ブックマーク / realsound.jp (29)

  • なぜライブハウスに宿泊施設? 梅田シャングリラの試みに見る、ツアーバンドの遠征事情

    大阪にあるライブハウス・梅田シャングリラが、新たな試みをスタートした。「国内初ライブハウス&ホステル一体化リノベーション」である。2005年にライブハウス運営を開始し、11年目に突入したタイミングで行われる一大プロジェクトだ。これは、ライブハウスの2階スペースに宿泊施設を作り、遠征でやってくるバンドマンたちが安価に利用できるようにするというもの。なぜ今回このような新たなスタイルに挑戦しようと考えたのか。梅田シャングリラの店長・キイリョウタ氏に電話取材を行った。 まず、今回のリノベーションに至った経緯として「宿泊施設の高騰」があるとキイ氏は語る。 「うちに来てくれるバンドたちが、ここ数年宿泊が取りづらくなっているということが一番大きい。関東もそうだと聞きますが、関西の宿泊施設の利用料が年々高くなっている。それで金銭的な問題で打ち上げもせずに夜中に帰るバンドが増えていて……かなり無理がたたって

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    otakky 2016/09/25
  • 人間椅子、王道ライブの中に見せた新しさ 兵庫慎司がその変化のプロセスを探る

    人間椅子がニューアルバム『怪談 そして死とエロス』のリリース・ツアー、全15のファイナルを3月19日(土)赤坂BLITZで迎えた。 2回のアンコールを含め、全18曲。『怪談 そして死とエロス』の中盤のヤマである「雪女」が1曲目、次は「地獄の球宴」。そして和嶋慎治(vo,g)、「スラッシュみたいにギターがうまくなりたいと思ってレスポールを買いました」というMCをし、ガンズの「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」のあのイントロをちょっと弾いて歓声を浴びてから、5曲目の「三途の川」になだれこむ──と、最新作収録曲を固め打ちする前半戦。 それ以降も、アルバムのオープニング・チューンでありリード曲である「恐怖の大王」、 鈴木研一(vo,b)の白塗りメイクと「耳なし芳一」「講談」「般若心経」の三つのアイディアが見事に渦巻く「芳一受難」、ナカジマノブ(vo,dr)が曲を書きボーカルをとる(そしてもち

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    otakky 2016/04/03
  • 「Perfumeのクールな表現は、熱い思いに裏打ちされている」佐渡監督が明かすアメリカ公演の裏側

    Perfumeにとって初となるドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume –WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』が、日10月31日より全国で公開されている。同作は、昨年リリースされたアルバム『LEVEL3』を提げて行われたアメリカ公演の模様に迫ったもので、これまでNHKの歌番組『MUSIC JAPAN』などでも彼女たちのライブを追ってきた佐渡岳利監督がメガホンを取っている。最新技術を用いて世界的にも高く評価されている彼女たちのライブはもちろん、その裏側の努力や、メンバーそれぞれのパーソナリティまで捉えた作は、どのように制作されたのか。ライターのさやわか氏が、佐渡岳利監督に話を聞いた。 メンバーの個性に踏み込むドキュメンタリー ――『WE ARE Perfume-WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』は、Perfumeにとって3回目のワールドツアーを追ったド

    「Perfumeのクールな表現は、熱い思いに裏打ちされている」佐渡監督が明かすアメリカ公演の裏側
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    otakky 2015/11/02
  • メタルの視点から見た、X JAPANの功績とは? ディスコグラフィーと活動遍歴から改めて考える

    LOUDNESSについて書いた連載第1回が非常に好評だったと聞く。とてもありがたい話だ。事実、「連載楽しみにしてます!」「ここでメタルを勉強します!」というポジティブな声から「次がVOW WOWじゃなかったら許さん」のようなリクエストまで届くほど。しかし、今のシーンを踏まえつつ過去を振り返ると、自分的には最初に紹介しなければならないバンドはLOUDNESSとX(X JAPAN)の2組なんだと、連載開始前から決めていた。これだけはどうしても覆すことはできない。 というわけで、今回はXをメタル側からの視点で語ってみたいと思う。彼らはヴィジュアル系の流れで語られることが多いのだが、Xとの出会いをきっかけに楽器を始めた、バンドを始めたというミュージシャンがV系以外にもメジャー/インディーズ問わず数多く存在するのも事実。現在のラウドロックにも少なからず影響を与えているだろうし、一周回って彼らに影響を

