ブックマーク / sasurau-jun.hatenablog.com (98)

  • あっぱれ原監督(箱根駅伝) - さすらう隠居人の日記

    箱根駅伝は青山学院大学が圧倒的な強さで、昨日の往路、今日の復路を制し、記録更新の総合優勝も果たした。原監督の有言実行に敬意を表するしかない。 箱根駅伝2022年ゴールシーン(NHKより) 私は当然母校の早稲田を応援していたが、シード権すら取ることができなかった。青山学院と早稲田の個々の選手の実績(記録)などを見ていると、それ程の差はないように思っていた。しかし、終わってみれば青山学院は記録を更新する断トツの優勝、早稲田はシード権も逃す13位であった。 青山学院の原監督は、年末もテレビ番組に出て「パワフル大作戦」で絶対に優勝すると豪語していた。駅伝は10人がそれぞれ約20kmを走る過酷なレースである。レース前夜に眠られなかったり、体調を崩したり、ちょっとした負の要因で上手くいかないことも多々ある。それらをしっかり調整できる原監督の手腕は見事なものである。1年間を通した調整もしっかりできている

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    ot_nail 2022/01/04
  • 初夢 - さすらう隠居人の日記

    初夢の定義はいろいろあるが、一般的には元旦の夜から二日の朝に見る夢である。初夢に見ると縁起が良いとされるものに、「一富士二鷹三茄子」があるが、未だかつて私の初夢に現れたことはない。 一富士二鷹三茄子(tenki.jpより) 「一富士二鷹三茄子」の謂れにはいろいろあるが、一つ面白いのは、日三大仇討ちを表しているというものである。 一冨士は、曾我兄弟が父親の仇である工藤祐経を富士の裾野で討ち取ったことを示し、二鷹は、赤穂浪士が主君の仇である吉良上野介を討ち取ったその主君の浅野内匠頭の紋所が鷹の羽であったことを示し、三茄子は、荒木又右衛門が弟の仇である河合又五郎を伊賀の鍵屋の辻で討ったが、伊賀の名産が茄子であったことを示している。 毎年、初夢に何を見るのか楽しみに寝るのだが、満足した夢を見て起きた試しがない。それどこらか満足に覚えていることもない。 昨夜は一晩中、逆流性道炎との悪戦苦闘であり

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    ot_nail 2022/01/03
  • 元旦 - さすらう隠居人の日記

    今日は元旦、新たな一年の始まりであり気が引き締まる。 元旦(tenki.jpより) 子供の頃から「一年の計は元旦にあり」と父親から言われ、やりたいこと、部活、勉強などの一年間の目標を立ててきた。社会人になると目標は仕事が主体となった。 さて、今年はどうするか。41年間お世話になった会社は退職し、仕事の目標はなくなった。趣味で目標を上げるとすれば、ゴルフと俳句、そして半年前から始めたブログである。新しく始めたいこともたくさんあるが、目標として上げることは憚られる。 昨年の終盤から体調を崩し、家族にとても迷惑をかけてしまった。その反省も踏まえて、考えなければならない。過去、体重については目標に入れたことはあるが、ずっと元気であったので健康のことは目標にしたことはない。今回は目標に入れる良い機会である。 前置きが長くなったが、今年の目標は以下の通りとした。 ①健康第一 体重は今まで通り太らないよ

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    ot_nail 2022/01/02
  • 大晦日 - さすらう隠居人の日記

    今日は大晦日、今年も1年が終わる。大掃除をし、いろいろな整理をし、明日は新たな1年をスタートさせなければならなかったが、年末にかけて体調を崩したこともあり、少しやり残したことがある。今日も自分は何もせず、家族に正月の用意を任せている。 ただし、気持ちの上では1年の整理はでき、新年を迎える準備はできた。 この時期は、クリスマス(キリスト教)、初詣(神道)があり、今日は除夜の鐘(仏教)である。 除夜の鐘(知恩院HPより) 大晦日に除夜の鐘が聞こえてくると、1年の終わりを実感でき感慨深い。子供の頃は、鐘を撞きに行ったものである。 しかしながら、最近は除夜の鐘の騒音が問題視されているところがあるという。私の家はお寺から離れているので全く問題はないが、近所であると大変なのであろうか。昼に変更するところもあるらしい。大晦日の夜から元旦にかけての除夜の鐘でなければと思ってしまう。伝統的な慣習、風物詩が消

