ブックマーク / business.nikkei.com (65)

  • 新幹線開通で農村に届いた鄧小平のフランスパン

    新幹線開通に伴い、駅からほど近い場所にあった何もなかった農地に突如として摩天楼が出現した。中国の農村ではいま、同じような現象が各地で起こっている(安徽省蕪湖) 安徽省の田園地帯にあるシュン(24歳)の故郷にまだ新幹線が通っておらず、上海に来るには長距離バスに乗るしかなかったころ、シュンがべていたパンは、上海で買ったものであろうが彼の田舎で買ったものであろうが等しくロウソクの味がしたものだ。 バターの真ん中に爪楊枝で穴を開け底にティッシュで作ったこよりを通して火を付けると、ロウソクとして使えるので災害時に便利だという話は聞いたことがある。一方で、バターの代わりにロウソクを使ってパンをこしらえるなんて話は聞いたことはないが、思い当たるところならある。おおかた、出所の怪しいマーガリンを使ってパンを焼いていたというところなのだろう。 ドブ油で作ったマーガリン 出所が怪しいとは、下水に流した廃油

    新幹線開通で農村に届いた鄧小平のフランスパン
    otakky
    otakky 2016/04/29
  • ドイツでも広がる右派ポピュリズムの暗雲

    第二次世界大戦後、「過去との対決」に世界で最も力を入れてきたドイツでは、これまで極右勢力の影響力が限られていた。だがドイツのこの「常識」が、難民危機をきっかけに崩れ始めている。 右派政党によるイスラム教批判 そのことを示す現象の1つが、現在ドイツで行われている、イスラム教をめぐる激しい論争だ。きっかけは、右派ポピュリスト政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の副党首、ベアトリクス・フォン・シュトルヒが今年4月17日付の「フランクフルター・アルゲマイネ・ゾンターク紙(FAS)」とのインタビューで行った発言である。 欧州議会の議員でもあるフォン・シュトルヒは、「イスラム教は、憲法と相容れない政治的なイデオロギーだ」と断定。5月に開かれる党大会で、ドイツ国内にイスラム教寺院の塔(ミナレット)を建設することや、女性の全身を覆うベールの着用を禁止することを、党の綱領に盛り込む方針を明らかにした。 さ

    ドイツでも広がる右派ポピュリズムの暗雲
    otakky
    otakky 2016/04/28
  • 事故物件借りちゃった人の末路 事故物件公示サイト運営管理人、大島てる氏に聞く:日経ビジネスオンライン

    事故物件借りちゃった人の末路 事故物件公示サイト運営管理人、大島てる氏に聞く:日経ビジネスオンライン
    otakky
    otakky 2016/04/24
  • 五輪周期の三菱自の不正、VW並みの悪質さ

    五輪周期の三菱自の不正、VW並みの悪質さ
    otakky
    otakky 2016/04/23
  • 熊本地震で中国人が「くまモン応援」の真意

    熊本地震で中国人が「くまモン応援」の真意
    otakky
    otakky 2016/04/23
  • なぜ埼玉県南部にクルド人が集まるのか?:日経ビジネスオンライン

    なぜ埼玉県南部にクルド人が集まるのか?:日経ビジネスオンライン
    otakky
    otakky 2016/04/21
  • シリコンバレーで増加中、「料理するロボット」

    米国では毎年4月第2週が「全米ロボット週間」と指定されており、各地でロボット関連のイベントや競技会が開かれる。シリコンバレーでは「Robot Block Party」という地元のロボット会社やロボット開発者が製品を出展し、交流するイベントが2016年4月6日に開かれた。 このパーティーには毎年、大学の研究所や地元の大企業、ロボットのスタートアップ、教育ロボット会社、個人のロボット愛好家など、タイプの異なるさまざまなロボット関係者が集まってくるのが魅力だ。 出展されるロボットもいろいろで、その完成度にも差がある。ホビイストが途中まで作ったヒューマノイドロボットを展示しているかと思えば、注目されるスタートアップの倉庫ロボットが動いていたり、紙でできたオモチャロボットがバトルをやっていたりする。そんな不揃いさがかえって、シリコンバレーのロボット関係者の層の厚さを感じさせる。

    シリコンバレーで増加中、「料理するロボット」
    otakky
    otakky 2016/04/18
  • 「大統領が変わっても、賄賂は許さない」

    「大統領が変わっても、賄賂は許さない」
    otakky
    otakky 2016/04/11
  • イオンの稲作、1年目の「成功と失敗」

    イオンの稲作、1年目の「成功と失敗」
    otakky
    otakky 2016/04/08
  • 三菱重工の巨額特損、知られざるもう1つの理由

    ふかしていたタバコを灰皿に押し付けると、浅黒い顔の中年男性は深いため息をついた。「同じ現場とは思えないよ。心底、がっかりしている」。 船造りを生業としてきたこの男性は数年前、意気揚々と長崎の土を踏んだ。10年ぶりに三菱重工業の客船建造に携われることを、楽しみにしていたからだ。かつて「ダイヤモンド・プリンセス」を造った時、現場を丹念に回って協力企業を統率する三菱重工の職人たちに魅せられた。「三菱の客船をやった」と言えばどの造船会社も一目置いてくれたし、自分自身、誇らしかった。 三菱重工が2011年に受注した大型客船「アイーダ・プリマ」の建造現場に、当時の面影はなかった。仕事は工程表どおりに進まず、大量の作業者で現場は混乱、しまいには3度の火災が起きた。3月14日に何とか客先への引渡しを終えたものの、当初の予定からは1年遅れだ。客船事業の特別損失は累計で1800億円を超え、事業を存続すべきか否