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    otakky 2015/10/17
  • 野村義男が語る、ギターコレクターの心得「どんなギターにも、それぞれ全部に意味がある」

    300を超えるギターコレクションを一冊にまとめた『野村義男の“思わず検索したくなる”ギター・コレクション』が6月25日に発売された。書の登場に「待ってました!」と膝を打ったギターファンも少なくないのではないだろうか。希少なヴィンテージ・ギターから愛くるしいビザール・ギター、ちょっと奇妙な珍品ギターまで、300を超えるギター・コレクションから伝わる、マニアの真髄とは? 「弾いて、集めて、改造して」と、止まることを知らないギター愛について、人に語ってもらった。 ※なお、同書に掲載されているギターの話については、<モデル名:掲載ページ>を参照。 「100万円のギターでも1万円のギターでも、買うときの覚悟は一緒」 ──まずは、ギターを始めたきっかけからお聞かせください。 野村:姉ちゃんが、かぐや姫や風にハマっていて、アコースティックギターをやっていたんです。でも、当時の僕は隣の部屋でプラモ

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    otakky 2015/07/19
  • 人間椅子、なぜいま絶頂期? 兵庫慎司がその特異なキャリアを紐解く

    JUN SKY WALKER(S)の、再始動以降初のオリジナル・フルアルバム『LOST AND FOUND』(2012年)の1曲目に、“ロックの資格”という曲が入っている。「ロックは禁煙をしてはいけない ロックは痩せてなきゃいけない ロックは長生きしてはいけない ロックは怒ってなきゃ駄目だぜ」から始まって、「ロックは×××しちゃいけない」「ロックは××じゃなきゃ駄目」が延々と積み重ねられていく歌詞だ。 何それ。バンドブーム世代のおっさんたちとって、ロックってそんな不自由で窮屈なものなの? と、若いロックファンは思うだろう。でも、そうなんです。そんなふうに「××しちゃいけない」や「××じゃなきゃ駄目」でがんじがらめになった、それはもう不自由で窮屈なもんなんです、ある年齢から上の世代にとってのロックって。と、激しくジュンスカに共感したので、バンドのスタッフからご依頼いただいた推薦コメントに、そ

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    otakky 2015/07/12
  • X JAPAN、BUCK-TICK、LUNA SEA……強者バンドが集結した『LUNATIC FEST.』徹底レポ

    X JAPAN、BUCK-TICK、LUNA SEA……強者バンドが集結した『LUNATIC FEST.』徹底レポ 結成25周年を迎えたLUNA SEA主宰による史上最狂のロックフェス『LUNATIC FEST.』が6月27日、28日の2日間、幕張メッセにて行われた。出演はすべてバンドで、女性ボーカルもいなければ、不自然にねじ込まれたような新人もいない、正真正銘“LUNA SEAが繋げる”布陣。そこで見たものは「ジャンルの壁、世代を超えて」などという安易な言葉で片づけることの出来ない、「リスペクトし、リスペクトされ、」というバンド同士の姿だった。9mm Parabellum BulletやROTTENGRAFFTYのステージに乱入したJ(Ba)は、“悪ガキどもの頼れる兄貴”だったが、BUCK-TICKとともに演奏する姿はむしろ“悪ガキ”だった。MUCCの逹瑯が『LUNATIC TOKYO』

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    otakky 2015/07/09
  • 「千本桜」はなぜ国境を越えて愛されるのか? CTS feat.初音ミクの動画が英語圏で話題を集める背景

    「千桜」はなぜ国境を越えて愛されるのか? CTS feat.初音ミクの動画が英語圏で話題を集める背景 2011年9月にインターネット上に公開されてから約3年半。ボーカロイドのシーンから生まれた数々の楽曲の中でも、「千桜」は今や世代や国境を超え、群を抜いた人気を誇っている。 黒うさPによって投稿されたオリジナル曲は、2014年3月23日現在で860万回以上の再生回数を記録。数々の「歌ってみた」動画も投稿され、JOYSOUNDのカラオケ年間ランキングでは2012年から2014年にかけて3年連続で第3位にランクインしている。まらしぃによるピアノカバーや和楽器バンドによる演奏など様々なジャンルのカバーも公開され、昨年には演歌歌手・小林幸子も日武道館公演で“持ち歌”として熱唱した。 さらに、2015年3月には“覆面LEDユニット”CTSが、初音ミクとコラボした形でこの曲をダンスミュージックのス