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    ot_nail 2022/01/01
  • 半藤一利さんを偲ぶ - さすらう隠居人の日記

    年末近くなるとテレビや新聞でその年に亡くなった方のことが取り上げられる。私も今年を思い返してみると、7月6日にブログを始め、特に印象に残っている大島康徳さん、柳家小三治さん、瀬戸内寂聴さん、中村吉右衛門さんについて追想を書いた。 しかし、今年1年間で言うとブログを始める前の1月12日に90歳で亡くなられた半藤一利さんから、私は最も影響を受けている。 半藤一利(bunshun.jpより) 最初は夏目漱石のエピソードや俳句についての著書から影響を受け、漱石がますます好きになり、漱石の俳句に興味を持つとともに、俳句そのものにも興味が深まっていった。 半藤一利の① その後、半藤さんが昭和史、特に日戦争に進んで行った過ちについて、歴史を綿密に検証しながら反省すべきとの考えで、分かりやすく書かれた著書を読み、私の浅薄な歴史観を見つめ直す機会を与えられた。 半藤一利の② 半藤さんは戦争は避けなけ

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    ot_nail 2021/12/31
  • 年賀状 - さすらう隠居人の日記

    毎年、25日か26日に年賀状を投函しているのだが、今年は昨日(28日)になってしまった。仕事がなくなり閑なはずなのに、情けない話である。しかも、一人ひとりに何も書かずに送ってしまった。 来年は寅年なので虎を写真を撮って使おうと思い、21日に東山動物園へ行ったが檻の中でうまく撮れず、東山動物園のホームページの写真を使わせてもらった。年賀状は手抜きとなったが、この写真は立派である。 スマトラトラの「アオ」(東山動物園HPより) 「アオ」は今月の14日に仙台の八木山動物公園から引っ越してきた。21日に実物を見たが、2歳にもかかわらずとても凛々しく気高い印象であった。 昨日、とりあえず年賀状を投函したところで、25日の夜からまた体調が悪くなっていたので(と言っても以前と比べれば大したことはないのだが)、年末年始は休診であることもあり、念のため医者で診てもらうと、レントゲンを撮られたあと点滴などの処

    年賀状 - さすらう隠居人の日記
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    ot_nail 2021/12/30
  • 雪化粧 - さすらう隠居人の日記

    昨日の朝起きるとあたり一面雪景色であった。久しぶりの雪である。家の庭も雪化粧をしたようであった。 雪化粧 その後のニュースで、名古屋での積雪1cmは3年ぶりのことであると知った。子供の頃は年に何回かは雪合戦をしたものだが、今のこの地方の子はあまり雪の遊びができなくなっている。 別のニュースでは、東京は-2.2°Cと12月としては1976年以来45年ぶりの記録だったそうだ。当時私は大学1年で下宿生活をしていたが、暖房器具がなく駅前のスーパーでこたつを買い、下宿まで1km以上を持って帰ったことを思い出す。今は通販などがあり、とても便利な時代であると思う。 歳を重ねるごとに段々と寒さが苦手になってきたし、降雪地帯の雪の難儀は理解しているが、温暖化により雪が少なくなってほしくはない。 雪月花は自然の美しい景物であり、雪の天橋立や兼六園も素晴らしいし、どこであっても雪景色は美しい。

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    ot_nail 2021/12/29
  • ラグビー大学選手権準々決勝(早明戦) - さすらう隠居人の日記

    今年の早稲田と明治は実力が伯仲しており、対抗戦も昨日の大学選手権も観ていて面白かった。 対抗戦は早稲田が明治に押しまくられたが、数少ないチャンスを生かし、鉄壁の守備で守り切った。 昨日の大学選手権準決勝は、早稲田が前半2点リードしたものの後半に逆転され、再逆転のチャンスはあったが、決定的なゴールポスト前の決定的なチャンスでパスミスが出てしまった。その後もペナルティで得たタッチキックをミスするなど、勝機はあったが自ら逸してしまった感がある。これも実力差なのであろう。昨日の負けで、正月の楽しみが一つ消えてしまった。 試合後の早稲田と明治(日刊スポーツより) ノーサイド後の選手たちの姿は、いつものことながら清々しい。 明治は今年も早稲田をスクラムで圧倒した。50年近く早明戦を観ているが毎年これは変わらない。これが伝統の力というものであろう。 昔ほどではないが、フォワード主体の突進する明治、バック

