ペルー・リマで開いた記者会見で大統領選決の敗北を認め、所属する党の議員らに向かって両手をあげるケイコ・フジモリ氏(2016年6月10日撮影)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【6月11日 AFP】ペルー大統領選の決選投票でケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏(41)は10日、大接戦となっていた対立候補のペドロ・パブロ・クチンスキ(Pedro Pablo Kuczynski)元首相(77)に敗北したことを認めた。5日間にわたって続けられていた疑問票の審査も終了する。 フジモリ氏は自身が率いる中道右派の野党「フエルサ・ポプラル(Fuerza Popular)」の議員らを前に「民主主義の精神に従って、この結果を受け入れる」と述べた。同党は7月後半に開会する議会で過半数の議席を確保している。 政治アナリストや自党議員らからは選挙特別裁判所での疑問票の審査を経ても逆転勝利は