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    otakky 2015/03/25
  • 菜食主義、シェアハウス、パーティ……現役パンクロッカーが見た、アメリカ・パンクスの生活

    ハードコア・パンクバンド、FORWARDのボーカリストを務めるISHIYA氏が、自身の海外ツアー体験をもとに、その音楽シーンの違いや海外ならではの風習をレポートする連載。第1回【一般家庭のリビングでライブも……現役パンクロッカーが米国ツアー最新事情を報告】では、アメリカと日のパンクシーンの基的な違いを、第2回【東海岸には禁欲的な“ストレートエッジ”のパンクスも 現役パンクロッカーが米国各地のシーンを紹介】では、アメリカのパンクシーンの音楽性などについて紹介してきた。第3回では、アメリカのパンクスのリアルな生活に迫る。(編集部) アメリカ体験談3回目の連載となる今回は、アメリカのパンクシーンの生活状況について書いてみたいと思う。日でもアメリカでもパンクスというのは基的に金が無い。そんな中で筆者が体験した、アメリカのパンクス達の日常を紹介していこう。 パンクス達の多くはベジタリアン

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    otakky 2015/01/21
  • 音楽における「サブカル」とは? 円堂都司昭が戦後カルチャー史から紐解く

    近年、“サブカルチャー”あるいは“サブカル”という言葉を巡って様々な議論が交わされている。NHK・Eテレが『ニッポン戦後サブカルチャー史』を放映するなど、メディアで特集が組まれる機会も増えている。しかしながら、その言葉の定義はジャンルや論者によって大きく異なり、共通の理解が成立しているとは言いにくい状況ではないだろうか。そこで今回は文芸・音楽評論家の円堂都司昭氏に、“サブカルチャー”と“サブカル”の意味内容の変遷を歴史的に振り返ってもらいつつ、特に音楽における用法の現状について聞いた。 ――そもそも“サブカルチャー”あるいは“サブカル”とは、どのような背景で出てきた言葉なのでしょうか。 「1960年代には先進諸国で学生運動が盛んになり、ベトナム戦争に対する反戦運動もあって、この時期にフォークやロックが若年層に広く聴かれるようになりました。この時代の反体制的で反抗的な、社会に対して異議申し立

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    otakky 2014/10/14
  • 全日本プロレスからアメリカWWEまで……プロレステーマソングの歴代名曲まとめ

    プロレスというエンターテイメントにおいて各選手のテーマソングは、大きな楽しみのひとつだ。テーマソングが鳴るだけでどの選手が出てくるかがわかり、心が踊りテンションが上がるという方も少なくないだろう。そんなプロレスのテーマソングの中でも、特に音楽的に注目したい楽曲を80年代〜最近までに加え、アメリカWWEの大会公式ソングからもセレクト。プロレスと音楽の密な関係性を紐解いてみたい。 80年代日のプロレステーマソング〜全日プロレス 80年代は日プロレステーマソングの黄金期と言って良い。全日プロレス中継プロデューサー・今泉富夫氏、同局・梅垣進氏、桜井純一氏の3人が選曲を担当し、日テレビ音効の小川彦一氏がその3人から発注を受け、編集などを手がけた。 ミル・マスカラス「スカイ・ハイ」

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    otakky 2014/07/31
  • 伊藤博文は明治時代のトップヲタだった!? 快著『幻の近代アイドル史』を栗原裕一郎が読み解く

    アイドルの起源をどこに求めるかというのはなかなか難問である。「アイドルとは何か」という問いと同様に、何を条件とするかによって答えが変わってくるからだ。1971年の南沙織をアイドル第一号とするのが定説になっているけれど、これにしても仮説がいつしか定着したというだけの話であって、それ以前から「アイドル」という言葉は使われていたし、アイドル的な存在というのもいた。 南沙織=アイドル第一号説の論拠はいくつかあるのだが、一番大きいのは「テレビ(の普及)」だ。つまりメディアにより作られる虚像(とその質)に要点があるということで、映画、ラジオ、レコード……とメディアの変遷を遡っていくと、アイドル的な存在の元祖は、「カチューシャの唄」でポピュラーソング初のヒットを放った松井須磨子に行き着く。「カチューシャの唄」が大流行したのは1914年。ちょうど100年前のことだ。 だが、ということは、メディアという縛り

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    otakky 2014/07/26
  • Perfumeの新曲『Cling Cling』に見る、「日本らしさ」を超えた海外進出とは?