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    ot_nail 2021/12/27
  • クリスマス・イブ - さすらう隠居人の日記

    今日はクリスマス・イブである。 子供の頃は、2学期が終わってクリスマス・イベントがあり、クリスマス・プレゼント、そしてお正月が来てお年玉、1年で一番浮き浮きする時期であった。 大人になってもクリスマスが近づき街にクリスマス・ソングが流れ始めると楽しい気分になる。最近はクリスマスが近づくとクリスマス曲のジャズを聴きながらウィスキーを飲み、クリスマスやキリストに関わるを読み、敬虔な気持ちになりながらクリスマスを愉しむという習慣になっている。 しかしながら、今年は体調が良くなかったり、胃癌の疑いが濃厚であると医者に言われ検査結果待ちだったりして、晴れやかな気分にはなれなかった。父方は癌の家系であり、祖父は胃癌、父は大腸癌、兄は胃癌をいずれも60代に患っており、私も遅かれ早かれ癌になるのであろうとは思っていたが、父と兄は完治し、癌になっても早期発見であれば大丈夫だろうとも思っていた。 今日、検査

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    ot_nail 2021/12/25
  • 東山動物園 PartⅡ - さすらう隠居人の日記

    12月21日に念願の東山動物園へ行き、同日のブログで園のみ紹介したが、今日は北園について紹介したい。 北園の人気者はニシゴリラのイケメン「シャバーニ」である。たくさん写真を撮ろうと思ったが外には居らず、館内のかなり高い位置のハンモックに寝ていた。逆光でもあり、撮るのを諦めた時にこちらを向いたので、あわててシャッターを切った。イケメンであった。 ニシゴリラの「シャバーニュ」 フクロテナガザルの「ケイジ」はとにかくうるさい。周りの動物が神経を病まないか心配である。私だったら耐えられない。 フクロテナガザルの「ケイジ」 チンパンジーは、いつも親子で遊んだり動き回ったりしているので、子供に人気がある。 チンパンジー カバは餌をべていたため、ずっとお尻を向けられていた。久しぶりに顔を見たかったが、次回来る時までお預けとした。 カバ ニホンオオカミは絶滅したが、シンリンオオカミはカナダで健在である

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    ot_nail 2021/12/24
  • 冬至 - さすらう隠居人の日記

    今日は冬至である。日照時間が1年で一番短く、最も太陽が衰える日であるが、太陽が復活に転じる喜びの日でもある。 中国では、一陽来復の日とされ、太陽がまたよみがえる、太陽の運行の起点と考えられた。 ヨーロッパでは、詳しいことは知らないが、ローマ皇帝が冬至祭の行われていた12月25日をイエス・キリストの降誕祭としてクリスマスを定めたそうである。 冬至で思い浮かぶのは、柚子湯に入ることである。 柚子湯(www.huffingtonpost.jpより) 実家には柚子の木があり、柚子をすことはなかったが冬至には風呂に入れていた。実家には今は誰も住んでおらず、柚子をもらうこともなく、買ってまで入れようという気も起きないので、柚子湯からは遠ざかっている。このようにして、日のいろいろな風習が廃れていくのだろう。来年は柚子を買って風呂に入れてみようか。 山口青邨の句に 吾子はみな柚子湯の柚子を胸に抱き が

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    ot_nail 2021/12/23
  • 東山動植物園 - さすらう隠居人の日記

    今日は延び延びになっていた東山動物園(名古屋市千種区)へ二十数年ぶりにやっと行くことができた。小さい頃は歩いて1kmもないところにあり(今でも車で15分位だが)よく行ったが、とんとご無沙汰になってしまっていた。 入園料は500円であるが、今後のことを考え定期観覧券(1年2,000円)を購入した。(その時は、検査結果が24日に出ることを忘れていた。)これで東山植物園にも入園できる。1年で何回行けるか楽しみである。 今日のメインテーマは14日に来園したスマトラトラの「アオ」を写真を撮り(そのために70-200mmのズームレンズと一眼レフカメラを持参)、年賀状用にすることであったが、檻に入れられ歩き回っているので撮ることはできなかった。来年の4月に新トラ舎ができるそうである。「アオ」については、12月15日のブログに書いたが、凛々しく迫力があり、人気が出そうである。 トラは気高く美しいが、ライオ