    三菱重工の巨額特損、知られざるもう1つの理由
    otakky
    otakky 2016/04/04
  • 習近平は「十日文革」で“友達”を失った

    写真は2015年3月の王岐山(左)と習近平。今年2月に起きた「任志強バッシング事件」をきっかけに、2人の関係に亀裂が?(写真:ロイター/アフロ) 習近平と王岐山の関係に亀裂が走っている、という話を聞いた。“十日文革”と揶揄される任志強バッシングがそのきっかけだという。任志強は王岐山の幼馴染にして今なお深夜に電話で話し込むような大親友関係であり、2月以降に盛り上がった任志強バッシング報道は実は王岐山バッシングであったことは誰もが感じとっていたことだろう。私は劉雲山VS王岐山・習近平の戦いの文脈でこの事件を読んでいたのだが、現地の中国政治ウォッチャーたちが読み解く権力闘争構図はそう単純ではないようだ。 任志強がどういう人物か、簡単に説明しておこう。 父親は元商業部副部長まで務めた高級官僚・任泉生。人は不動産大手・華遠集団総裁を務めたことのある太子党の不動産王である。2014年に企業家から足

    習近平は「十日文革」で“友達”を失った
    otakky
    otakky 2016/03/31
  • 職人育成&現地仕様で「日本庭園」を世界に発信

    欧米での「禅(ZEN)」ブームが追い風となり、最近でも日庭園の人気は高まっている。その裏側には、いち早く海外市場を開拓し、日庭園の価値を伝えてきた企業の存在がある。東京都世田谷区の小杉造園だ。 海外で10カ所の施工実績 同社の海外での施工実績はこれまでに約10カ所。大半が、その国の政府や要人が顧客となる重要な案件だ。例えばカスピ海の西側に位置するアゼルバイジャン。回遊式の枯山水を持つ約2600平方メートルの巨大庭園を、都市公園の中に2009年に造園した。 同国では2015年にも首都バクーの大統領公園内に鳥居や滝のある約600平方メートルの庭園を手掛けた(上の写真)。開園式の様子などは現地メディアでも大きく紹介されたという。 このほか、受注実績があるのはバーレーンやキューバなどで、小杉左岐社長は「日人があまり行かない国に日文化を伝え、ファンを増やすことを大事に考えている」と説明する。

    職人育成&現地仕様で「日本庭園」を世界に発信
    otakky
    otakky 2016/03/28
  • 新生ミャンマー、若者も店員もスマホに夢中

    新生ミャンマー、若者も店員もスマホに夢中
    otakky
    otakky 2016/03/28
  • 潜入!中国・アリババが挑む「農村EC」最前線

    潜入!中国・アリババが挑む「農村EC」最前線
    otakky
    otakky 2016/03/24
  • TPPの危機?! ポピュリズムが翻弄する行方

    3月1日、米国大統領選は「スーパーチューズデー」を迎えた。共和党は、実業家ドナルド・トランプ氏が7州で勝利。テッド・クルーズ上院議員は地元テキサス州、隣接するオクラホマ州、そしてアラスカ州を制して健闘した。共和党主流派が推すマルコ・ルビオ上院議員にとっては厳しい戦いとなったが、ミネソタ州で初勝利を収め、今後に望みをつないだ。 民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官が8州で勝利を挙げ、マイノリティーを含め、幅広い支持を獲得できることを証明。バーニー・サンダース上院議員との差を広げた。 反トランプ勢力結集のタイミングを逸した共和党 クルーズ氏の健闘とルビオ氏の初勝利は、共和党の反トランプ勢力が結集する機会が先延ばしになったことを意味する。今後、突発的な事件、事故に巻き込まれない限り、トランプ氏が指名を獲得するだろう。 クルーズ氏は、自分だけがトランプ氏を止められる、として他の候補に選挙戦から

    TPPの危機?! ポピュリズムが翻弄する行方
    otakky
    otakky 2016/03/08
  • 中国経済異変!昼の町に立ち始めた夜の女たち

    上海の一般的な住宅。通りに面してごく小さな入り口があり、その奥に住居が広がっている。通りからは奥にこれほどの広がりのあるスペースがあるとは想像できない(上海市内) 日文学史に残るそうそうたる作家たちが書き残した日以外の国の町、という点で、上海は他の町を圧倒しているのではないだろうか。 ロンドンに船で留学に向かう途中に寄航した夏目漱石が、新聞社の視察員として訪れた芥川龍之介が、父の赴任先を訪れた当時17歳の永井荷風が、杭州に駐留する火野葦平に芥川賞を授ける使命を帯びてやってきた小林秀雄が、愛人に傾くの気持ちを再び自分に向かせるために夫婦で旅立った金子光晴が、日記、エッセー、小説とスタイルはさまざまだが、当時の上海を記録している。金子光晴が、じっと何かを考え込んで1時間も動かない魯迅を見かけた横浜という名前の橋や、永井荷風が庭園の壮麗さに打たれた豫園など、当時の面影を今も残す場所は少なく