    つい最近、「きゃりーは日民族の誇り」という強烈な見出しがついたワーナーミュージック・ジャパン名誉会長のインタビューが日経ビジネスに掲載されていた。表紙には「コンテンツ強国へ この“熱狂”を売れ!」というコピーとともにステージで歌うきゃりーぱみゅぱみゅの写真が使われていて、「きゃりーぱみゅぱみゅ」と「日経ビジネス」という何とも言えない取り合わせに胸焼けがした。 件の日経ビジネス発売の数週間前、夜のニュース番組で「BABYMETALはなぜ世界でウケたのか」という特集が放送されていた。彼女たちの海外での人気を引き合いに出しながら政府のクールジャパン戦略のあり方を問うような構成だったが、一番インパクトがあったのはベビメタの3人と対面した際にどうにもピンと来ない表情を隠しきれていなかったクールジャパン戦略担当大臣の様子だった。番組の性質を考えると、あのリアクションは視聴者のそれなりの数の反応を代弁

    Perfumeの新曲『Cling Cling』に見る、「日本らしさ」を超えた海外進出とは?
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    otakky 2014/07/21
  • 英国の至宝XTCを聴けば、日本のポップ史が分かる? - Real Sound|リアルサウンド

    ライターの小野島です。今回から洋楽のアーティストを紹介する連載を担当することになりました。新旧ジャンルを問わず、その影響を受けた邦楽アーティストとの関連を踏まえながら解説していきます。 さて、先日パンク/ニューウエーブを紹介するラジオ番組「今日は一日”パンク/ニュー・ウェイブ”三昧」に携わった時、コメントゲストで出演してくれたのがサカナクションの山口一郎。彼が「パンク/ニュー・ウエーブこの1曲」ということで選んでくれたのがXTCの「Living Through Another Cuba」(1980)でした。 XTC「Living Through Another Cuba」(1980) XTCは英国出身。ボーカル/ギターのアンディ・パートリッジを中心にパンク・ムーブメントのさなかに頭角をあらわし、1977年にデビューした、ニュー・ウエーブの先駆けのようなバンドです。当初はキーボード奏者がいて

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    otakky 2014/07/20
  • ラルクからスピッツまで……ザ・キュアーが日本のロックに与えた広くて深い影響 - Real Sound|リアルサウンド

    今回は先月に行われたフジロック・フェスティバル最終日のトリを飾り、全36曲3時間、アンコールだけで40分という超ど級のステージを展開したザ・キュアーを取り上げます。 フジロックのセットリストはこちら キュアーというと2008年以降新作のリリースもなく、日では話題にあがることも少ないので、若い人には馴染みが少ないと思われますが、米英ではいまだアリーナ・クラスの大物ですし、ニュー・ウエーブ以降の耽美的で内向的な英国ロックの流れを語るにあたっては絶対に欠かせないバンドです。 キュアーはポスト・パンクの嵐が吹き荒れる1978年に結成され、1979年にデビュー。初期は極限まで音を削ぎ落したクールでモノクロームなミニマル・ロックでした。 The Cure「A Forest」(1980) それが次第に音がカラフルに、ポップになって、次々とヒット・シングルを飛ばし始めました。この曲は当時のキュアーとして

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    otakky 2014/07/20
  • スピッツのメロディはなぜ美しい? 現役ミュージシャンが名曲の構造を分析

    東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回は1995年に「ロビンソン」でブレイクを果たし、以来20年近くに渡って多くのリスナーに厚い支持を受け続けているロックバンド、スピッツの楽曲を読み解く。(編集部) 参考1:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析 参考2:ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析 参考3:小室哲哉はJPOPのリズムをどう変えたか 現役ミュージシャンが「TKサウンド」を分析 ひとつのフレーズの中で大きく動くメロディ 日でも屈指のメロディメイカーとして知られる草野マサムネさんの楽曲を分析をするならば、やはりメロディを中心に解説していくのがいいでしょう。その特徴はまず、ラインの起伏が大きいこ