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    ot_nail 2021/12/22
  • 散歩の再開 - さすらう隠居人の日記

    昨日散歩を再開する予定であったが、寒くはっきりしない天気であったので、今日に延期した。 今日は比較的暖かく、雲一つない天気(苦も一つない転機)とまではいかないが、良い気分転換となった。 今日の景色 貯水池には鷺と鴨がいたが、亀は冬眠したのか最近は姿を見かけない。 (左)飛び立つ鷺 (右)鷺と鴨 今日はいつもより早く、午後2時に散歩に出かけたので、出会う人の顔ぶれが違った。散歩道で楽譜を立てギターを弾いている人に初めて出会い、自分は楽器ができないので羨望のまなざしを向けながら通り過ぎた。彼にとっては至福の時であろう。 途中の公園には人はいないが、小鳥がたくさん来ていた。 公園 上は公園を西側から撮った写真である。 下は公園を東側にある東屋に腰かけて撮った写真である。この後ろ側に、実の成った小さめの木があり、現在のこの公園で唯一の色鮮やかな被写体である、 公園(東屋より)と実の成った木 この木

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    ot_nail 2021/12/21
  • 自社株買い - さすらう隠居人の日記

    12月14日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の議員が企業の自社株買いの禁止まで踏み込むべきだという内容の発言をしていた。ニュースで見ただけなので詳しくはわからないが、その主旨の発言だけを聞くと何を馬鹿な質問をしているのかと思わざるを得なかった。 岸田総理がその質問を一蹴すると思いきや、理解を示すような答弁をしたことに驚いてしまった。 12月14日予算委員会(sankei.comより) 内部留保は自社株買いではなく、従業員の賃上げに使うべきとの考えもあるが、それは個別に判断することであり、短絡的に自社株買いの禁止や規制強化をすべきものではない。 企業はその所有者である株主の利益を考えるのは当然である。株主の利益を考えない企業の持続的な発展はないのである。 今、個人の証券投資の比率が少ない日は、国策として国民に積立・分散投資による安定的な資産投資を促しており、NISAなどの制度もその一環であ

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    ot_nail 2021/12/20
  • 荻須高徳展 - さすらう隠居人の日記

    昨日のブログで皆さんに心配をかけてしまったが、一昨日吐いてから痛みは和らぎ、元気を取り戻しつつある。 今日は稲沢市荻須記念美術館へ行って来た。現在、荻須高徳の生誕120年を記念して荻須高徳展が開催されているが、明日が最終日であり、間に合って良かった。 荻須高徳展図録 私は街の風景画を観ることが好きで、今回の展覧会は副題が「私のパリ、パリの私」とされているように、パリの街角、建物などの絵が多い。 パリを描く画家としてユトリロも大好きであるが、この二人が同じ場所「コタン小路」を描いているので比較してみたい。 コタン小路 左:荻須高徳(1936年)荻須高徳展図録より 右:ユトリロ(1911年)ユトリロと古きよきパリより 荻須高徳がコタン小路を描いたのは、ユトリロが描いた約25年後である。 荻須高徳は、どちらかというと濃く深みがある絵が多く、ユトリロは、白っぽい絵が多いという印象がある。もちろん、

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    ot_nail 2021/12/19
  • 吐血 - さすらう隠居人の日記

    11月20日から腹痛が始まり、休み明けの22日に医者へ行き薬を飲んでいたが、良くなったり悪くなったりで、トレンドとしては悪くなっていたようである。 昨日も痛みがひどく、ブログも休んで痛みに耐えながらゴロゴロしていた。 腹痛(japan-treasure-media-search.comより) 夕方に吐き気を催したので、トイレに行き2回ほど戻し、トイレットペーパーで鼻をかんだり口を拭いたりした後、もう一度戻した。その時はトイレットペーパーに赤い血がはっきりと確認できた。(汚い話で申し訳ない。) 夏目漱石の修善寺の大患と違い、吐血の量も盥(たらい)と湯呑ほどの違いはあるものの、少し心配になった。(そう言えば、12月9日が漱石忌であり、ブログに書くつもりであったが忘れていた。)昨日は休診日であったが、腹痛で診てもらっている近所の医者の個人携帯に連絡し、症状を話し、今日の朝、胃カメラで検査してもら

