肉を身につけた彼らに、謎のベールで包まれた小萬里は一体どのようにして痩せさせるのか。 夫と社会人の娘と三人暮らしの照美。これまでは割と美人扱いをされてきましたが、最近太って
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『傘寿まり子(11)』 おざわ ゆき (著) ¥671 講談社 (Amazonより) 80歳のベテラン作家・幸田まり子は、長年執筆してきた文芸誌「群星」から見放され、自ら編集長となりweb文芸誌「レトル」を立ち上げる。かつてのカリスマ作家・小桜蝶子の再生に貢献したまり子は、続いて、引退を宣言した大物作家・進藤薫に執筆を依頼するも難航。そんなとき、ベテラン作家の佐野が進藤のことを抹殺したいと言っているのを聞いてしまい…? 一方、まり子とちえぞうが図書館で知り合った老人・森崎。彼もまた、定年退職後の自分の身の置き場に悩み苦しんでいた…。老人たちの行き場のない想いがあふれ出す、第十一巻! <こんな人におすすめ> 現実に向き合わない老作家の動向に興味
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 週の真ん中、水曜日。 本日は、昨年の今頃に掲載したイラストレビューをどのように書いていたのか、その様子を動画でお知らせしようと思います。 昨年の今頃に掲載したイラストレビューは、堂場瞬一さんの『十字の記憶』です。イラストレビューが出来上がって行く様子をおたのしみください。 十字の記憶 (角川文庫) ↓静止画をゆっくりとご覧になりたい方はこちらからどうぞ 読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事掲載! https://shimirubon.jp/columns/1691046 にほんブログ村本や記事に興味を持っていただけたらポチっとお願いします 人気ブログランキングへこちらも参加しています テキスト長めのブックレビューやってます(^ε^
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『悪女について』 有吉 佐和子 (著) ¥825 新潮文庫 (Amazonより) 《自殺か、他殺か、虚飾の女王、謎の死》――醜聞(スキャンダル)にまみれて謎の死を遂げた美貌の女実業家富小路公子。彼女に関わった二十七人の男女へのインタビューで浮び上がってきたのは、騙された男たちにもそれと気付かれぬ、恐ろしくも奇想天外な女の悪の愉しみ方だった。男社会を逆手にとり、しかも女の魅力を完璧に発揮して男たちを翻弄しながら、豪奢に悪を愉しんだ女の一生を綴る長編小説。 <こんな人におすすめ> 人によって印象が変わる悪女の物語を読んでみたい 悪女と呼ばれた女性の素顔に興味がある 有吉 佐和子のファン 悪女について (新潮文庫) 読書人が集う『シミルボン』にて
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『カラスの親指 by rule of CROW’s thumb』 道尾 秀介 (著) ¥946 講談社文庫 (「BOOK」データベースよりより) 人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。第62回日本推理作家協会賞受賞作。 <こんな人におすすめ> 詐欺師とヤクザの騙し合いの物語を読んでみたい 詐欺師の手口がどんなものなのか興
イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 お正月。連日の飲み食いで体が重くなってきました。 体を動かして、ぼちぼち日常モードにゆっくり戻して いきたいです。 みなさんはどんな1週間を過ごされましたか? 今週印象に残った1冊を紹介します。 有吉 佐和子さんの『悪女について』です。 悪女について (新潮文庫) 他殺か、自殺か。謎の死を遂げた女性実業家の富小路公子。彼女に関わった二十七人へのインタビューから、次々と驚きの事実が明らかに。人によってまるで違う印象を使い分ける女の生き様を描くミステリー。 美しき女実業家、富小路公子が転落死しました。元夫、愛人、友人、母親、息子、使用人など彼女と関わったことのある二十七人の男女が、彼女との関係や出来事、彼女への思いを語っていきます。 昭和30年代
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