    中国経済異変!昼の町に立ち始めた夜の女たち
    otakky
    otakky 2016/03/03
  • 「色」は光にはなく、脳の中にある - 東京大学 河村正二 教授 色覚の進化(2) - 日経ビジネスオンライン

    網膜にある視細胞には、桿体(かんたい)と錐体(すいたい)があって、桿体は薄暗いところでの「薄明視」用、そして、錐体は明るいところで働き、色覚に関係している。 視細胞が光を感じ取るには、視物質が必要で、その視物質はオプシンというタンパク質と、レチナールという色素でできている。 レチナールの方は、脊椎動物ではだいたい決まったものが使われるので、様々な色覚の違いは、主にタンパク質のオプシンのバリエーションによってもたらされる。 ヒトの錐体は、赤、緑、青の3色に対応するオプシンを持っている。 とりあえずここまでが、前回の復習だ。 では、これらのオプシンを使って、色覚というのはどんなふうに実現しているのだろうか。 河村さんは、こういうところから説き起こす。 脳が色を塗る 「まず、色というのはそもそも光線にくっついているものでもなく、物質についているものでもないということを理解しておいてください。例え

    「色」は光にはなく、脳の中にある - 東京大学 河村正二 教授 色覚の進化(2) - 日経ビジネスオンライン
    otakky
    otakky 2016/02/27
  • 今の中国経済は日本の1992年ごろに似ている

    中国経済の今の状況は日のバブル崩壊後の1992年頃と似ている。中国の高度経済成長は2013年に終わった。不動産の価格が右肩上がりでグイグイ上昇するようなことはもう二度とない。しかし、中国人の消費が冷え込むようなことは起きていないし、中国の経済成長が急激にゼロに落ち込むようなことはまず起こらないだろうと宋文洲氏は予測する。中国の経済統計の信頼性を疑う声が強くなっているが、統計の問題は強調されすぎているとも言う。 私から見ると、今の中国経済は日のバブル経済崩壊後の1992年ごろの状況とよく似ています。中国の高度経済成長は2013年に終わりました。中国が10%とか9%といった高い経済成長をすることは、もう二度とありません。 そのことは、中国人の企業経営者ならみんな分かっています。不動産の価格が一調子でグイグイ上昇するようなことはもう起こりません。製造業では企業の選別が進み、付加価値の低い製

    今の中国経済は日本の1992年ごろに似ている
    otakky
    otakky 2016/02/26
  • 中国で生まれ変わるブラック・ジャック

    免許は持たないが、圧倒的な技術で不治の病と思われた患者までも治してしまう天才医師、ブラック・ジャック。大金持ちには法外な治療費を請求する一方で、貧乏人からはカネを受け取らない――。そんな破天荒な主人公が活躍する漫画「ブラック・ジャック」は、手塚治虫が1970年代に生み出してから今まで、根強い人気を誇っている。 このブラック・ジャックが、2年後をメドに実写化される。もちろん、実写化は今に始まったことではない。日では過去に数回、ドラマ化されている。今回新しいのは、実写化されるのが中国という点だ。 中国での実写化の話を、ブラック・ジャックの著作権を管理する手塚プロダクションに持ち込んだのは、中国でスマートフォン向けのゲームなどを製作している日のベンチャー、アクセスブライト。中国映画製作大手、北京光線伝媒と2015年に資提携した同社は、日で人気の漫画作品などを題材に、コンテンツ製作に乗り

    中国で生まれ変わるブラック・ジャック
    otakky
    otakky 2016/02/26
  • 「南シナ海」緊張拡大を仕掛けた中国の思惑

    南シナ海への配備が報じられた紅旗9(HQ-9)。米中の緊張が高まる。(写真=Imaginechina/アフロ) アジアが春節(旧正月=2月7日)で祝日ムードになる直前、きな臭い事象がいくつか起きた。一つは北朝鮮の弾道ミサイル(人工衛星)発射だが、もう一つは習近平・中央軍事委員会主席が、五大戦区改革発表後に初めて「戦備令」を出したことである。これで、新しく編成された解放軍の五つの戦区(戦略区)のうち安全戦区と呼ばれる首都防衛および他の戦区の支援にまわる中部戦区は2月7日より二級戦闘準備態勢に入った。これは、いまから思えば、その後まもなく中国が南シナ海パラセル(西沙)諸島のウッディー(永興島)に地対空ミサイルなどを配備していることが、米国発で報じられることを予想したものだともいえる。中国は、米国との緊張関係が一段レベルアップすることを想定し、首都の安全を担う中部戦区の戦闘準備レベルを格上げした

    「南シナ海」緊張拡大を仕掛けた中国の思惑
    otakky
    otakky 2016/02/25