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    ot_nail 2021/12/18
  • 虎と年賀状 - さすらう隠居人の日記

    今朝の中日新聞に、東山動物園へスマトラトラの2歳の雄「アオ」が仙台の八木山動物園から、12月14日にやって来たという記事が載っていた。 アオ(中日新聞より) なかなか凛々しい顔立ちである。 9月20日のブログで「東山動植物園」を書き、すぐにでも行くつもりであったが、まだ行くことができていない。1か月前に腹痛が始まり、三寒四温ならぬ三痛四快であるが、アオも来たので早く行きたい。 昼には、今日から年賀状の受付が開始され、日郵政のJPタワーでセレモニーが行われたとのニュースが流れていた。 年賀状受付セレモニー(時事通信より) 私はいつもクリスマスの頃に投函しているので早い感じがするものの、一昨日知ったことだが、13日が正月事始であれば、暦通りに動く律儀な人にとっては早過ぎることではない。 年賀状は一度やり取りを始めるとずっと続いてしまうものだが、会社を退職したこともあり、けじめをつけようと思っ

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    ot_nail 2021/12/16
  • 煤払、忠臣蔵 - さすらう隠居人の日記

    昨日、地元のニュースで犬山城や岐阜城などの煤払(すすはらい)の様子が映し出されていた。 犬山城(2019年2月22日) 煤払が特定の日だとは思っていなかったので調べてみると、正月の準備に取り掛かる正月事始が12月13日からで、煤払はその最初の行事とあり、井原西鶴の「世間胸算用」にも「毎年煤払は極月十三日に定めて」と書かれており、公家、武家、町人ともに13日が慣例であったそうである。 さて今日は14日、忠臣蔵、赤穂浪士の討ち入りの日である。(実際は旧暦なので、新暦では1月16日であるが・・・)忠臣蔵は伝はもちろん、銘々伝、外伝も面白いものが多い。 ここからは、忠臣蔵外伝「松浦の太鼓」を紹介したい。精度は欠くが、要約してみたものである。 討ち入りの前日、両国橋で芭蕉の高弟である宝井其角が赤穂浪士で煤払の笹竹売りに身をやつした大高源吾にに出会う。 二人が挨拶を交わしたあと、其角が俳句を教えてい

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    ot_nail 2021/12/15
  • 妻の誕生日 - さすらう隠居人の日記

    昨日(12/11)はの誕生日であった。結婚して38年目になるが、初めてレストランを予約しの誕生日を祝った。 デザートのプレート このあと、レストランの方が記念写真を撮ってくれた。JALシティ名古屋というホテルのカフェ カナルというカジュアルなレストランであったが、アットホームな感じでいろいろな心遣いがうれしかった。 ホテルへは家からバスで行ったのだが、交通渋滞があり1時間で着くつもりが1時間半もかかってしまった。途中の栄という繁華街は人でごった返していたが、このレストランは感染対策がしっかりなされていた。席数も限定され、休日であるからかもしれないが、店内に客のグループが点在し、とてもゆったりとしていた。 テーブルには、キャンドルが置かれていた。 テーブルのキャンドル キャンドルの灯がゆらぐように、静かに時が過ぎて行った。 クリスマスが近くなっているが、その雰囲気はあまりなくサンタクロー

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    ot_nail 2021/12/13
  • 江國滋さんの闘病俳句 - さすらう隠居人の日記

    このブログで、何度か東京やなぎ句会のことを取り上げたが、江國滋さんもそのメンバーの一人であった。彼のは楽しくて蘊蓄があり、私は落語や俳句旅行などのエッセイをよく読んでいた。 しかしながら、江國さんは平成9年(1997年)2月6日に道癌の告知を受け、同年8月10日に62歳で亡くなった。その間、闘病日記を書き、闘病俳句223句を残している。 江國滋「おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒」新潮社 このは、1997年12月に発行されるとすぐに購入して読んだ。亡くなる2日前に書き付けた辞世の句 おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒 がの表題となっている。 いつもはを購入すると帯は取って捨ててしまうが、帯の裏側に瀬戸内寂聴さんの話が載っていたので捨てずに付けたままにしている。その寂聴さんも今はもういない。内容は以下の通りである。 江國さんは電話で私にそれを知らせてきた。 「医者が何と言ったと思います・・・

    江國滋さんの闘病俳句 - さすらう隠居人の日記
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    ot_nail 2021/12/12