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    otakky 2014/07/20
  • J-POPと洋楽、一番の違いは? 亀田誠治とJUJUが“大サビ”の効果を語る - Real Sound|リアルサウンド

    音楽プロデューサーの亀田誠治がJ-POPのヒット曲を分析するテレビ番組『亀田音楽専門学校』(NHK Eテレ)の第9回が11月28日、23時25分より放送された。 同番組は、亀田が校長、小野文惠NHKアナウンサーが助手を務め、毎回さまざまなアーティストがゲスト出演する全12回の教養番組。今回のゲスト講師にはシンガーのJUJUが登場。亀田とともに「ダメ押しのメロディー学」について講義した。 小野が、長く海外で過ごした経験を持つJUJUに、海外から見た” J-POP”像を尋ねると「ポピュラー・ミュージックは世界中にあるけれど、ジャパニーズ・ポピュラー・ミュージックは日でしか作れない、独特な音楽だと思います。だから大好きです」と、J-POPの特殊性に触れた。 亀田は、そんなJ-POPには「ダメ押しのメロディー」というべき巧妙なテクニックがあると言い、そのひとつである「大サビ」の説明を開始した。

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    otakky 2014/06/14
  • きゃりー、世界ツアーで3.5万人動員の快進撃 各国のメディアはどう伝えている?

    デビュー曲となる「PONPONPON」を世界23カ国のiTunes Storeでリリースし、いきなりフィンランドとベルギーのエレクトロチャートにおいて日人初となる首位を獲得。その後もJapan Expo出演など海外でも精力的に活動を続け、いまや日の「カワイイ」文化のアイコン的存在として、国内のみならず世界中に熱狂的なファンを持つきゃりーぱみゅぱみゅ。今年の2月13日からはアメリカ・シアトル公演を皮切りに自身2度目となるワールドツアー『NANDA COLLECTION WORLD TOUR 2014』をスタートさせた。およそ4ヶ月間に渡って11の国と地域で行われ3万5千人を動員する今回のツアー、現在ちょうど折り返し地点となる8公演を終えたところだが、すでにライブの行われた現地のメディアの反応はどのようなものだったのだろうか? いち早く彼女のアメリカ公演の模様を伝えたのはシアトルの音楽メデ

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    otakky 2014/04/12
  • セルフカバー集を発表する椎名林檎 作曲家としての特徴を現役ミュージシャンが解説

    椎名林檎が、5月27日にセルフカバーアルバム『逆輸入 ~港湾局~』をリリースすることを発表した。椎名はこれまで、SMAPやTOKIO、PUFFY、広末涼子、ともさかりえ、栗山千明、真木よう子、野田秀樹らに楽曲を提供してきた。作には、その中から選んだ11曲を収録。アレンジャーとして、小林武史、冨田恵一、前山田健一など錚々たるメンバーが名を連ねていることもあって、ファンからは期待の声が上がっている。 椎名が提供した楽曲は、いずれも一聴して彼女の作曲だとわかるほど“色”が強い。その理由とは何なのか。これまで当サイトで、aikoや松任谷由実などの楽曲を分析したロックバンド・トレモロイドのキーボード、小林郁太氏に話を聞いた。 「椎名さんの楽曲の特徴のひとつに、コードワークとメロディーラインといった曲の構成そのものが『派手』である、ということが挙げられるでしょう。まず、コードについて分析すると、椎名

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    otakky 2014/03/30
  • ユーミンのメロディはなぜ美しく響くのか 現役ミュージシャンが“和音進行”を分析

    東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回は1972年のデビュー以来数々の名曲を世に送り続け、昨年も宮崎駿監督作品『風立ちぬ』に「ひこうき雲」が主題歌として起用されるなど、日のポップ史における「生ける伝説」と呼ぶべきシンガーソングライター、ユーミンこと松任谷由実の楽曲に迫る。(編集部) 参考:モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析 作曲家には多かれ少なかれ、その人の型や癖があります。例えば以前このコラムで扱ったaikoさんや桑田佳祐さんの楽曲は誰が歌っても彼らの曲とわかるような特徴があります。そういう意味では、ユーミンの楽曲にはアクの強さはありません。しかしユーミンの繊細で情緒豊かな曲世界が「ユーミンにしかできない」オリジナリティを持っている

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    otakky 2014/03/22